(10:03)越智さんに誘われて行った「日本ものづくりワールド」はとっても面白かった。見ることは信じること。3Dプリンターに興味があったし。

いろいろ丁寧に説明して頂きました  設計製造ソリューション、機械要素技術、医療機器開発製造、3D&バーチャルリアリティの4分野で、出店各社が自社の技術、製品を披露。出展者同士の情報交換やビジネス、来場各社との情報交換や、それから一歩進んで商売。

 最初に立ち寄ったのは「チタンクリエーター福井」さんのブース。眼鏡は私にとって常に興味の対象なので。チタンの広い用途を改めて認識しました。そして鯖江の技術の高さを。

 とがったテクを持っている同業者が、「さらに高みを」との志で共同研究しているというのが素晴らしい。いろいろ話をしていて、ここではおみやげまで貰っちゃいました。いや、素晴らしいんですよ。既に製品になっているもの、そして試作品の数々。

こんな頑丈な、空洞があるものが簡単にできる  全体的に言えることは、各県、各地域が「産業振興」の観点からそれぞれ努力を、それが各企業の努力とマッチアップしているということ。各社が自社の技術と他社の技術の接点を求めている。それは日本全体の技術力の向上に繋がる。

 実は今までの日本で企業間の情報交換がうまく出来ている地方は、京都です。もともと山に囲まれて狭い地域に産業が集積し、かつ花街もあることからいろいろな会合が多くて各社のトップを顔をあわせることが多い。今は出会いをこうした展示会が提供しているのかな、と思った。

 知りたかった「3Dプリンターの現状」に関しては、松浦機械製作所さんでたっぷり。今まで私の印象としては「金属も出てきているが、まだ樹脂中心かな」と思っていたらとんでもない。

 各種金属粉末を高温で吹き出し、ターゲットに吹き付けた段階で瞬時に凝固。それで「層」を作り、それほビルドアップしていく。それを日本語で「積層」というらしい。初めて聞いた言葉だ。12000とか30000とかの積層。

このサイズが金属AMTMの最大サイズ  発想次第で、どのような形状も可能。時間は結構かかるが、金型なしの金属加工。むろん棲み分けは可能です。金型は規格・大量の製品製造に向いている。3Dプリンターは個々の、独創的なオーダー製品を丁寧に作るケース。というのも時間がかかりますから。ソフトウエアも重要。

 それでも、「こりゃ製造業は大きく変わる」と思いました。いや製造業だけでなく、あらゆる業種がある意味「壁なし」になってきている。古くは「スピードの経済」で主張した「壁崩しとしてのITテクノロジー」が徐々に経済全体に浸透してきた印象。

 人もいっぱいきていたし、駐車場も超満タンだったし。若い人が多かったな。で、「日本もまだまだ大丈夫じゃないかな」と。あそうそう、業界の人は3Dプリンティングとか言わなくて、「Additive Manufacturing Technology」というそうな。覚えました。