(07:31)青森県から新潟県にかけての地名には、新潟がそもそもそうですが「潟」が付く地名が多い

 青森県の「十三潟」、秋田県の「八郎潟」「象潟」、そして新潟県の「新潟」などが代表例。「潟」とは何か。私は直ぐにハゼを思い浮かべますが、辞書を調べると「遠浅(とおあさ)の海岸で満潮の時は隠れ、潮が引くと現れる所。しおひがた。ひがた」「外海と分離してできた湖や沼」とある。つまり「潟」にも二種ある。

五城目の道の駅  前者について言えば、つまるところ海に近い平坦な平地で、おそらく昔は海と一体となっていた地域ということでしょう。なぜ日本海側に多い印象があるのか。面白いと思ってネットを調べたら地名コレクションというサイトがあって、これが日本全国の「潟」の付く地名を集めている。新潟が入っていないのが笑えるが、一応は集められている。

 東京もあって、「あれ、あったかな」と思ってビックリしたが、八丈島だった。圧倒的に日本海側が多い。大陸から亀裂が入って分離した日本列島の日本海側に「潟」が多いと言うことは、私の勝手な想像では「その後、なだらかな海底が隆起した」「川がもたらした土砂が潟を作った」などでしょう。

来てみたかった日本海側の駅の一つ  実際に車で北から庄内平野に入ってくると、「真っ平らだな」「これは米所になった背景が分かる」と思いました。酒田市のHPの最初の写真が「平野」の北半景を映し出していますが、本当に平坦です。「潟」がそのまま街と田園になった印象。

 なぜだか知らないが、昔から「酒田」には興味があった。最上川が日本海に注ぐ河口の直ぐ近く。「これって危なくない.........」と地図を見てずっと思っていたし、「米どころの代表格、米集散の代表的地名」という印象もあった。

 実際に酒田駅の近くで周囲を見渡すとビックリする。起伏がない。まったいら。調べると庄内平野は南北50キロ、東西6キロらしい。海岸沿いの道を車で走るとそりゃ平野をでかく感じる。「庄内」ナンバーの車は、たまに都内の道路でも見掛ける。東京までそれほどかからない。

まったいらの中に  今いるのは「開湯1300年」をウリにしている湯田川温泉というところですが、同じ日本海側にあるという意味であえて言えば「小型城崎」(兵庫県)という感じかな。まだ旅館の風呂にしか入っていないが、「これは外湯か」という浴場も見掛けた。

 青森でフェリーを降りて、徹底的に日本海に拘って南下。時々強い雨で、ふっと晴れると木々の緑と低い浮き雲が作り出す幽玄な景色に見とれながら。北海道を思わせる地名(なかなか読めない)があちこちに。なのか知らないが、武勇の単語の地名が多い。「矢立」とか。

 南下していて笑えるのは気温の変化。むろん日々の各地の天候状態によって異なるが、総じて言うと印象的には「70〜80キロ南下すると温度が一度上がる」感じ。

 留萌は宗谷岬より一度温かく、函館は小樽より温度が高い。函館では涼しさを失いつつあるのが分かり寂しい。秋田は青森より汗ばみ、湯田川は日中は東京よりほんの少し涼しい程度。東京は雨も上がって今日は35度の予想らしい。恐ろしい。

 それにしても、日本は本当に「緑の国」です。緑があふれかえり、むせかえっている。色濃い森林、そしてどこでも芽吹き、育つ植物。緑具合では「キューバに負けてないな」と思って見ていました。国旗の中の○を緑に.....やっぱりしまらないか。