98年05月31日(日曜日)

 久しぶりに良い天気でしたね。「外に出よう」という気分になった。で、うろうろしましたが、気分が良かった。この季節はこうでなくっちゃ。金曜日の出張など、一日しとしと大阪に行っても、京都に行っても、そして東京に戻ってきても雨が降っていた。これはちょい滅入りますな。
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 わらじやのことを書いたら、さっそく「懐かしくて」というメール。FKINYU のオフ会で一度会ったことがある「千香子(現在はNIFTYでは京都の和菓子にちなんで「あじゃりん」というハンドルを使っているとのこと)こと、藤木さん」から。この名前には騙されるんだ。男です。「今年4月から京都大学経済研究所助教授を辞し、再び日本銀行の方にもどっております」とのこと。そりゃそうだ。京都にいた人は、「わらじや」のことは知っているでしょう。

 このメールによると、千賀子氏はこの3月末に著書を刊行したそうな。「金融市場と中央銀行」という題名で「 東洋経済新報社」より。「国際金融制度の枠組みを映じて中央銀行の役割が大きく変化していることを踏まえて大胆に時代を区分し、国際金本位制の時代、第二次大戦後のブレトン・ウッズ体制の時代、1970年代以後の国際変動相場制の時代別に構成されている」とのこと。そういえば、本屋で見かけた気がします。このサイトの読者の方の中でも、興味をもたれる方がいるかもしれない。

 本の刊行ラッシュです、小生の身の回りでは。同じ「東洋経済」から河野君が林君と一緒に訳したクルーグマンの本(題名は「マサチューセッツ・アベニューなんとかで通貨政策を扱ったもの」)が出たし、白ちゃんの本も東大出版会から近く出るという。なかなか楽しみです。
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 本と言えば、木曜日に本屋で何気なく買った五木寛之の「ハオハオ亭亡憂録」(角川書店)がなかなか面白い。「本の旅人」に連載したコラムをまとめたものですが、土日にパラパラ読んでいて結構笑えた。中でも面白かったのは、「鳩無鳥はキュウと鳴く」の最後のお坊さんの数の数え方が面白かった。

  1. テンムダイ(天無大)
  2. テンムジン(天無人)
  3. ハトムチョウ(鳩無鳥)
 これらは皆数字を表すという。「天」から「大」を取ると「一」、「天」から「人」を取ると「二」てな調子です。これは、お妨さんが仲間同士でお布施の話をするときに、下品ならないように符丁で話すときに使う言葉だという。寿司屋の符丁とは違う。友人にお坊さんがいますから、三、四、五、六、七、八は聞いておきます。それとも、どなたかご存じ。

 その次の「ワシは京都の異邦人」も面白かった。「京都は日本のふるさと」とか言われているが、京都は「外国文化を平然と吸収して栄えてきた雑食性の街」という主張。そういえば、「京都は貸間産業の街」という人もいた。京セラ、日本電産などなど。経営者は皆京都出身ではない。京都はそれを育むが、入れ込んでいるわけではない。というわけで、このコラムには京都がいかに雑食性かを証明するために、「京都のエスニック料理屋」がいっぱい登場する。それぞれ行ってみたい店です。
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 エコノミストのサイトに行って記事を調べていたら、独自スクリーン・セーバーを見つけました。ダウンしましたが、変わっていて面白い。単純な繰り返しでなく、
「World Events Reported Weekly But Not Weakly」
「World News Without An American Accent」
「London Based But Not London Biased」
などなど。全部見てありませんが、結構面白い。


98年05月30日(土曜日)

 「講演」と言えば、大手や名前の通った企業の財務や経理、それに経営者の方々を相手に喋るのが多いのですが、今回の大阪出張講演は受信中心の支店の周年記念行事で、預金をされている方々が主な聞き手。つまり、専門家ではないのです。これはちょっと頭を絞りました。なぜなら、聞く方は素人が多い。だから JARGON (専門用語)はあまり使えない。それを使えば、話の内容がそこで難しくなってしまう。しかし、なかには経済をよく勉強していて、詳しい人もいるから内容は落とせない。若い人もいれば、年寄りもいる。

 だから、今回の講演は結構作戦を練りました。誰にも言いませんでしたが(^_^)(^_^)。こうやって話を初めて、こちらにもっていき、ここでプレスして、ここで笑わせて、ここでドキッとさせて........と。でも、あまり作ると臭くなる。結構、難しいのです。大体結果は最後に出ます。聞いてくれた人の眼が輝いていれば成功。もっと良いのは、質問がなるべく多く出ることです。質問というのは、喋った人にある程度の親近感が生まれて初めて出てくる。「聞いても丁寧に答えてもらえないだろう」とか「聞いても大した答えをもってないだろう」とか「とにかく早くこの会場を去りたい」と思われてしまっても、質問は出ない。だから、講演のあと質問が出るかどうかは、講演が成功したかどうかの一つのメルクマールなのです。今回は、支店の人も驚くくらい質問が出た。だから、まあ良かったのでしょう。あまりの低金利の継続に、具体的に資産をどう運用したらよいのかという質問が多かった。(^_^)(^_^)

 実は、講演の最中でも聞いている人の反応は敏感に感じ取ることが出来る。これは始めた頃には分からなかったが、回数をこなしていると分かる。ちょっと気持ち悪い話ですが、聴衆の一人一人の眼をなるべく見るのです。とろん、どろんとしていたら、もう方針を変えた方が良い。目線があった時に、視線が緊張していればほぼ成功です。しかし、緊張が続くとそれはそれで疲れさせてしまいますから、この緊張をしばしば解いてやらねばならない。これが難しい。はい、実は今勉強中です....。いくら策を弄しても、自分の中に詰まっている以上のモノは出てこない気もしますから、最後は自然体ということになるのですが.....。
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 何処に行ってもただでは帰ってこない私は、今回は出張が大阪と京都の間だったことから、講演が終わり、帰りの電車まで時間があったので、ちょい京都に足を延ばしました。キッチン5の優子さんから「ここは美味しいわよ」と聞いてた「わらじや」さんに。三十三間堂の直ぐ近く。この店のことは会社の小林君も話題にしていたと思うが、京都駅からタクシーで5分くらい。住所は、「東山区七条通本町東入る」で電話番号は、075-561-1290。

 鰻の料理としてはしばらく前に名古屋の「ひまつぶし」、おっとっと「ひつまぶし」を紹介しましたが、こちらは雑炊です。しかし、並の雑炊ではない。蘭水という歌人が米寿を迎えたときにこの店について次のように詠んだ、という。この歌を印刷した紙に包まれて割り箸が置かれている。

 鰻鍋と鰻雑炊

 鰻は海より川に入るか川にのみ育つままかの問題のあるが 料理の仕方もまた余程困難 殊にその姿のまま骨を抜くは極めて工夫を要するを わらじや主人これを考案して無情の味覚を整え鰻雑炊を案出して 滋養と精分とを増進するなど上戸にも下戸にも満喫の舌触り実に好評無類の京料理

 花よりも京の味 毛津鰻雑炊 米寿 蘭水

 コース料理です。最初にお茶と先附け三品が出てきて、その次に「鰻鍋」が出てくる。汁がうまい。あと骨を抜いたざっくり切り(筒切り)の鰻と焼き葱下に沈んでいる春雨も良い。それが終わると出てくるのが「鰻雑炊」です。これはボリュームがたっぷり。ゴボウが入り、卵が入り、鰻(白焼き)が入り、そして椎茸が入り....。無論、雑炊だからご飯が入っている。そう、お餅も。全部食べるのにちょい時間がかかる。その後が、デザートのメロン。大満足の鰻料理です。ははは、雑炊のコースで6100円。でも、絶対損したとは思わない。

 最初に紹介した歌があまりに達筆で読めないので、そこの軽く80才は超えているおばあさんにちーと時間をかけておそわっていたら、気に入られて「またいらっしゃい」と。ハイ(^_^)(^_^)。ちなみにここの従業員によれば、創業は秀吉のころだという。だからでしょうが、瓢箪が入り口に飾ってある。で、「わらじや」の名前の由来は。犬養智子さんによれば、「秀吉がここで昔、わらじをぬいだ.....」そうです。今度は「一炉庵」で「鰻鍋」を食べたい。
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 土曜夕刊の朝日新聞の社会面には笑える記事が二つある。「パイアグラ」関連の。ほほえましい。


98年05月29日(金曜日)

 珍しく大阪に日帰りの出張で、何しろ新幹線に6時間も乗っていましたから、随分と時間があったし、それを有効に使えました。今はどこにいても、書斎が簡単にできあがる。半分は寝ていましたが、半分は近く仕上げなければならない文章を書いたり、講演のファイルを見直したり、そして考えごとをしたりでした。行きは右後ろの席に「サタデースポーツ」の相撲解説でお馴染みの「尾車親方」(でしたっけ)がいて、女性と二人でいて凄いいびきで寝ていましたが、まあこれはあまり気にならなかった。愛嬌の範囲で。(^_^)(^_^)
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 思索(1)=円が安い。もうすぐ140円になりそうである。自分の今年の円の安値に対する予想は141円だったから、予想としては目標に接近しつつあり、今年がまだ半分も過ぎずにここまで来てしまった。と言うことは141円というドルの高値目標は目標としては「風前の灯火」になったということだ。なぜこれほど速く円安が進行したか。今年の初めに予想できなかったことは、ここまでの大幅な、かつ急ピッチでの円金利の急激な低下である。「スピードの経済」でも書いたが、「インフレは死んだ」というのが私のここ数年の主張で、それは当たっている。しかし、「インフレの死」どころか、日本では景気の悪化と投資対象の喪失からすべての資金が外に出るか、さもなくば動性のある日本国債に投じられている。よって金利は下がっている。今の状態が続けば、つまり日本国内に投資対象が見つけられない状況が続けば、円金利はもっと低くなってもおかしくない。だから、円には恒常的に円安圧力がかかる。

 円安はそれほど悪いことだろうか。ドルは360円から79円75銭まで下げた。円は高値の79円75銭から今は139円である。半値にもなっていない。それから見れば、日本がグローバルな経済の形の変化の中で適応力を欠き、国としてのミスマッチを起こして活力を失っていく過程で円が安くなるのはある程度当然だし、悪いことでも、歴史に例がないことでもない。世界一の貯蓄国の国内に投資機会がないとすれば、資金の一部は海外に流出する。メリットを考えれば今の円安は、国内デフレ圧力の緩和要因にもなる。

 問題なのは、基本的に対外収支が赤字だったイギリスやアメリカの通貨の歴史的下落と、日本のように対外収支が黒字の国の通貨の下げには大きな差があると言うことだ。赤字国の通貨の下落は、対外競争力を強め、方向としては不均衡是正に働く。しかし、黒字国である日本の通貨円の下落は、日本の対外競争力を一層高め、不均衡を一層拡大する。その連想からアジア各国の通貨は売り圧力を受けている。そしてそれがまたアジアの諸国の経済を混乱させている。だから、赤字国の通貨下落と黒字国の通貨下落の影響は、違うのである。

 だから、今の日本にはこれしかないから「円安はやむを得ない」という意見には俄には賛成できない。円安はアジアを中心とする経済を一段と不安定にする。その意味では日本は何よりも国内で投資機会を作りだし、資金を中で使って需要を喚起し、経済の活力を取り戻さなくてはならない。木曜日に韓国の姜さんが電話してきて、「伊藤さん、150円になったら韓国経済は大変ですよ」と。多分そうでしょう。だから、円はアジア諸国の為にもあまり下がるのは良くない。しかし、経済が「べき論」で終わればこんなに楽なことはない。残念なことに、「経済」はしばしば「べき論」の方向では動かない。今週末から来週にかけては、今年の円相場の安値に関する予想を変えなければならないだろう。
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 思索(2)=人間とは、どうしてほんの少しの先はもう見えない近視眼的存在であろうか。「コンピューター」でも「核」でもそう思う。コンピューターで言うと、まず Y2K (コンピューターの2000年問題)がある。なにせ世界のコンピューター・メーカーは1995年までは2000年問題を無視して今までの作り方でコンピューターを作っていた。5年後は見ていなかったということだ。その間の事情はソフトウエアもそうだった。どうして目先しか見えないのか。

 Y2K の以前には、ニューヨーク・ダウが「10000ドル」に達したとき、それを一部のコンピューター、ソフトウエアが「1000ドル」ないし「0000ドル」と読み間違って大きな問題になるのではないかという「1万ドル問題」がある。ニューヨーク証券取引所やSECはそうした問題が発生する危険性を否定しているが、一部のコンサルタント会社は、一部の古いソフトウエアは「10000ドル」が認識できず、達した瞬間に妙な「売り指令」が出てニューヨーク証券取引所が大混乱になると予想している。「Y2K」にしろ「10000ドル問題」にしろ、少し先を見れば予想できなかったことではないはずなのに。

 多分、コストや今までの作り方への準拠が先に来るのだろう。そして、いよいよ目先に迫って慌てる。インドネシアのルピアが1ドル=10000ルピアに行ったとき、日本の大部分の銀行のコンピューターにはこの単位が入らなかった。これは多くの例を聞いている。手で対応したところもあったようだ。ちっちゃな例は、身の回りにもいくらでもある。

 インドとパキスタンにも失望させられる。お互いの国の政治家は、国内政治事情に基づいて行動している。核をもった政治家は、国内基盤が強くなる。国威を発揚するからだ。インドはパキスタンが憎く、その逆も真だから国民は世界の全体像を忘れて、一時的にその政治家を支持する。政治家も国民から支持されるから、「正しいことをした」と思ってしまう。しかし、それが世界全体に及ぼす潜在的な脅威には眼が行かない。政治家は国内の支持基盤だけを気にする。印パに対して「おまえら、かって戦争しろ」とは言えない。過去の印パ紛争ではもうない。中国が一番速く「遺憾の意」を表明したのは当たり前だ。国境を接している。

 「核の冬」は地球を覆う。遠く離れた日本も無縁ではない。地球はちっちゃな星だ。人間は優れた動物だが、まだまだでんな。先が見えないから、人生は面白いという面はある。しかし、薄々気づく先行きで、脅威になるものは事前に準備し、取り除いて行かねばとも思う。「Y2K」や「10000ドル問題」はまだ修復の可能性が高い。しかし、印パのしていることは取り返しがつかない道に人類が進んでしまったときの結果としての「サルの惑星」を想起させる。What a mess !

 ところで、ここで疑問、質問です。仮に日本の円が「1ドル=1000円」に行ったとき、日本中、いや世界中のコンピューター・システムには何が起きるのでしょうか !!素人目には、「大丈夫」と言えないような気がする。ちなみに参考までに言うと、ルピアが1ドル=2000ちょっとの水準から15000まで行くのに3ヶ月とかかっていない。相場とは、それほど動くのです。だから、「1ドル=1000円」の世界は考えておく価値がある(^_^)(^_^)。


98年05月28日(木曜日)

 本日は明日の大阪出張の予定などあり、国本さんからいただいたジョークだけで。しかし、十分パンチがあります。

  1. Marriage is a exchange of three rings. engage ring , marriage ring ,suffering.
  2. True love is like a ghost.Evrybody talk about it,but,no one has ever seen it.
  3. うちの新妻は料理が苦手なんだけど、トマトサラダを焦がしたのには参ったよ。
 ははは。(^_^)(^_^)


98年05月27日(水曜日)

 ブルーンバーグのラジオを聞いていていると、面白いことに気づ付く。時間を言うとき、「25 minutes past the hour」としか言わないのです。普通は、「25 minutes past 5 o'clock」のように言う。最初違和感があった。しかし、これは考えてみれば当然です。インターネット・ラジオだから世界中のどこで誰が聞いているか分からない。ということは、「今何時か」なんて絶対言えない。GMT に対して30分刻みの時差を持つ地域が世界でどのくらいあるか知りません。しかし、少ない。としたら、何時でも「the hour」と表現するのが正しい。あとは聞く人が、自分のエリアの時間に合わせて時間を知ってくれ....ということです。

 ちょっとしたことですが、一定のエリアだけのメディアに慣れた人間には違和感があり、物足りない(「一体何時なんだよ...」と)。しかし、逆に「GMTで....」と言われるよりはしっくりくる。しかし、ここで一つ問題です。「25 minutes past the hour」を日本語としてやる場合に、なんと訳せばよいか。仮にです。日本語のインターネット・ライブ・ラジオができたとして。時間を言わないで、「いま、25分過ぎです....」くらいですかね。世界中でも聞く人は1億数千万しかいませんが、それはそれで大きな市場です。誰かやったらどうですかね。
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 27日という一日を取ると、世界中の株式市場で上がったのは中国と韓国の株式市場くらいです。あとは、代表的な指数で見てすべて下がっている。ニューヨークの株式市場は一時ダウで170ドル以上下げた。あと大きく戻し27ドル程度の下げにとどまりましたが、それでもまだ安い。欧州の株式市場は全滅、ラテン・アメリカも全部下げている。むろん日本も下げ。その中で、世界的に商品相場は大きく下げ、日本では金利が史上最低を更新。ロシアで何が起きたかと言えば、中央銀行が50%だった金利を、150%に引き上げた。金融市場を「落ち着かせるため」という。しかし、150%の金利を持つ国の経済がうまくいく筈はない。

 世界中の金融市場が昨日は「弱気」で「共振」した。大きな枠組みで見れば、モノのインフレの引き続きの低下と、モノから出て資産(株など)に向かった膨大な資金の不安定化。こうした中で買われるのは、流動性が高くて信用力のあるものです。世界的なデフレ環境の中でマネーの価値が高まっていますから、高い利回りを追う必要はない。世界主要国の債券はもっと買われることになるでしょう。目に見える、手で触れるモノの価値さえも大きく低下する中では、投資家が自分が投資しているものの価値を改めて問い直してもおかしくい。

 一つ確実なのは、情報と資金が従来よりは非常に短いインターバルで世界を駆けめぐる今の経済では、あるものの値段の変化は加速されるということです。まるで「ねずみの時間」が「ゾウの時間」になったような変化が世界の経済には出ている。ゾウがねずみのような時間単位で動くとしたら、これは今までの我々の常識から言えば、それは「激震」です。この「激震」が経済のシステムそのものを壊さないように、枠組みを作らなければならないことは明らかで、バーミンガムのサミットで決まったIMFによる短期資金の移動監視もその努力の一環でしょう。しかし、まだこのシステムが出来るのには時間がかかる。ということは、しばらく「ゾウがどしんどしんと動く」ような powerful volatility と我々は付き合わざるを得ない、ということでしょう。
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 司法省とマイクロソフトの訴訟を受けて、真っ先に動いたのはゲートウェーでした。スタートアップ・スクリーンをカスタマイズして、自社のインターネット・サービスをプロモートするという。実際に見ていませんから分かりませんが、ソフトウエア会社に対するハードメーカーの自己主張が始まったということ。ゲートウェーは、ブラウザを顧客が選べるシステムにもするという。これらは、司法省とマイクロソフトの係争のコアをなすもの。

 ゲートウェーの発表によれば、立ち上げ画面の問題についてはどうもマイクロソフトがメーカー・サイドに従来より柔軟な姿勢を示しているようです。マイクロソフトとしては、メーカーを締め付けていないという一種の証拠が欲しいでしょうし、ゲートウェーとしては個性的な立ち上げ画面を持つ PC を最初に出したいということでしょう。日本のメーカーはどうするんでしょうか。やはり、個性に溢れた PC が我々としても欲しい。性能は、通信速度など補完財の現在の限界から見て、行き着いているような気もしてますから。メーカーも性能争いなどせずに、女子高生にも買ってもらえるような PC を考えたらどうでしょうかね。


98年05月26日(火曜日)

 今は便利ですね。いろいろなサイトから、直近までの為替相場のムーブメントまで取れる。これは、MMSさんのサイトから取ってきたものですが、こうしたサービスが徐々に充実して欲しいものです。(^_^)(^_^)音の面で言うと、私の最近のお気に入りは、ブルーンバーグのフロントページから入れる「Bloomberg News Radio Live!」です。ISDN だからかもしれせんが、音質も極めて良好。普通のラジオと全く変わりません。一度オンにすると、消さない限りバックグラウンド・サウンドの役割を果たしてくれる。

 ところで、高値に張り付いていたドルがぼこんと一回落ちて、その後また戻していますが、何があったかというとルービンの発言。根谷ちゃんに送ってもらったニュースだと、ルービンは再びあの U.S NEWS AND WORLD REPORT の記事に触れて、

Rubin said he saw the story, ``and I was somewhat surprised by it. We have, over the last several months, said that Japanese authorities have expressed their concern about the weakness of the yen and we had shared that concern.''
 と述べたという。しかし、ドルはその後直ぐに戻っている。ドルが高く、債券の利回りが大きく低下したにも関わらず株が150ドル(ダウで)以上も下げたのは、マイクロソフトに対する新たな独禁法訴訟の動きや、米企業収益の先行きに対する懸念が出たため。日本の金利が史上最低にあり、金融政策決定会合議事要旨で示されたように新たな利下げの可能性が喧伝される限りは、ドルの下値を買う動きは続くでしょう。
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 5年ぶりにパスポートの更新をしました。なにせ今持っているものは、6月11日に期限切れになる。で、有楽町のセンターに行ったのですが、まずは満足できる形で簡素化されていました。かつてはもうちょっと手際が悪くて、時間がかかったような気がした。手続きをしながら、運転免許証の更新も時間がかからなくなったし、こうした「手際」の面では日本の官庁も進歩している(^_^)(^_^)....と思いました。日本人は「手際」や「些事」での改善がうまい。

 下手なのは、「大枠」の変更・改善です。これをしようとすると詰まってしまう。まあ別に官庁だけではない。日本の組織全体がそうですな。詰まり状態。むろん、この小さいことの改善の積み重ねが、日本を救っている面もある。偉大な製造業国家の基盤は、何でも少しでも良くしようという努力の積み重ねだと思う。だから、官庁の窓口が徐々に「顧客本位」に手際よくなりつつあるのは、それはそれで良い兆候です。企業も、カスタマーへの意識は高まっている。ウーン、問題なのはもっと大きな仕組みを手際よく改革できないかだが.....と考えながら、パスポートの更新をしていたのでした。今度のパスポートは、「10年有効」です。10年ね。いろいろなことがありそう。何カ国に行けるか.....
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 付録です。プロ野球ファンには、次のページのインターネット・サイトで夜遅く帰ってきてもその日の野球の結果が見られる。これは、便利でんな。

 阪神タイガース
 中日ドラゴンズ
 読売ジャイアンツ
 ヤクルト・スワローズ


98年05月25日(月曜日)

 今朝アップしたnews and analysisにも書きましたが、今朝の日経に掲載されていた「日本経済破綻防止、米は150円容認も」は唐突な記事でした。「日本経済の破綻を防ぐ唯一の方法なら....」この為替レベルを容認するという。ちょっと引っかけっぽい。なぜなら、今が「唯一の方法としてこの手段を取らざるを得ない状況かどうか」に関しては判断していない。仮定法の記事だからです。しかし、相場はこの記事で先週末の135円台から137円台になった。Damage has been done ! というわけです。

 実はこの記事は日経の朝刊を読む前に日経のサイトで発見して、原文主義(原文をチェックするという)の小生は、U.S. News And World Reportのホームページを見てみました。どんな記事の中で、どんな前後関係で書かれているかに興味があったのです。しかし、どこを探しても、検索しても出てこない。だから今朝の段階では、

 実はこのニュースを見て、原文を取ろうと同誌のインターネット・サイトを検索しましたが、どうも見つからない。大きなまとまった記事ではなく、短信として載っているのかもしれない
 と書きました。あとで分かったのですが、これは同誌の「Washington Whispers」(ワシントンでのつぶやき まさに「短信」)に載っているらしい。私の常識だと、「Washington Whispers」の記事はこれまで「これはワシントン・ウィスパーに載っているのだが....」という断りを入れていたはずです。というのは、このセクションの記事は「Whisper First」になっているからで、確証とかそういうものは後回しになっている。あくまでも「つぶやき」なのです。しかし、この日経の記事は、「ワシントン支局」発となっていて、この辺の事情が書かれていない。

 世の中の変化や時代の変化は、「新聞の小さな記事として現れる...」とよく言われる。そういう意味で、「短信」は極めて重要です。私も小さい記事ほどよく見るようにしている。しかし、「well-placed sources」のような形で記事が流れれば、相場は確実に動く。前後関係が分からないから、市場参加者は不安になってそうなる。だいたい「それが唯一の方法なら....」なんていう仮定の上で話せば、確率が1%のものだって随分と可能性の高い選択肢に上がってきてしまう。それはそうでしょう。アメリカも他に方法がなくなって日本経済が崩壊する....といった状況なら、150円も容認するでしょう。しかし実際には、崩壊しないように、景気対策も打っているし、日本国内では構造改革論議が盛んなわけですから。

 このニュースで相場が動いてしまったあとで、ルービン財務長官は

 KANANASKIS, Alberta -- U.S. Treasury Secretary Robert Rubin Sunday reiterated he continues to share Japan's concerns over weakness in the yen and insisted U.S. dollar policy remains "absolutely unchanged."
 The remarks came in response to reporters' questions about a U.S. magazine report that indicated Mr. Rubin is "willing to let the Japanese yen keep plunging -- below the 140-to-the-dollar level and even to 150 -- if that's the only way to keep the world's second biggest economy from totally collapsing."
 The report, contained in a brief in U.S. News & World Report's June 1 "Washington Whispers" column, cites "well-placed sources."
 "Our dollar policy remains absolutely unchanged," Mr. Rubin told reporters as he was leaving the Asia Pacific Economic Cooperation finance ministers' meeting here.
 と述べている。私は140円超まで円安は行くという予想をずっと立てていますが、あまりこういう中身のない記事で相場が動くのは、たとえ同じ方向でも気分の良いものではない。
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 Netscape4.0x と JAVA との相性に関しては、木村さんから重要な示唆を頂きました。それに関する情報は、ここにあります。つまり、ショートカット・アイコンの右クリックの一番下のプロパティを開いて、「リンク先」の最後に「-start_java」と入れるのです。肝心なのは頭に半角のスペースを置いてこの「-start_java」を入れること。

 今までは Netscape4.0x で小生のワイン・フロントを起動すると「読み込み」の「31%」のところで詰まったような状況になった。しかし、それはこの「-start_java」のおかげでなくなりました。しかし、JAVA の起動そのものはそのたびにしているわけで、よく見ると灯台が現れた起動画面の最終時にそれを一生懸命している。ははは、けなげなソフトです。


98年05月24日(日曜日)

 久しぶりに会った従兄弟(といっても9才も年上ですが)のお医者さん(飯田橋の大きな病院の整形外科医です)と話をしていて、「医者の世界もマック」というのが分かりました。この従兄弟とはそうですね、数年に一度しか会わない。今までコンピューターの話などしたことはなかった。しかし、何かの拍子にコンピューターの話が始まり、少し話題が進みだしたらいろいろなことが分かった。

 聞いていると、お医者さんの世界も学会のプレゼンテーションなどにはかなりコンピューター・ソフトウエアが進出してきているらしい。マックだと「なんとかカーション」とかいうソフト。Windowsだと当然「パワー・ポイント」。しかし、この前者のソフトはもう製造しておらず、今後はマックに乗るマイクロソフト・オフィスの中の「パワー・ポイント」が主流になる見通しだという。こうしたソフトをどのようにうまく使って、発表をうまくやるかが非常に重要らしいのです。

 今まではスライドとか、その手のものを使っていた。しかし、患部をクリアにして周囲をぼかすとかという技は今までの手法では出来なかった。そこで、プレゼンテーション・ソフトが必需品になっているらしい。デザイン関係などの世界が「マック・ワールド」だということは知っていましたが、実は写真を多く使う医者の世界もマックが主流だという。その病院では、先生方は大体マックを使っているのだそうです。

 私の従兄弟は、photoshop を使っているという。実は、小生はこの有名なソフトは知ってはいますが、使ったことはない。その従兄弟の奥さんが嘆いていました。「もう2年間くらい、家に帰ってくると3時間はコンピューターの前に座る.....」と。ははは、凝り性な人はそうでしょう。だからこそ、腕上げする。最近はそうでもないが、何でも覚えているうちが一番楽しい。覚えることがなくなったら、もう面白くない。
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 JAVAとの相性が悪くてずっと避けていた Navigator の 4.05 を久しぶりに入れてみた。以前よりは少しは速くなっているかと思えば、相変わらず重い。どうしてなんでしょうね。まあでも、一つ良くなったのは PDFファイルがリンクから直接ブラウザの上で開けるようになったこと。今までは、デスクトップにいったん保存しておいて、それをダブルクリックしていた。

 しかし、ネットスケープの製品を無料でサイトからダウンしてくるのは、なんだか違和感がある。この会社の製品は、何らかの形で買うのが今まで普通だったから。なんだかすまないような。ネットスケープが自社のかなりの製品を free software にした関係で、yahoo との関係がおかしくなって、提携を解消したらしい。ネットスケープがサイトの広告料で収益を得るようになって、利害の衝突が起きたためだという。マイクロソフトの戦略が、ネットスケープとyahoo の関係も冷たいものにしたというわけだ。


98年05月22〜23日(金〜土曜日)

 えへへ、ちょっとさぼり癖が出てしまいましたが、理由もあって忙しかったのです。まあ、振り返ってみれば「これ、これ」と思い出せるイベントはそうは多くないんですけど。だから、あまり大したことはやってないのかもしれない。でも、6月は2回ほど近場ですが海外に行くことになりそう。楽しみ。

 金曜日は、近くシカゴに赴任する白ちゃんの送別会。久しぶりにビスボッチャで。午後7時30分からでしたが、金曜日ということもあって相変わらず混んでました。この店は何時行っても活気がある。中で働いている人も何人かは新しい人でしたが、顔見知りも多くてちょっと懐かしかった。

 集まったのは、ぼぶばぶNORIKO内藤ひさだ中井金沢の各位と、それにしらちゃんと私。この連中は、とにかく五月蠅い。まるで、この有名なイタリア・レストランをそこらの一杯飲み屋のように。誰も誕生日ではないのに、「Happy Birthday」を歌い出すやつとか。隣の外人グループ(6人だったと思う)からちょっと遠くの日本人グループまで、一緒に歌っていた。何という........(^_^)(^_^)。でも、ENJOYしてしまいました。店にはちょい気の毒でしたが。

 小生もアメリカは最近行ってない。ずいぶん変わったようです。しらちゃんには、このアメリカを忠実にレポートして欲しいもの。まあ、仕事もあるんでしょうけど、せっかく行ったのだから、何もかも見て欲しいものです。期間が短いことが分かっているわけだから、早めに予定を立てることですか。Good Luck !!
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 土曜日は、半分寝て、半分文章の校正をしてました。近く本になるはずのものの。多人数で書いたものを、私が見たり、書いた本人が書き直したり、編集者が見たり.....をへたあと、また私が見て多少直した。また、編集者が見ることになるでしょう。何人もの人間の目を通るほど、文章は間違いがなくなり、読みにくい部分が減って良くなる。文章を書き慣れていない人は、自分の文章をひとに直されることをものすごく気にしたり、嫌がるケースが多い。

 しかしそれはちょっと違う。書き手には思い込みがあり、文章の流れの癖がある。「癖」は非常に重要です。それがしばしば「売り」になる。だから大事にしなければならない。しかし、その「癖」が生きる場合と、そうでない場合がある。それを見極めるのが重要です。また、簡単に表現できることを回りくどく表現をしてしまうこともある。それは第三者が読んだ方が、見つけやすい。また、最近はワープロの打ち間違いがある。小生も、あちこちに書く文章はなるべく出す前に誰かに読んでもらうことにしている。

 しかし、それでも読み直すと、「ここはこうしておくべきだった」というのがある。しかし、何時までも完成しなくて良い文章というのはない。少なくとも小生には。だから、いつも時間との競争です。問題なのは、「限られる時間の中で、どのくらい言いたいことをうまく表現できるか」。
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 小林君が「伊藤さん、サミュエルソンが日本についてこんなこと言ってます」と教えてくれて読んだら、はははなかなか厳しい。

Samuelson also criticized Japan for its inability to fix the financial and economic problems plaguing the world's second-largest economy.
 "I regard Japan as the worst self-governed country in the world. The bureaucrats there never knew much and never learned anything.There is no leadership at the Prime Minister level," Samuelson said.
 The saddest thing is the (Japanese)electorate does not have a clue about where to go. They even objected to the rescuing the banking system.
 なにを言うておると反論するのは簡単です。問題なのは、こうした見方がなぜ広まっているのか、そしてこうした見方になぜ誰も反論しないのか、反論できないのかです。Lincoln の記事については、「何をばかなことを」とワシントンでもかなり評判が悪いらしい。しかし、ワシントンのアメリカ人が言う前に、日本サイドからの反応がなければならないと思う。私の回りに Lincoln を知っている人がいましたから今コンタクトを取っていますが。


98年05月21日(木曜日)

 夕方6時半から2時間くらいは、法学部の教授の方々(大部分が東大の先生でしたが)に最近のアジアの通貨危機の背景、外為規制の撤廃の影響などを話すという会合に出ました。最初45分くらい私がしゃべりましたかね。その後は、それぞれが思ったことをしゃべる「バトル」。なぜ「バトル」という表現を使ったかというと、席に着いたら6月初めの日経経済教室に載る石黒一憲教授の書いた文章があって、その中に「市場の失敗」「政府の失敗」に関する記述があり、それが一見私の意見と逆だったから。私がちょい過激にこの単語を使った。意見を交換しているうちに、考えての似ているところも見つかりましたが。

 いろいろな話が出ました。「市場の失敗」「政府の失敗」以外に。私が主張したのは、「政府の失敗は長引く。これに対して市場の失敗は修正が早い」というもの。しかし、市場の失敗が国民の suffering をあまりにも大きなものとするときには、むろん市場も規制しなければならない。その物差しをどこに置くかは、非常に大きな問題です。そんなところから話が始まって、de facto standard を握りつつあるアメリカのシステムに関する話、世界経済の監視機関として登場しつつあるIMFの今後の役割、電子マネーの話など。最後は雇用不安の話になりました。

 でも本当に楽しい2時間でした。しゃべるときにいつも思うのは、「ただ一方的にしゃべるのは面白くない」というものです。ばしばし質問を受けて、反論があり、議論がぐちゃぐちゃになる方が勉強になって面白い。知っていることをしゃべるのは、実はなるべく短くしたい。今夜の会合は、それが理想的だった。これらの先生方とは、今後とも keep in touch でいたいと思いました。ただ、名刺を交換した7人の先生方のうち名刺にメール・アドレスを刷り込んでいた先生はお二方でしたが....。
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 WINDOWS95というのは不思議なOSですね。今朝会社のパソコンを立ち上げてインターネットにアクセスしようとしたら、「サーバーの種類....」と出てきて、接続が拒否される。何にもしてないんですよ。昨日最後に使った段階から。周囲の人間も私が五月蠅い(^o^)からこのパソコンは使わない。「あれ」と思って、「じゃ、rebootだ」と思ってやってもだめ。ちょっと切れかけました。で、そこで頭を使った。加島君が「WINDOWS95は、劣化する」と言っていたのを思い出したのです。

 そこで何をしたかというと、コントロール・パネルの「ネットワーク」からいったん「TCP/IPダイアルアップ・アダプタ」を抜いた。その上でまた「追加」した。「追加」すると、「reboot」を要求される。それが済んで、「これでダメならヘルプ・デスクだ」と思ったら、今度はうまくいった。ただそれだけです。抜いて、入れた。それで、直る。面白い。加島君に電話したら、「FAT の悪戯」と。専門的なことは知りません。これが「弱い」と彼は表現していた。不思議ですな。コンピューターなんてよほどのことをしなければ壊れない。思いついたことを実験してみることです。
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 自分が文章を書いた記憶もない、といって注文した記憶もないサイビズの「SOHO-COMPUTING」という雑誌が送られてきて、どないしたんだろう....と思っていたら、知っている人が登場しました。NORIKO 様。最後の方のページに。「ビッグバン時代を生き抜くSO-HOとは?」という文章で。なるほど、ようまとまっている。ところで、SO-HOと言えばちょっと縁あって、本日森ビルがやっている「MEDIA HILLS」を見学しました。見ただけですが。中川さん、tks。

 この雑誌には、あと「あたご法律事務所」の弁護士さん、靴屋の若旦那と二人の知り合いが登場している。世の中狭い。そして最後に付録。本日オープンだそうで。


98年05月20日(水曜日)

 この一両日で98年5〜6月号のフォーリン・アフェアーズに載っている記事をいくつか読んでいますが、これはなかなか面白い。読んでいてつい笑ってしまう記事もある。

 まず Edward Lincoln が書いた「Japan's Financial Mess」。日本の金融危機がなぜ起きたのかを時系列的に追っているのですが、要するにこの記事が言っているのは「日本が今までやってきたことはまやかし」「日本は本当の意味の改革をしていない」「すべてを先送りにしている」.....ということで、その結論は、

「米政府は、日本政府に圧力を掛けることが難しいことを発見している。今こそアメリカ政府は日本との他の関係分野でも、明確なシグナルを送るべきである。アメリカは日本と協議することを止めるべきである。会議をキャンセルし、電話がかかってきても返答せず、政策(policy moves)の事前通告もしないことによって、アメリカはもはや日本をグローバル・パートナーとは見なしていないとのメッセージを送るべきである。これは、世界第二位の経済大国に対する粗暴な強硬策に見えるかもしれない。しかし、現環境下では世界全体にとって破滅的なものとなる道を歩もうとしている日本の軌道を変える唯一の方策である」
 と。この記事は月曜日の「Market Live」出演の際に内山さんからもらったのですが、同じ日に電話で話をしたリチャード・クーさんの話ともトーンがあっていた。彼は先週まで10日間くらい主にワシントンに出張してFEDなどの連中と話をしてきたそうですが、そこでも「日本政府のやっていることはまやかし」との意見が強かったそうだ。むろん、この「Lincoln 」の記事については、「極端」というのが彼の意見でしたが。「もしかして、世界経済の軌道を大きく悪化させそうなのに、何もしない日本」というアメリカ政府の怒りは、煮えたぎっているように見える。
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 本人はまじめに書いているものの、ちょい「何を今頃」と笑いながら読めるのは「Zuckerman」の「A Second American Century」です。今のアメリカ経済の成功の原因を分析して、これは永遠であり、「17世紀はフランス、19世紀はイギリス、そして20世紀はアメリカの世紀だったが、21世紀もアメリカのものだ」で結んでいる。彼が、「アメリカ経済の成功の原因」として挙げているのは、私も「スピードの経済」で指摘したようなことです。目新しいものはない。

 これに反論しているのが「Krugman」で、彼は「America The Boastful」(高慢ちきなアメリカ)という文章の中で、「わずか数年前に見られたアメリカに対する悲観論も、そして今見られるアメリカ一人勝ち・世界の他の国々はアメリカを模倣せよという風潮も、どちらも間違っている。アメリカ経済のファンダメンタルズは変わっておらず、長期成長率は上昇しておらず、生産性も上がっておらず、構造的失業率が低下したとしてもせいぜい1%だ。次のリセッションが来れば、勝利によった今の雰囲気はばかげたものに見えるだろう。一方、アジアには成長が戻るだろう」と予測している。今の日本で言えば、クルーグマンは「唐津 一」さんでしょう。体勢の意見と逆を言っている。

 まあ、「スピードの経済」を読んでもらえれば、私の意見は分かっていただけるでしょう。日本が「be back」するためには、今弱みになっているものを克服しなければならないと思うわけです。ただ黙っていても、日本に活力と繁栄が戻ってくると考えるのは間違い。
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 韓国の姜さんが日本にきていて、内田さん、内藤さんと4人で飯会。姜さんは、21日のマーケット・ライブに出ます。内藤さんには、エクセルで重要なヒントをもらいました。tks。


98年05月19日(火曜日)

 米連邦政府と20の州政府がマイクロソフトを相手取って独禁法に基づく訴訟を開始した。その関連の記事が面白くて、インターネットで見つけては読んでいる。合併が国境をまたぎだした時代にも前面にでれなくてやや手持ちぶさただった司法省は、久々の大規模訴訟にやや上気している様子が高官の使う言葉の端々から読みとれる一方、マイクロソフトのサイドはこれまで一生懸命「強くなろう、大きくなろう」と努力していた時代の言ってみれば「過去の傷」がこの訴訟の中でほじくられて、ちょっと動揺している様子もある。

 両サイドの言葉はこんな感じだ。  

 司法省=マイクロソフトのビジネス慣行は、アメリカそれに世界中の消費者の選択肢を狭めている。同社はソフトウエア産業における競争を抑圧し、革新の息の根を止めている

 ビル・ゲーツ=米国経済を21世紀に導くPC産業、それにアメリカとその消費者にとって、一歩後退(a step backwards)の措置である。この訴訟は、マイクロソフトのイノベーションの権利にかかわるものだ

 しかし、連邦政府の訴訟内容と、ニューヨークを初めとする20州の訴訟の内容は若干異なっている。訴訟の中で連邦政府が問題にしているのは、
  1. インターネット・エクスプローラーをOSとしての windows の一部分(バンドル)としたこと
  2. コンピューターを最初に起動した時にスクリーンに現れる絵をマイクロソフトが限定していること
 の二点。従って連邦政府が勝訴すれば、消費者はその段階で多様な(多くはコンピューター・メーカーを作った)スクリーンでのコンピューターの立ち上げと、コンピューター・メーカーが選んだパッケージでの windows98 とブラウザの組み合わせを可能にするコンピューターの選択が可能になる。もっと具体的に言えば、立ち上がりから「COMPAQ」と出てくるようなコンピューターや、インターネット・エクスプローラーがバンドルされていない Windows98 でネットスケープを立ち上げながら使うということが可能になるということだ。
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 州政府の起こしている訴訟はもうちょっと広範に渡る。
  1. マイクロソフトは、IBM のロータス製品を排除するために PCメーカーに OFFICE(ワード、エクセルなど)の購入を強制している
  2. windows に Outlook Express をバンドルして、E-MAIL ソフトウエア市場の独占を狙っている
 などが加わる。連邦政府の訴訟には今後「Windows Nt」に関する訴訟も増え、訴訟は一段と大きくなる可能性が大だという。不思議なのは、これだけ大規模な訴訟が行われている中でも、Windows98 の出荷には停止命令が出ていないこと。連邦政府はこれに関して、「我々がやめさせたいのは、(製品の出荷ではなく)マイクロソフトのビジネス慣行である」と述べている。従って、エクスプローラーをバンドルした Windows98 は予定通り25日から売り出される。

 アメリカでこれだけ大規模な独禁法訴訟が行われるのは、司法省の IBM や ATT に対する訴訟以来だろう。IBM と司法省が係争中だった時代にIBM の会長だったワトソンは、その後回想録の中で「なんという資源(人、資金など)の無駄使いだったことか.....」と述べている。IBM はこの司法省との訴訟が終わりを告げようとしていた1981年に当時は影も形もなかったPC産業の先行きを見誤り、OS をマイクロソフトに、 Central Processor Chip をインテルに投げてしまったが故に、80年代後半からのコンピューター産業に対する支配力を失ってしまう。

 一つ言えるのは、今回の訴訟でも両軍の弁護士費用を含めた訴訟費用は膨大なものになるだろう、ということである。アメリカ政府は財政が黒字になり、マクロソフトも膨大な資産を抱えると言う点から見れば、両軍はふんだんに資材、資金を使うだろう。しかしこのプロセスの中で、司法省の IBM 訴訟がその後のコンピューター産業に思わぬ方向をもたらしたような展開が生まれるかもしれない。ということは、もしかしたら日本のメーカー、ソフトウエア産業にも出番があるかもしれない、とも思う。ちょっと楽観的かもしれませんが。

 個人的には、司法省や米20州の訴訟には大賛成です。OS を握ったメーカーはその他製品の販売でもっと控え目であるべきだと思う。世界中のコンピューターで立ち上げの時にあの「MICROSOFT WINDOWS」という絵を見せられるのはもう若干うんざりしている。もっと色気のある、かわいい立ち上げピクチャーがあっても良いし、しばしば値段よりも消費者としては「選択肢」を大事にしたいと思う。


98年05月18日(月曜日)

 眠い !!。朝起きたのが正直3時30分ごろ。それからインターネットでサミットの最終宣言文を見つけて読んで、G7議長声明とあまり変わっていないのを確認してパワー・ポイントでフリップ用のファイルを作って。それをファックスでそのまま送って。しかし、送った番号が違っていて、4時30過ぎにテレビ東京の担当者から電話がかかってきて....。今度はアナログで送り直し。

 G7とかサミットの直後の「マーケット・ライブ」に出るときは、いつもそんな感じですな。スタジオに入ったのが、番組開始(午前6時)の15分前くらい。むろん内山さんと、あやちゃんは来てますが。ははは、今日は送っておいたフリップが私の手元に届いたのが本番が始まってから。まあ、朝の忙しい番組ですから、こういうことはよくある。フリップができないうちに番組が始まったら、「それはそれで.....」と思っていましたが、滑り込みセーフ。まあ、でも小生はたまですが、あやちゃんは毎日ですから大変ですな。内山さんも隔週とはいえあまり夜遊びはしないように....。今回のサミットに関する私の見方は、PDFファイルとしてここにありますから、ご興味のある方はどうぞ。
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 眠いながらも、頭はかすかに(^_^)(^_^)働いていた。番組でも少し言いましたが、今回のサミットほど抱えた課題が大きかったことはないし、「決定打」を打てなかったことで目立ったサミットもなかった。一方では、グローバリズムを掲げながら、一方では「インドネシアのことはインドネシア国民が決めればよい」(クリントン大統領)としか言い様のない現実。de facto standard に従ってIMFが処方箋をインドネシアに与え、ネシアがそれに従って政策を実行したら、「暴動」が起きたという現実。

 アジアの問題をこれだけ討議しながら、インドに核実験の実施から「核保有宣言」への一連の行動を思い止まらせることが出来なかった現実。インドや中国が世界でかなり重みを持つ国であるにもかかわらず、冷戦後にサミットに参加してきた国はロシアしかない現実。
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 ダイムラー・ベンツがクライスラーを実質的に合併するような時代に、国民国家の首脳達が話し合えることは、どこかスコープが小さい印象がする。世界経済には、このサミットに参加していない国の企業もむろんからんでいるし、サミット参加国の企業の事業展開もはるかにサミット参加国領域を越えている。

 血と肉を持った国民が住む国民国家の代表である政治家が選べる選択肢は、世界というスコープから見れば狭まっているように思う。国民に背けば、政治家を追われる。グローバルな経済の原理原則を曲げれば、国民経済がうまくいかない。この相克を避けるためには、事前に巧妙に計算された緻密な政策が必要なように思う。しかし、緻密に計算するには統計もそろっておらず、今自分の国の経済に何が起こっているのか知ることすら難しい国もある。

 今回のサミットが「今後重要」と指定した一連の方向性の中には、「短期資本の動き監視」「各国経済に関する統計完備・公表」などなど多くの課題が並んでいた。しかし、経済の変化のスピードは一段と加速しており、先進国の統計さえも政策策定に使うには「too late 」なものになりつつある。多分、人間はこうした困難な状況を乗り越える知恵を徐々につけていくと思う。しかし、当然ながらそのプロセスの中では多くの失敗が繰り返されるに違いない。


98年05月17日(日曜日)

 試合が始まったとき、両軍のピッチャーの打率のところは「000」でした。斉藤(雅)と伊藤(智)。しかし、この両軍のピッチャーがともに一本凄い当たりを出して、その出た状況とランナーの数で試合が決まった一戦だった。(^_^)(^_^)

 試合が始まった直後は、伊藤(智)の方がはるかに「きれ」があるように見えました。素人目には。何せ最初の5人くらいを4三振で乗り切った。松井は見逃しの三振。清原はバットを振ったものの三振。対して、斉藤(雅)は同じく一回は三者凡退にしとめたものの、打たせて取っていた。正直見ていて、これは伊藤(智)の方に分がある、と思えた。大げさに言えば、「ノーヒット・ノーランも可能性ありか」と思えた。

 先取点はヤクルト。確か池山が2塁打し、それを副島が綺麗なヒットで返した。次の点もヤクルトで3回。伊藤(智)が先頭打者での確か左中間を抜く二塁打がスタート。この時、伊藤の打率は記憶では、一挙に「0.16」に上がったと思う。今までに打席に立った回数が5回くらいしかなかったということです。つまり、今季はまだフル回転していない。この時点では、ヤクルトはもっと点を入れそうだった。しかし、結局この回の点数が最後だった。それからは、巨人の方が一方的に点を入れた。

 最初(4回)のは松井の二塁打を清原が返した、と思う。松井の二塁打は目の前を凄い勢いで飛んでいきましたが、一塁手の頭上50センチを抜いていくような凄い当たりで、ライト線から1メートルくらい内側に落ちた。6回の松井のホームランは、当たった瞬間にそれと分かる当たり。たぶん、球場で見たのは初めてです。体が逆三角形をしている。強そうですな、上半身の力が。ホームランを打たれたピッチャーは、する事もなく肩を落としている。伊藤がそうでした。

 巨人にとってのビッグイニングは8回。この回は笑っちゃいました。とにかく「000」の斉藤が出てきたときランナーが二人いて、冗談で「そろそろだな。これだけゼロが続けば、斉藤もホームランでも.....」としゃべっていたら、本当に出た。レフトに一直線にいった凄い当たり。確か、「0.059」に打率がなった。ははは、もう10数回打席に立っていたということです。今季の斉藤は苦労していますから、今回は伊藤に粘り勝ちですな。伊藤はまだ持久力がなかったように思う。

 最後に出たのがそれまでまったく駄目だった清水のホームラン。印象では、一塁側内野席の前から11列目の我々の上を通ったように見えた。だから、ファールだと思ったのです。しかし、ポールの上1メートルくらいを左に落ちていった。目の錯覚でしょうか。ま、野球を見に行って3本ホームランをみれたら、「観戦」としては当たりですね。風が適度にあって、季候も良く、ビールがうまくて、今季最初の野球観戦は気分が良かった。やはり野球はドームより、外が良い。はい、満員御礼でした。初日がこれにならなかった相撲は、その後どうなってますかね。


98年05月16日(土曜日)

 最近、ジョーク、食べ物屋の紹介が多い。ははは、いいでしょ。本日もレストランの紹介....

 西麻布の交差点から天現寺に向かって500メートルくらい歩く。右側を、花屋を過ぎ、キッチン5に通じる道を通り過ぎ、バブルの後遺症が顕著な駐車場を過ぎ。そうすると、忽然と巨大なレストランが出現する。丘の上に乗っているから、よけい大きく見える。この場所にこんなに大きなレストランが出来るのは、やはり虫食い状態になった日本の土地もようやく再開発が進み始めた兆候か。

 今までここは通り過ぎるだけでした。良く通っていたものの。そこで、今回は時間を見つけて行ってみた。昼飯時に。石の階段を上る。建物の前面に立つ二本の大きな柱。そして、その下にメニューが出ている。ちょっと田舎の小さなホテルのロビーといった風情。大きな建物に入っているレストランですから、一階、二階とも非常に多くのテーブルが並んでいる。一階はカジュアル風、二階はちょい高級中華料理店の風情。

 でも肝心なのは味。で、今回は一階で飲茶を試した。まあまあではないでしょうか。良いのは、サービスが途切れないこと、従業員が比較的熱心にやってくれること。種類も豊富ですし、麺もあれば、デザートもきちんと揃っている。3000円とちょい高いものの、昼なのに人がいっぱいだったのは人気があるんでしょう。女性が多かった。

 食べるだけでは満足しない私は、それとなしに聞きました。「どこの経営なの....」と。香港のお金持ちでも作ったレストランかと思っていた。しかし、帰ってきた答えは「伊藤ハム」。で、この会社のサイトを覗いてみたら、ありました。結構力を入れているようです。このサイトには、次のような説明がある。

 本場香港の料理人を含め、総勢60余名からなる選り抜きの料理人が、総力を挙げて皆様をおもてなしいたします。美味しさ、楽しさ、健康…。そして、お客様の美味しい笑顔が私たちの願いです。皆様に末長く愛される中国料理店として、心を込めてサービスさせていただきます。

 中国料理店として世界でも珍しいオープン・キッチンのある店内は、スマートカジュアルがテーマ。キッチンを舞台に、料理人たちが織り成す炎の技が客席を盛り上げ、美味しさを掻き立てます。また、バックグラウンドには九龍から見た香港島の景色を映し出すスーパージオラマ(高さ3m×幅12.5m)も。早朝から夜景までの時の移り変りや、その中を行き交う飛行機や遊覧船の姿を1時間程で映し出し、本場の雰囲気を一層醸し出します。

 確かに中華のオープンキッチンというのは珍しい。料理人は多い。全国の有名店から集めたそうです。香港からも呼んだとか。ただし、スーパージオラマは見なかった。まあ、店があれだけ大きいと全部見るのは大変です。

 正直なところ、あまり大きなレストランは好きではない。12〜15人程度のレストランが好きです。しかし、例えばビスボッチャのようなレストランは大きいけれども雰囲気があって良い。このレストランはまだ夜来たことがないので不明ですが、それなりきの雰囲気はありそう。ですから、近くを通りかかったらお寄りになることを勧めます。大きいからこの店を探すのに迷うことはない。ただし、このレストランを探すこつは、ちょい目線を上にして探すことです。丘の上にありますから。問題なのは、レストランの中で待ち合わせをすると、一体どこにいるのか分からなくなる。THAT IS THE PROBLEM.(^_^)(^_^)


98年05月15日(金曜日)

 ジョーク、JOKE、ジョーク、JOKE、ジョーク、JOKE...........

  1. Getting married is very much like going to a continental restaurant with friends. You order what you want, then when you see what the other fellow has,you wish you had ordered that.
  2. At the cocktail party, one woman said to another, "Aren't you wearing your wedding ring on the wrong finger?" The other replied, "Yes I am, I married the wrong man."
  3. Man is incomplete until he is married. Then he is really finished.
  4. A happy marriage is a matter of give and take; the husband gives and the wife takes.
  5. Marriage is an institution in which a man loses his bachelor's degree and the woman gets her master's.
  6. A little boy asked his father, "Daddy, how much does it cost to get married?" And the father replied, "I don't know, son, I'm still paying for it."
  7. Young Son: Is it true, Dad, I heard that in some parts of Africa a man doesn't know his wife until he marries her? Dad: That happens in most countries, son.
  8. Then there was a man who said, "I never knew what real happiness was until I got married; and then it was too late.
  9. When a newly married man looks happy we know why. But when a ten-year married man looks happy - we wonder why.
  10. Married life is very frustrating. In the first year of marriage, the man speaks and the woman listens. In the second year, the woman speaks and the man listens. In the third year, they both speak and the neighbors listen.
  11. After a quarrel, a wife said to her husband, "You know, I was a fool when I married you." And the husband replied, "Yes, dear, but I was in love and didn't notice it."
  12. It doesn't matter how often a married man changes his job, he still ends up with the same boss.
  13. A man inserted an 'ad' in the classifieds: "Wife wanted". Next day he received a hundred letters. They all said the same thing: "You can have mine."
  14. When a man opens the door of his car for his wife, you can be sure of one thing: either the car is new or the wife.
  15. A perfect wife is one who helps the husband with the dishes.
  16. A woman was telling her friend , "It is I who made my husband a millionaire." "And what was he before you married him." Asked the friend. The woman replied, " A multi-millionaire". ........... that's all folks !!!
  1. ローマ法王と、弁護士が同じ日になくなって、天国に召されました。天国の入口で天使が出迎え、「これから天国をご案内致します。」と、二人の前に立って歩き始めました。「これが神様の御殿、これが天使たちの集会所、・・・」と、一通り名所案内が終ったあとで、「弁護士さん、これがあなたのお住いです。」と、とても素晴らしい館を差し示しました。弁護士は、「有難うございます。」と、その館に入りました。天使は、ローマ法王の方に向直り、「これがあなたのお住いです。」と差し示したのは、とても粗末な小屋でした。ローマ法王は、「私は人生のすべてを神様にささげたのに、あの弁護士よりも粗末な住いしか与えられないのですか。」と、天使に質問します。天使は、「これまでローマ法王はたくさん天国に来ましたが、弁護士はあの人が始めてなのです。」と答えました。

  2. 数学者と哲学者と弁護士が同じ日になくなって、天国に行くか、地獄に行くかの審判を受けることになりました。まず、数学者が別室に呼ばれ、天使から質問されます。「そこへお掛けなさい。1+1は?]  数学者は迷うことなく「2です。」と答えました。「あなたはとても頭の良い人です。天国へどうぞ。」と、天国に召されました。次に、哲学者が呼ばれ、「そこへお掛けなさい。1+1は?」  「それはとても奥の深い問題で、とても一言で答えることは出来ません。」と、哲学者。  「あなたはとても思慮深い人です。天国へ。」最後に、弁護士が呼ばれました。「お掛けなさい。1+1は?」  弁護士はおもむろに席を立ちあがって、入口のドアを閉め、「いくつであって欲しいんですか。」と答え、天使を誘惑しようとした罪で地獄に送られました。 >
 ははは、砂金ハハと南波君に感謝。


98年05月14日(木曜日)

 昼過ぎに丸の内に用事があったので、昼飯を銀座の田中屋で食べることにして初めて行ってみました。小島さんが教えてくれ、その後何人もの方から「私も行きました」といったメールをもらった練馬の「田中屋」の銀座店。ソニービルの一つ裏の道を新橋の方向に歩いて道を一つ渡ると左に見える。見つけやすい店です。

 「銀座に田中屋」と聞いて今まで理解できなかった、不思議だったのは、「あの店はもうかなり年をめした男性が一人で麺を作っていたはずだ」というものでした。だから、練馬の店はつい最近まで夕方の5時に店を閉めていた。なぜなら、その方が体力的につらかったからです。それでもこの店は繁盛していた。それがなぜ「銀座にまで店を出せたのか」という点。

 で一応店に入って「玉子焼」「ごまだれ」「酢の物」そして最後に「くずきり」を頼んでおいて、そこら辺のところを店の人にそれとなく聞きました。そして謎がとけた。まず私が知っていたご老体の方は半ば隠居した。今でも「指導」はするが、一線ではない。そして屋号(田中屋)を「野口 一也」さんという方が買われた。そして彼が今の取締役社長になっている。麺を作る人も、若い人になった。そして、銀座にも進出した.......ということらしい。この方ともしばし話しました。髭をはやした、おっとりした人だった。
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 午後5時が閉店の時には、なかなかこの店(今の練馬店)には行けなかった。しかし、今は練馬店、銀座店とも閉店午後9時、ラストオーダー8時30分になっている。メニューは、両店とも同じだそうです。わさびを自分でおろし、お茶は先に出さず、たばこも禁止という点も同じ。珍しくごまだれを付けて食べる蕎麦があって、これが結構美味しい。実質的代替わりしたのですから味が変わっていないかに一番の関心があったのですが、まずは美味しかった。しかし、むろんのこと銀座店には練馬店にある落ち着きはなくて、ちょっとざわざわしている。でも、お奨めの店です。今日は昼から日本酒を何本も上げて、いい調子で昼からパーティー状態の男性3人組を見つけました。楽しそうだった。


98年05月13日(水曜日)

 野村と興銀が幾つかの業務で手を結ぶなど、日本の金融機関もいよいよビッグバン時代に沿った動きを始めた印象が強くなってきた。それは、日経のサイトを覗いても明らかで、ここには今まで見落としていたような金融機関の動きがまとめて伝えられている。その成果がしばしば何に現れるかというと、株価である。適切に、かつ敏速に動いた金融機関の株価は、全般が下がっている時でもしっかり上げている。今の市場がいかに、「action」を待っているかは明らかだ。

 (^_^)(^_^)これは考えてみれば当たり前で、環境が動いているのに「action」しないというのは、それは「停滞」、「劣後」以外のなにものでもない。13日の引けでは、野村も興銀も高値引けになっている。今後もこの傾向は続きそうだ。世界を見れば、金融機関の動きはもっと早い。合併だけではなく様々な形の提携もあり、それは世界経済が網状の発展を続ける中で、ネットワークの広がりの一つの形を指し示している。「standalone」というのは、ネットにつながっていないパソコンと同じほど役に立たない存在になりつつある。

 提携や合併に踏み切る企業にとっても、「成果はいかほどか」という疑念はあると思う。しかし、今のように経済環境や経済の基幹技術が大きく変わる時代には、何をするにしても「試行錯誤」の面は避けられないと思う。それをあえてしてそこから得られるノウハウを貯めて他に使うか、試行錯誤もしないで環境が自分にとって都合の良いものになるのを待つかの違いである。多分、後者には勝ち目はないと思う。

 もっとも、提携・合併の動きが深まっているのは、金融機関に限らない。14日の日経産業には日産とダイムラーの提携を巡る舞台裏の動きが載っている。オンゴーイングな話はいっぱいあるに違いない。日本でも、世界でも。
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 世界中の企業が合併を始めたことから、さすがにホワイトハウスは特別のグループを設置して、なぜそれが起きているのか、それがどのような影響を持ちうるのかを検討するらしい。nandoによれば、 Gene Sperling(ホワイトハウス国家経済委員会委員長) をヘッドに財務長官の Robert Rubin 、同副長官 Lawrence Summers 大統領経済諮問委員長のJanet Yellen 、それに商務長官の William Daley などをメンバーとする見通しだという。

 大規模合併に関しては消費者団体などが警戒感を示しているので、それに対するアナウンスメント効果を狙ったものとも言えるのですが、多分ホワイトハウスはこうしたグローバルな提携の動きにブレーキをかけないと思われる。なぜなら、こうした動きは世界経済の環境変化に企業が適応した結果であるからだ。むしろ問題なのは、黙っていると従業員が10数万人とかになる世界企業の中で、一人一人の働く人間がいかにして場を見つけていくかという問題のような気がする。
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 ところで、エクセルについてはその後も多くの情報を頂いています。tks。大阪の山本さんは、インターネット上に「Excelファンクラブ」というのがあること、あとエクセルの裏技として「3Dダンジョン」なるものがあることを知らせてくれました。tks。私もこれを早速やってみましたが、確かになかなか不思議な空間です。  

EXCEL95には3Dダンジョンが出てくる裏技がありましたが、 EXCEL97にもあります。手順は以下のとおり
  1. EXCEL97を起動
  2. 新しいブックが開いたら、F5キーを押し、ジャンブのダイアログボックスを開ける
  3. 参照先に「X97:L97」と入力し、OKボタンをクリック
  4. TABキーを押す
  5. CTRL+SHIFTキーを押しながら、グラフウィザードボタンをクリック
画面が変わり、不思議な空間が出てきます。マウスで移動してみて下さい。ESCキーで脱出できます。
 掲載した写真は、昨日の講演会のあとの懇親会終了後に、参加者の一人が撮影して送ってくれたものです。たまたまかどうか、デジカメをもってらした。ちょっと古い機種ですが。まあ「Economy of skinship」の一環(^_^)(^_^)です。ははは、大きなパーティーも良いのですが、こうした少人数での打ち上げも良いですね。tks。


98年05月12日(火曜日)

 エクセルに関しては、多くの方から丁寧なご教授を頂きました。全部は無論まだ試せてません。なにせ、エクセルに弱いのです。一つ一つ試していって、一番良い方法を使わせてもらいます。やはりマクロを組むのが一番良いのかな、という印象です。それも手抜きの「自動記録」で。TKS TKS
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 しかし、今日は「便利になったな....こりゃあええ」と本当に思いました。実はあすある会社から頼まれて、「もうこんな状況でっせ」という社員を脅す(^_^)(^_^)講演(いや冗談で、本当は外為規制の撤廃に関して)をするのですが、そのために作ったサイトの URL をメールの中に書き込み、power point file を添付して終わり。あとは、先様でその URL の印刷と power point file の「アウトライン表示」での印刷をしてもらい、必要枚数をコピーしてもらうだけ。こちらからもっていく必要などない。事前に講演を受ける人は、私のサイトにあるURLを見れば予習(^o^)もできるというわけです。

 助かるのは、インターネット・メールを受け取れる社内システムの会社がますます増えてきたこと。事業会社はほとんどそうなっている。実は私が今勤めている会社はそうなっていないのですが、私の前にはインターネット・パソコンがあるから、相手の社のメール・システムがインターネット対応ならいくらでもデータ、メール交換できる。これは便利です。資料などこれに乗せてしまえば、実に簡単にいく。OSも徐々に3.1が消えてきた。

 以前は外銀や外国証券は「英語のみ」のメール・システムが多かったのですが、例えばモルガン・スタンレー、モルガン・グレンフェルなどから徐々に日本語OKのシステムになってきた。おっとソロモン・スミスもそうだった。あとまだ多いでしょう。無論、日銀もそうです。日本の民間銀行では、社内のメールシステムとつながっているところは私はまだあまり聞いていない。まあ、これも徐々に増えるでしょう。これは、便利です。
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 最後に再び、エクセルに関してチップスを送って下さった方々にtksと申し上げたい。インターネットの醍醐味って、まさにこうした「双方向性」にあると思いますから。


98年05月11日(月曜日)

 本日はちょいお知恵拝借。エクセルにはあまり詳しくないんです。どうも、近くの会社の若手も良いアイデアがないようなので。ご存じの方がいらっしたら。

 チャートを作ったり、そのチャートをパワーポイントなどに載せる必要もあって、「ドルー円」「日経平均」「ニューヨーク・ダウ」などのチャートをしばしば作ります。人に作ってもらうのは何も覚えないので、当然自分で。データはロイターのデータベースからオンラインで取ってくる(例のにこちゃんマーク)のですが、データを更新するたびに、ウィザードを起こすのが徐々に面倒になってきた。

 ウィザードでやることと言えば、グラフの種類を決め、グラフエリアの書式、プロットエリアの書式、データ系列の書式を決めることなのですが、私の場合は大体決まっていて、例えばグラフエリアのバックグラウンドは薄い黄色にする。グラフは大部分がチャートですから折れ線のどのくらいの太さか、線種はどうかなども決めている。その背景を薄いグレーにするのも。つまり、大体どのようにチャートを作る時でも、「ウィザードの手順」は決まっているわけです。

 でしたいことは、「手順」はフィックスして置いて、ロイター(他にも色々ありますから何でも良いのですが)などデータベースからデータを落とした段階で、自分が思うとおりの形(書式など)でチャートが自然とできあがるようにしたいのです。データをどうやって落とすかというと、対象のデータを指定し、bid か ask か、open か close かなど相場(数字)の種類を指定し、あとは範囲を指定してメモリー媒体(大部分のケースにおいてFD)に落とし、それを必要に応じて使うわけです。大体、過去に使ったデータの上に上書きする。

 エクセル・シートの上で元々チャートを描いたデータの上に上書きしないで、どこか他の場所に落とし、その上でグラフに指定した部分にデータを滑り込ませる(cut and paste)方式を提案してくれた人もいた。うーん、これもちょい面倒。データを落とした段階で、思い通りの手順でチャートを描いてくれる方法はないかと。

 マクロで多分出来ると思うのですが、あまりマクロをいじったことがないし、マクロもあとあと問題になるようなマクロは組みたくない....とまあ、贅沢なんです。(^_^)(^_^)でも、贅沢を許すのがコンピューターだと思いますので。どなたか、良いアイデアがあったら教えて下さい。ははは、今私にとってコンピューターがらみで一番大きな課題なのです。


98年05月10日(日曜日)

 会社の後輩から借りて福島次郎著の「三島 由紀夫−剣と寒紅」を読んだ。詳しい経緯は知らないもの、本が回収されたと聞いていたし、三島由紀夫は今でも好きな日本の作家の一人ですから、機会があれば読みたいと思っていたのです。

 しかし読んで感じたのは、本製作の意図、作者の遅ればせながらの事実公表の意図など、すべてに渡っての「意図」のレベルの低さです。また作者が自らを三島由紀夫に対してひどく卑下したままでこの本を書いているのが分かるのも、読んでいて気持ちよくなかった。読者としての自分自身の中に潜む下世話な好奇心を満たしてくれる部分もある。しかし、「それがどうした」と言ってしまった場合に、この本には何も残らない気がする。

 今まで公表されていなかったことも数多く出てきている。たとえば、ああいう作家を生んだ家族の像というのは、また奥様の気持ちの動きなど、今まで伺いしれなかったこともかいま見れる。ご両親の話などは結構おもしろい部分がある。しかし、それだけです。途中から「なんだ、こいつは自分のことを書いているのか」と思って、おもしろくなくなり、「時間の無駄」とばかりに読むのを止めてしまった。三島由紀夫には興味はあるが、「福島次郎」には興味はない。だから最初に「読んだ」と書いたのは間違いで、「途中まで読んだ」が正しい。

 「人物」を書くのなら、その人間と対決しなければならないと思う。しかし、「剣と寒紅」の最後の最後の表現は、「亡き三島さんに、今はすべてを許して頂きたい心境なのである。」となっている。これでは、どんな赤裸々な事実(真実かどうか知りませんが)を公表しても本が訴えるものは弱い、と思う。
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 最近私が読んだ中で最高の本は、やはり市岡さんの「田中角栄」(日本経済新聞社)です。これは金曜日に日経センターの講演が済んだ後、一緒に食事をした日経出版局の田口君や神山さんともいろいろ話をした中で出た。日経の社内のこの本に対する評価も高いのだそうです。構想3年だと言っていた。そして本の中にも出てくるのですが、市岡さんは「新潟の冬」「雪の新潟」を現地で数日というレベルでなく長く体験し、現場を歩き回って書いている。だから、文章にも本にも「迫力」がある。

 だからまだまだ「最近一番推薦の本は」と聞かれれば、「田中角栄」と答え続けるでしょう。私も読んだ後、いろいろな人に貸している。
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 日曜日の夜7時台の「クイズ 日本人の質問」は結構見る機会が多い番組ですが、今日の問題の中には「qwerty」が出ていました。つまり、今のキーボードの配列がどうしてこうなったのかという。はは、わからない問題が多い中でこの問題は知っていますから安心して聞いていられた。「右利き左利きの取り合い」(高橋)「QWERTYという会社の名前」(大桃)「卑わいな単語配列を避けた」(矢崎)などの案が出て、最後の文珍さんの「打ちにくくした」が正解。今の配列が決まったのは19世紀の半ば。まだタイプライターで、あまり早く打てるとバーがからまった。そこで打ちにくくした、が正解。これは私も「スピードの経済」で取り上げた。「DE FACTO STANDARD」を考える上で、非常に参考になる歴史的事実です。

 この番組でいつも興味を持つのは、「外れの答え」を誰がどうやって考えているか、です。なかなか、面白いアイデアが出ている。この「外れ」がうまく出来ているので、このクイズ番組ではなかなか高得点が出ない。多分「外れ」を考える人はかなりアイデアが豊かで、ユーモアもある人でしょう。ウーン、この番組に「外れの答」はどうやって作るのか、と聞きたい感じ。ところで、4組の回答者グループでQWERTYを当てたのは、「森末慎二 矢部美穂」のコンビでしたが、結局このコンビが優勝。得点は低く、記憶では45点でした。結構この番組は難しい....よって楽しい。


98年05月09日(土曜日)

 連休中三日も行った「御柱祭」で、自分で撮った写真を二枚ほど。先日書いたとおり、デジカメを忘れて、すぐにアップできなかった。(ははは、「お待たせ」とか書くと、あなたの頭の天邪鬼が「待ってねえ」と言いそうだから)

 左側の写真は、「メドデコに乗る美女」です。メドデコというのは、男の神様である諏訪大社上社(下社が女の神様)の御柱に付くカタツムリの角のようなものです。(^_^)(^_^)12トンの巨木(写真では映ってません)の前と後ろにこれが左右二本付く。一本の御柱に四つの角というわけで、これを「メドデコ」と呼ぶ。このメドデコに乗るのが、祭の実施に参加する人間の一つの名誉なわけです。これはまあ言ってみれば、地元への貢献度とかいろいろなことで決められる。誰が乗るかは。

 今回私がびっくりしたのは、女性が乗っていたということです。ずっと昔の話ですが、女性は御柱を引く「曳き子」も出来なかった。男だけが参加できる祭だったのです。それが、まず「曳き子」として女性が参加するようになった。多分、戦後そうなった。しかし、私が子供の頃は女性がメドデコに乗ると言ったことはなかった。多分私としては、今回初めて目にした。なかなか勇壮で良かった。写真は彼女らを下から撮ったものです。「祭」の部分では、かなり女性が進出してきた。しかし、「神事」の部分ではまだまだ女性が遠ざけられている部分もあると聞きます。ここら辺が変わってくるのには、もうちょっと時間がかかるかもしれない。

 もう一枚(右)は、(^_^)(^_^)「子供木遣り隊」です。かわいいでしょう。小学生でしょうか。あと、大人の木遣り隊もあるのですが、それはあまり興味を引かなかった。この木遣り隊の木遣りで、御柱を引く人達が一斉に動くわけです。あと喇叭隊とか、まあいろいろ仕掛けがある。御輿も出るし、多彩です。何せ合計八本の御柱がこの連休中に神社に向けて移動しましたから、全部見ようと思ったら大変です。御柱は、ちょうど今諏訪大社下社の「里曳き」と「建て御柱」が行われている。これで、6年に一度の祭りは「The End」です。
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 日本経済研究センターで金曜日に私の講演を聞いていた内藤さんが、その後「画面が変わるのに時間がかかって、ちょいイライラ」とメール。殿、ご説ごもっとも。なにせ、ISDN の半分のモデム速度でしたから。日経センターに言っときます。(^_^)(^_^)


98年05月08日(金曜日)

 夜遅く、ふらふらと帰ってきてメールを開けたら、懐かしい人からメチャおもしろい「お笑いネタ集」が送られてきていました。ははは、tks。最近このコーナー、笑いが少ないな.....と思っていたところだから、いただき。

 『酔っ払って帰宅した夫は、そのまま居間に寝てしまった。重くてとても寝床まで運べない。「這(は)って行ってよ」と何度も声をかけたが、そのたびに夫は「ハッ! ハッ! ハッ!」と答えた。』(5.18朝日新聞)

 『「絶体合格しますように」と書いてある絵馬を見て、多分合格しないだろうな、と思った。』(4.21ぴあ)

 『阪急電車の中、3歳位の男の子がおしっこをしたがっている様子。子供「ママおしっこ」
 ママ「どうしてもっと早く言わへんのっ」すると子供は何を考えたのか、早口で「ママッおしっこ。』(2月号Lマガジン)

 『大幅に遅れたバスにおじさんが乗り込みながら、「バスってえのは遅れた時は待たにゃならんが、客が遅れた時は1分だって待ってくれずに、ハイ、サヨナラだからな」と言った時、あとに続く乗客全員がうなずいた。』(2.11朝日新聞)

 『某工場内の「おれがやらなきゃだれがやる」という看板が、「だれが」の「が」の点が削られ、「おれがやらなきゃだれかやる」になっていた。この会社の将来は…。』(10.27ぴあ:97秋第2位)

 『友人は入社試験の面接で、あまりに緊張してしまい、「家業は何ですか」との質問に「かきくけこ!」と答えてしまい、家に帰るまで、何で「カ行」を尋ねられたか分からなかったそうだ。』(11.23北海道新聞)

 『「ふえるワカメ」は大きくなるだけで、別に増えはしない。』(9.22ぴあ:97秋第3位)

 『一人息子がちゃんと留守番できているかどうか、公衆電話から他人のふりをして家に電話してみた。「もしもし、お母さんいる?」息子「いらない」。』(3.17北海道新聞 :96春第2位)

 『電話で書店に本を注文した時のこと。住所と氏名を聞かれたので、名前の「和英」を和は「ヘイワのワ」、英を「エイゴのエイ」と答えた。後日送られてきた郵便物の宛て名は「和A様」となっていた。』(95.6.11毎日新聞:95夏第2位)

 『「水戸黄門外伝・かげろう忍法帖」の最終回で、事件がすべて解決し故郷へ戻ることになった由美かおるたちは、喜びのあまり「ヤッホー」を連発していた。でもそれってもしかしてドイツ語じゃ…。』(ちなみにあの「水戸黄門」には、格さんが「おいハチファイト!」と言ってしまった前科があるらしい。)(95.10.3ぴあ:95秋第3位)

 『国語のテスト前に問題を出し合っていた中学生の長男と次男。長男の「擬音語にはどんなものがあるか」との問いに、次男は「そうどすえ」と答えていた。』(9.21朝日新 聞)

 『新鮮なお魚を「死にたてピチピチ」と言う私を、母はとても嫌がる。だって本当のことじゃないの。』(9.29ぴあ)

 『理髪店で中学生が「少し長めにして下さい」と頼むと、ご主人が「耳はどうしますか」と聞き返した。中学生は少し考えていわく「切らないで下さい」。』(10.5週刊読売)

 『おはようからおやすみまで暮らしを見つめる − ストーカー。』(6.29週刊読売)

 『父が入院することになって、病院に予約を入れて自宅で待機していたら、思わぬ早さで連絡が来て、「明日から入院して下さい」。突然のことで、心の準備が出来ていなかった父は、思わず「今、ちょっと体の具合が悪いので、少し延ばしてもらえませんか」と言ってしまった。病院も何の疑問を持たず父の要望を受け入れた。』(6.15週刊読売)

 『小学4年の息子が受けた国語のテストに「もう…してしまった」を使って例文を作りなさい、という問題があった。息子は「もうしわけないことをしてしまった」と書いていた。』(2.1朝日新聞)

 『「JUNKO」というデザイナーのネーム入りトイレマットを敷いた日、夫は「J」の文字を踏んでいたらしく、トイレを出るなり、「あのマットはなんだ」とのたもうた。』(1.18朝日新聞)

 『結婚した教え子から年賀状が来た。「性が変わりました」と書いてあった。』(2.8朝日新聞)

 美砂ちゃん、ありがとう。


98年05月07日(木曜日)

 夕方から、茅場町・日経別館の日本経済研究センターに。明日の講演の下準備。センターとしてはインターネットをオンラインにして本格的に講演する人は、私が初めてなんだそうです。講演会場は地下。PHSも携帯も使えない。そこで、7、8日だけ臨時に構内交換機を通らないダイレクト・ラインを設置していただけることになった。それのチェックと、私のラップトップとプロジェクターの相性確認。解像度とかです。それに、画面の大きさとフォーカス。

 さすが、センターですね。良いスクリーンがある。いつもそうしているのですが、講演会用のホームページを作りましたから、それを映し出してフォーカスなどを調整。うまく合いました。センターの進藤さん以下女性陣が協力してくれて。で、せっかく調整が済んだので、小生のラップトップはセンターに置いてきました。どうせ、明日またもって行かねばならない。重い。だから、帰るときの鞄は軽かった。
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 今週一番エキサイティングに感じたニュースは、やはりダイムラーとクライスラーですね。主な合意事項は、

  1. 合併会社名は「ダイムラー・クライスラー」となり、事業推進のための本社は米ミシガンのオーバーン・ヒルズと、ドイツのシュツッツガルトの両方に置く。クライスラーのロバート・イートン会長と、ダイムラーのユルゲン・シュレンプ会長が新会社の共同議長(co-chairman)になる
  2. ダイムラー、クライスラー両社の株主は、現在所有している両社株式と、新しくできる持ち株会社「ダイムラー・クライスラー」の株を交換する。新会社は法的には「ドイツ法人」となる
  3. 最初の3年間はクライスラーのイートンが新会社を指揮し、その時点で退陣。あとの3年間はダイムラーのシュレンプ会長が新会社を指揮する
 など。新会社は、42万人の従業員を抱える会社となるという。既に現時点でも、自動車会社の国際的な提携の動きはいくつもある。GMはスウェーデンのサーブ株式の50%を持つし、フォードはジャガーとアストン・マーチンを保有する。一方、BMWとフォルクスワーゲンはロールスロイスを狙っている。こうした国際的提携は、必ずしも成功したとは言えない。スウェーデンのボルボとフランスのルノーとの提携は頓挫した。

 そういう意味では、今回のダイムラーとクライスラーの合併が当初狙い通りの成果を数年後に上げられるかどうかは不明である。しかし、今回の合併は数年前からダイムラーが企業会計基準をアメリカのスタンダードに揃えてきた成果でもあり、かなり周到に準備された結果とも受け取れる。だから、今回はこのまま進み、かなり成果を挙げる可能性が高いと見る。欧州の市場は、一つの大きなものになりそうだ。

 さっき見たウォール・ストリート・ジャーナルには、「As More Business Forces Cross Borders, Nationalism Yields To Shared Ambitions」という記事がありましたが、その通りだと思います。資本の論理を貫けばそういうことになる。またこういう表現もある。

 There are no German and American companies. there are only successful and unsuccessful companies.
 よく、日本型経営はこうだどうだ、という。確かに、そういうものはあるだろう。しかし、結局はビジネスは「成功」「失敗」が一番の視点である。だから、「no German and American companies」という見方には、説得力がある。日本の会社で、ここまで視点が進んだ経営者は少ないのでは。相も変わらず、「我が社と同業他社」との比較である。これでは、いくら不良債権がなくなっても苦しい。
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 今日「へえ〜」と思ったニュースは、5月5日にグリーンスパンとクリントンが一時間ほど、「なにとはなしに経済について話し合った」ようなのですが、この二人の顔合わせが実に16ヶ月ぶりだっというもの。同じワシントンにいるのだから、もっと頻繁に会っていそうなのに、そんなもんなんですかね。ま、経済が順調だから顔を付き合わせて話し合うこともない...ということかも知れませんが。前回は、97年の1月8日。その2〜3ヶ月後にFF金利の誘導目標を引き上げた。


98年05月06日(水曜日)

 おもろいメールが来ました。ははは、このホームページもこんな注目のされ方があるんですな。ちょっと長いのですが、引用します。

 はじめまして ディアンドアイシステムズ株式会社の金子です。(中略)弊社では長いURLに代り番号のみでホームページへのアクセスを可能にするサービスを展開しております。具体的にはトヨタ=111 NOVA=324929 といったようにホームページを運営している企業側に年間契約で番号を購入頂いております。
 こちらにて、既にご購入いただいたお客様のホームページとあわせてユーザーの皆様にインターネット番号を実際にお試し頂く場として、本当に面白い、有益なページをご紹介させて頂こうという試みをスタートすることとなりました。具体的にはカテゴリー別に10件づつのホームページの選出しそれぞれナンバーを割り当ててご紹介させていただく形となります。私は「食」のカテゴリーを担当しております。個人的なお話しで恐縮なのですが、以前他サイトのリンクでたどりつきました伊藤様のホームページの Taste of infinity 拝見させていただいて以来、ファンになっておりまして伊藤様の食へのこだわりには感服しておりました。そこで、是非この機会に運営なさっていらっしゃる Cyber World from YCASTER のなかのTaste of infinityを私共の『食』のカテゴリー内でリンクさせて頂きたくお願い申しあげる次第です.......
 うーん、この「ハッチ」とかいうサービスは日経産業かなにかで読んで知ってました。しかし、正直「無駄なことするな」と思って読んだ。だってそうでしょう。URLなんてコンピューターの辞書に覚えさせれば良い。小生など、よく使うURLなど全部辞書登録してある。別に数字で覚えている必要など何もないのです。まあでも、世の中そういう人ばかりではない。そういうサービスが必要な人もいるのでしょう。で、この申し出は特にお断りする理由もないので、「どうぞ」としておきました。紹介しているレストランでどのくらいお客さんが増えるか楽しみですが、あんまり行きすぎると「伊藤さん......何したの.....」と怖いお姉さま達に怒られそう....(^_^)(^_^) しかし、「食へのこだわり」なんて書かれるとそんなもんじゃない、というのが自分でわかってますからこっぱずかしいですね.....
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 しかし、今日のハイライトはこのメールではなく、長銀総研の竹内、永田両氏との昼飯でしたな。一回行き違いで、こちらが失礼してしまった。今度はばっちりでした。竹内さんは小生と同じような感じで、「論争」とか「アステイオン」に文章を書いていて、小生が興味を持って、時間をつくってもらった。関心領域が似ている面が多い。永田君とも久しぶりだった。まあ詳しいことは書きませんが、日本もなかなか大変だというような話をした。そんな大仰なものではないが、「日本経済再生」に関しても。で、結論は、「The Sooner The Better」ということ。何でも早く起きた方が、何でも早く処置した方が良いということです。「The economy of skinship」の議論も盛り上がりやした。

 まあ、今の時代は勤務先とか関係なく興味を持った人と接触して情報交換なり、人脈交換をする時代でしょう。私のところもそういう依頼が来るのですが、「どこどこの何々さん」というより、最近は「どこどこ関係なく何々さんから話を聞きたい」という依頼も来るようになった。そういう時代です。為替を始めた頃、マスコミの人から「お宅の会社としては...相場をどう見ているのですか....」とか聞かれて困惑したことを覚えている。だって、我が社は6000人もいる。当たり前ですが、今は相場見通しは皆個人がやっている。「個」が徐々に前に出てきている。お二人とは、「keep in touch で」と言うことで分かれた。有意義な昼飯でした。


98年05月04〜05日(月〜火曜日)

 今度は自分で撮った写真です。二回も続けて「御柱」の話題で済みません。なにせ連休中三日もこの祭を見に行きましたので....

 という書き出しで、「メドデコに乗る美女」「子供木遣り隊」の2枚の写真を入れて書こうと思っていたのですが、なんとなんと、デジカメを諏訪に置いてきてしまった。従って写真もないので、この写真とそれに関する話題は写真が届いたら掲載します。ただし、この祭りについてもう一つだけ。

 実は、次のこの「御柱祭」は「2004年」です。「7年に一度」と書きましたが、正確には「7年目に一度」で寅年と申年に行われる。ですから、2004年。うーん、2004年。私も、そしてこの文章を読んでいるあなたも、会社も日本も、そして世界もどうなっているんでしょうね。諏訪の老人は御柱が終わると、「次はみれねえずらよ....」(もう次は見れないだろう)という。そういうことを平気で云う方々ほど長生きするのですが、我々若者(^_^)(^_^)にとっても6年先は「わっかりまへん...」ですね。でも、どうなっているか分からない....というのが、何かワクワクしていいじゃないですか。だから、次の「2004年の御柱」はもの凄く楽しみです。小生はあと10回くらいは見よっと....。
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 連休中も、いろいろな人からメールをもらいました。一番遠方からの嬉しいニュースは、オーストラリアのジェームズから。去年の夏に我が家に10日ほどでしたか、ホームステイしていたオーストラリアの少年です。この年頃は一年会わないと変わっているんでしょうね。というのは、今年も

Hi everyone how are you all? I just recieved some great news today and I thought you would like to know. I was selected for a scholarship to go to Japan through my local council. I will be staying in Odawara (aparently it is very beautiful, I am not sure if I have been there or not). I hope that I can see you all over there. I will be coming over around the same time as last. I still have very fond memories of my visit with you and I think that it is great that we can send emails like this. How has your book been going? Has it been popular? I hope so.
 というわけで、去年と同じ時期に日本に来る、と。今年はどうも小田原に常駐するらしい。しかし、2〜3日東京に出てくることは可能でしょう。その時はまた泊めてあげよう。彼は去年我が家に来た時、サイバー関係に興味を示したのでパソコンを一台貸して上げ、インターネットをいじらせて、あとちょっと私の知っていることを教えたら(私は彼にnetmeetingを教わりました)、帰ってしばらくして自分のホームページを立ち上げた。なかなか素早い奴です。

 私が行きつけの西麻布のレストランでバイトしている男の子(慶応の4年生)からも、実験の途中でした....とか言ってメールもらいました。店では、よく働くバイト君ですが、ちょっとそそっかしい。That is the problem. でも、連休中「実験」は、失敗したらしい。かわいそうに。指導教官は連休の最中に(5日の早朝のメールでした)実験で学生を縛っている。これも、なかなか迫力がある。ひょっとしたら、自主実験かもしれませんが。根谷ちゃんからは、ロンドンから引き続き情報。tks。
 ――――――――――
 明日から会社ですか。そろそろ、8日の日本経済研究センターでの講演の用意もしないと.....。


98年05月02〜03日(土〜日曜日)

 長野県の諏訪に移動してきています。冬のオリンピックでも登場した「御柱祭」を見るために。行く前に東京の連中に「行く」と言ったら、多くの人から「もう終わったんじゃないんですか....」と言われました。この祭りは長いんです。東京のテレビが4月初めにかなり大きく取り上げた「御柱祭」は、長く続く行事の中で「山出し」とか「木落とし」とか言われる部分。この連休の最中に行われているのは諏訪大社上社(前宮と本宮の二つからなる)の「里曳き」。このあと、9日、10日、11日に諏訪大社下社(春宮と秋宮の二つからなる)の「里曳き」をして、それで7年に一度のお祭りは終わりです。

 「御柱祭」の起源については諸説ある。しかし、何をするかというと神社を守る木(一つの宮に各四本で合計16本)を神が宿ると言われる山から切り出し、それを曳き出し(山出し)、時に急勾配の坂を転がり落とし(「木落とし」と呼ぶ。Quicktime でダウンに時間がかかります)、また川を渡り(川越し)、平地を引き回し(里曳き)、最後は神社に直立して立てるという神事です。今年はまだ死者が出ていませんが、多くの若者を丸太に乗せたままで急坂を落とす「木落とし」では、前々回もそうだったしその前もそうですが、しばしば死者が出る。12トンという巨木が回転をちょっと変えただけで、人が下敷きになるのです。

 「木落とし」ばかりでなく、巨木を川に引き入れて越えさせる「川越し」でも、神社の中で所定の場所に12トンの巨木を直立させる最後の行事でも、たくさんの男が木に取り付いていますから、落ちたりして事故になることがある。しかし、祭りとはそんなものでしょう。リスクがあるからワクワクするし、また祭りも勇壮になるわけです。死者が出るかもしれない祭りを毎年やるのはちょっと問題かもしれませんが、7年に一度ですから。諏訪では、御柱で死者が出て「もうちょっと安全に」という声は出ますが、行事そのものを止めようという声は出ない。

 下社の「木落とし」は、35度の傾斜角度の急坂で12トンの丸太を男達を乗せたまま落としますから、かなりうまく操縦しない限り、けが人や死者が出ることは十分に予想される。だから安全策を講じても、木を落とす限り事故の危険性はある。これはまったく個人的な感想で、ではそれが実際に出来るかといえば逡巡するかもしれませんが、あまたある人間の死に方の中で、「祭りの最中に事故で死ぬ」なんてのは、結構高い順序にしたい気がする。

 上社と下社の行事予定は先ほども示しましたが、ここにある通りです。まだ見る機会は十分あります。よかったらどうぞ。


98年05月01日(金曜日)

 電車も空いていたし、道に人も少なかったし、電話をすれば出ないオフィスもあったし、韓国に電話すれば「メーデーで休み」という答えが返ってくるし、社内・社外ともメールは少なかったし.....と静かな一日。まあ、事業所でも休みのところが多かったのではないでしょうか。で、一つだけ今日は六本木で教えてもらったワインどころを紹介しましょう。フランス系の銀行の後輩に紹介してもらったのですが、非常に良かった。

 店の名前は、「MR.STAMP'S WINE GARDEN」。リーゾナブルに狭く、お客さん、店の人が自然と一体感を持つような雰囲気。店内は落ち着いている。六本木なのに、高台というか坂にあるのでちょっと不思議な雰囲気です。景色が良いのです。なぜ坂になっているかというと、防衛庁の横の溜池の方向に向かう道があるのですが、そこはかなり下っている。かつ、六本木の交差点方向から来る道との交差点の二階にある。だから窓際の席は、かなり遠くまで見渡すことが出来る。

 住所は、「港区六本木4−4−2 協和ビル東館1階」。電話番号は、03-3479-1390。繁華街を外れているから、閑静な感じで、そのまま店内も静か。大人が静かにワインを楽しむという雰囲気。ただし、チーズフォンデュ(2人前から)は量が多いので、頼む時は4人くらいのメンバーがいた方が良い。他の料理もあまり高くはなく、美味しかった。デザートのチョコレートがお奨めです。連休中やっているかどうかは、知りません(^_^)(^_^)。


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