(10:15)日本のスポーツアナウンサーのインタビューには、しばしば「唖然」としますね。「あんた、頭が熱くなっているんじゃないの....」と。

 試合に興奮しちゃいけないんですよ。プロとして。「ここは何を聞くべきか」を冷静に考えて、選手から貴重な言葉を引き出し、見ている人に新たな情報を提供し、その中で感動を呼び、そして「試合中の謎」を解いてくれる情報を聞き出さないと。

 「謎」はいろいろあるじゃないですか。あの時なんであの球を投げたのか。あの時どうして走ったのか。監督の指示はどうだったのか、などなど。今日もNHKBSのインタビューアーは田中に、「昨日も言いましたけど...」と言われていた。今日だったら「7回はどうだったのか....」を聞くべきでしょう。

 昨日の田中の一言を聞いていれば「カイクルとの対戦でしたが.....」と聞く筈がない。昨日田中は「相手投手は関係ない」と言っている。さすがにマー君もむっとしていた。「こいつ俺の昨日のインタビュー聞いていないんじゃ....」と不信感を持ったんでしょうね。

 相撲も野球もしばしば日本のスポーツインタビューアーは「これをここで聞く ?」という質問が多い。要するに素人なんでしょうね。あまり当該スポーツにも詳しくない。しばしば選手にばかにされている。多少まともなのはサッカーかな。むろんそうじゃない人も一杯いますが。

 ところで時間がたてば分かるのですが、今朝の日経。『「ポスト習氏」 見送りか』は非常に理解が行く記事だな。毎日新聞は数日前に「陳敏爾氏は今回政治局常務委員(7人しかいない)に昇格したあと、来年3月の全国人民代表大会(国会)で国家副主席に就任することが内定した」と報じていた。

 でも昨日の3時間半に及ぶ長大な習近平の演説を見るまでもなく、彼は「やる気満々」に見える。後任らしき人を任命してしまうと、周囲がそう見るので、「習さんもあと5年か」という雰囲気になる。またもしかしたらその人を10年待たせるかも知れない。

 噂に上っている人は皆50台なので、10年待ったら60台の後半になったりする。それは指名された人も方が迷惑でしょう。それにしても習近平もなかなか挑戦的だ。正面から見て右の江沢民、左に胡錦濤を置いて、「過去に出来なかった改革(汚職撲滅)をしている」と言って見せた。

 その気の強さが彼を支えているし、しかしその気の強さが彼に災難をもたらすかも知れない。見ていてそんなことを思いました。