97年05月28日(水曜日)

 「必要は発明の母」と習いましたが、ソフトウエアについて言うと「必要は発見の母」だってことが分かりましたよ。毎日使わないことがないワード。しかし、知らない機能がいっぱいあって、それをこの一両日の間に再発見、しっかり使うことに成功したのです。プルダウンの下にそういう機能メニューがあるのは知ってました。しかし、「へえ、必要ないや」と思っていた。使ってはいなかった。だから、実質的にはこの一両日で発見したわけです。

 何を発見したかというと、広い意味での「校正」機能。私が使っているのはOFFICE97ですが、そのワードにはプルダウン・メニューの「ツール」の下に「文書校正」「表記ゆれチェック」というのがある。このうち、後者がなかなか役に立つのです。前者は、「の」が文中前後して三つ重なっているとか、「は」が二つ重なっているとかそういうことしか教えてくれない。いろいろ意地悪して認知度をチェックしたのですが、駄目。あまり役に立たない。後者は、特に長い文章を書いたときに有効です。何を教えてくれるかというと、長い文章を書いていると「出来る」「できる」、「と言う」「という」、「ドル」「j」など、同じことを書いているのに表記が違ってきてしまうものがありますよね。まず書くときは一気に筋書きで書きますから。もろもろのことは「後で見ればよい」と思って進む。

 そうすると表記が不統一になるわけです。ワードではこれを「ゆれ」を表現している。一太郎にはかなり前からあったと思うのですが、ワードは97から付いたと思います。これが結構便利で、一つ一つ「変更」していくことも可能なら、全部を一挙に「すべて修正」することも可能。文章の表記が一気に直ってしまうのです。しかし、落とし穴はある。「ゆれ」ですから、その文章に唯一ある表現というのは、それがおかしくても拾わない。同音で異表記になっているケース、つまり二つの表記があるものから拾います。ですから、あくまで校正の補助なのですが、重複して出てくる異表記については、それを統一するのに便利です。

 あと、97の一つ前のワードにはツールの下に「修正記録」となっていて、97では「変更履歴の作成」としてプルダウンの下にあるのですが、これは小生が探し求めていた「赤筆」にイメージが極めて近い。つまり、文章を手直ししたらそこが直された形で別色(普通は赤ですが)で表記され、「変更」の履歴が残るというやつです。これは会社でも使えます。部下が書類を作成する。それを直属の上司が直し、その上司がまた直し......というプロセスをそれぞれ別の色で記録していきますから、「変更の履歴」が見れる。むろん、最後に一括して最終形に直せます。97だと「変更箇所の確認」の「すべて反映する」を選べばよい。最初に書いた人は、自分の文章がどういう形で直されたかを見れる。なかなか使えますよ。特に長い文章を書いた場合に。私が今書き進めている文章も、それは長い。長い文章の中にある表記の齟齬を直そうと思って探したら「あった」という訳です。
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 クリントンもやばいことになりましたね。ホワイトウォーター事件、大統領選挙の際の不正献金疑惑に続いて、今回のポーラ・ジョーンズ事件での新たな進展。最高裁は全員一致で、「大統領だからと言って、損害賠償請求という民事裁判の被告の立場の一時停止を免れるものではない」と判決。わかりやすく言うと、大統領は任期中といえども、裁判の証言に立たなければならないということです。裁判は、クリントンがアーカンソー州の州知事だったときに州の関連団体職員だったポーラさんに性的サービスを強要しようとしたかどうか、その場合は損害賠償はいくらが妥当かというもの。彼女は、70万ドルを要求。

 一審は、「任期中は免れる」で、控訴審は「任期中も裁判を行える」で、最高裁は控訴審判断を支持。ポーラ嬢は、クリントン本人かヒラリーくらいしか知らないはずのクリントン氏のそれの「顕著な特徴」を知っていると言われ、クリントンに旗色が悪い。今日の午後このニュースを読んだときは、一瞬「ドル売り」かなと思いました。嫌ですな、職業病ってやつですか。(実際にドルはその後下がりましたが)

 ただし、「クリントンはテフロン大統領だ」と思うのはスキャンダルを抱えているのに、人気が衰えないことです。むろん今後はこの問題次第のところはあるのですが、なかなかしぶとい。一つ思うのは、「個人的には人間だからいろいろあるかもしれない。しかし、大統領としての仕事ぶりで評価しよう」という空気がアメリカの中で出てきたのかもしれないという点。フランスなどは、ミッテランに隠し子がいたことが分かっても、特にマスコミは騒がなかった。大人ですな。静かな大人の恋の結果だと。日本で橋龍に隠し子がいたなんていったら、凄いでしょうね。3日で辞任か。しかし、完全に身ぎれいな人などいない。「身ぎたない」(誰が作った言葉だ)とは言いませんが、何かあっておかしくないのが人間。だったら、目こぼせるところはこぼそうと。

 しかし、「大人の恋」どころか、訴えられているわけですからこれはスキャンダルでしょうな。金銭で片を付けろ....というのが一部のホワイトハウス首脳の考えらしい。しかし、クリントンが既にその他の訴訟で破産状態であることは良く知られている。70万ドル払えるかどうか。また、引退したら回想録.....。「私の女性遍歴の実際」なんてのは、よく売れるかもしれない。(失礼)


97年05月27日(火曜日)

 サイビズの大類記者が夕方から我が家を訪れ、座談会の前取材として私のコンピューター環境を取材して行きました。大類(おおるい)とは珍しい名字ですが、田舎(山形県)では珍しくもない名字だそうです。珍しい名字の方はうらやましいですねえ。それはともあれ、結局「ラップトップを何の目的に、どう扱っていますか」ということ。以前は、ラップトップを毎日持って歩いたことがあるのですが、最近は職場・HOMEともにデスクトップがデンと構えているので、ラップトップの出番は出張や小旅行の時が多い。座談会の参加者の中には、従業員に補助金付きでラップトップを全員に買わせている中小企業の経営者がいるそうで、どんな座談会になるか楽しみです。ラップトップやMOBILE COMPUTINGに関しては、しらちゃんや、ばぶちゃん、それにのっこちゃんの方がよほど詳しいと思いますが、まあお声掛かりだし行って来ますわ。(最後の彼女は、最近小生とばぶちゃんに関して、「爆笑」コメントを発表してますわ.....(^_^)(^_^)

 サイビズとは、読んで字のごとく「CYBER BUSINESS」の略で、サイバーの世界のビジネスを中心に据えた雑誌を目指しているという。そうなんですな、私のように別にコンピューターの専門家でないユーザーにとっては、境界線がそこら辺にあるわけで、なぜか第一号を買った時からおつき合いがある。それにしても、コンピューターの雑誌は凄い勢いで出ている。しかし、やはり初心者向けが多い。「間違わない....」とか、「一発インターネット接続.....」とか。もうちょっと advanced な人の為の雑誌が増えても良いと思いますが。

 ひとつ大類記者が面白いことを言っていたな。我が家にくるなり、「コンピューターを何台も持っているというので、てっきり独身の方だと思いました.....びっくりしました」。おもろい方ですね。そうか、コンピューターを何台も持っていると独身なのか。確かにそういうのはいますけど....。「家庭のにおいがしない」とは言われますが、「独身」とはね。ウーン....。
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 またまた買ってしまいました。魅力的な「書くための道具」を見ると、無性に欲しくなる。万年筆でもボールペンでも欲しくなるのです。今日も伊勢丹で良いのを見つけて、ちょっと高かったんですけど買ってしまいました。2本も。「DOUBLE 4 ACTION」というボールペン+シャープペン。ボールペンは「赤、青、黒」という3色。というといかつい感じのペンを思い浮かべるでしょう。違うんだなこれが。プラチナ万年筆の製品でしたが、色が良かった。dark green 基調のものと dark brown 基調のもの。いろいろなペンを集めて(買ったりもらったり)いますが、今までもらった中で一番嬉しかったのは、数年前に日本記者クラブで為替に関してしゃべったときの「かえでの万年筆」ですな。まこれはデパートに行ったら2万円くらいで売っていたのですが、金額ではなくて嬉しかったですね。

 そのうち、集めたペン類を額に入れようかな、などと考えてます。あと額に入れたいのは、いろいろな海外の国を訪れたときに集めた札とコイン。ニューヨーク連銀の8階かなにかの廊下には世界中の国の紙幣やコインが額の中に入れて飾ってあるのですが、私の集めた中では90年の2月に東ドイツを訪れたときのオスト・マルク(東ドイツ・マルク)紙幣などが面白い。ちゃちな紙幣で、ドイツ・マルクとオスト・マルクを比べただけで、二つのドイツの経済力や技術力の差が歴然としていました。すこし暇になったら、この二つの「額」を作るのが楽しみです。もう実は、「額」は買ってある。
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 「50万円支払え」の判決はちょっと笑っちゃいますね。いや、問題は深刻だと思いますが、その金額の算出に。裁判で一番笑えるのは、当人達にとって深刻な問題を数量化する場面で、今回の問題も訴えていた彼女(他のフォーラム参加者とNiftyserveを相手にした)はこれで満足してるんでしょうか。私はサイバーの世界でも、「常識」が働かねばならないと思っていて、サイバーの世界だから何でも許せるというのは間違っていると思います。ですから、まず不当な言葉を投げつけた当人が罰せられるのは当然。次に管理者たるNiftyserveとシスオペに関しては、私の理解では「発言の削除権限あり」ということでフォーラム自体が成り立っていることを考えると、不穏当な言葉を使い続けたその参加者に、警告するなり、削除するなりをやはりしなければならなかったと思います。実際に彼女がどんな言葉をどの程度の期間投げつけられていたのか知りませんので軽々しくは言えませんが。

 「言葉」は時に鋭くなる。普通に対面してしゃべれば顔には表情があるし、身振り手振りで「言葉」を緩和することも可能です。しかし、「言葉」だけが歩く世界はしばしば予想外の影響を相手に及ぼすことがある。常に気を付けねばならないことです。まあ、裁判の被告はその範疇を遙かに越えていたようですが。それにしても、技術は変わり、通信の手段は変わり......と変わるものが多い中で、「人間性」は良い面でも、悪い面でもいつでも変わりなく前に出てきますね。


97年05月26日(月曜日)

 企業におけるインターネットの普及も今だしの感を強くするこのごろですな。自分が毎日手足のように使っているので「当然視」しているのですが、今日為替の話を聞きに当社にいらっした投資顧問の方々も、「当社にももうちょっとで」とおっしゃっていた。どうしてなんでしょうね。入れても誰も触らない、というセクションの話も聞いた。こんなに便利なのに、人によって随分使い方に差がある。むろん、教えると一挙に使い方を覚えて毎日便利に使っている人もいる。

 話を聞くと、使用すると「どんな目的で、どこにアクセスして、時間はどれほど」をいちいち書き込まねばならないところが多いのだそうです。確かに電話の使用にしても社用と私用は区別すべきですから、インターネットだって電話代は使うし、峻別すべきは当然でしょう。しかし、扱いが何かよそよそしいところが目立つ。安い電話、安い新聞、安い壁紙程度に思って使用すれば良いのにと思います。「インターネットは割高」だと思っている向きが多いんでしょうね。でも考えてみたら、こんな安いツールはない。

 電子メールと郵便を考えてみたって、郵便とは何という贅沢なものか。紙を使い、ペンを使い、切手を使い、集荷や配達に人を使い、分別し......。気が遠くなるようなコストがかかる。だから将来絶対に、「あえて郵便で送る」というのが一つの「売り」になると思いますよ。彼女や親や対する。相手も、「こんなにコストをかけてくれた」と。新聞、特に海外の新聞もそうかもしれない。もう私はとっていた英字紙を全部やめましたが、これはネット上で紙に書かれた以上の記事が読めるのに、家から出すゴミを膨大に増やす新聞紙は必要ないからです。一つ亡くしてしまったなと思うのは、「一覧性」。これは、紙の方が良かった。でも、あの思い新聞紙の束を考えれば、ネット新聞の方がはるかに便利です。
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 というわけで、同じ投資顧問でもインターネットを本格的(?)に使うベースを作った会社のホームページを紹介しましょう。第一投資顧問。社長の下村さんをよく存じ上げていて、日本の投資顧問会社の中ではずっと個人を相手に商売をしてきたユニークな会社です。「完成しました」とのメールをもらい、紹介するもの。URLはhttp://www2p.meshnet.or.jp/~daiiti/です。


97年05月25日(日曜日)

 今日の日経新聞は、なかなか読み応えがありました。大きいが、しかし身近な記事から言うと、『「中央線族」が産業空洞化を救う』。見出しは、ちょっと風呂敷。中身を読むと、阿佐ヶ谷から国立にかけての中央線沿線には、いわゆるSOHO(SMALL OFFICE HOME OFFICE)が多くて、その理由は

  1. 中央線が走る武蔵野一帯には、東芝、NEC、日立製作所はじめ大企業の工場、研究所があり、同沿線で研究開発やシステム開発に従事するサラリーマンが多い
  2. 沿線在住の主婦の教育水準が比較的高く、優秀な女性スタッフが集まりやすい
  3. 沿線にたくさんの学生が住む
などが理由。学生の時からこの沿線に住んでいますから(もっと言うとずっと高円寺)、ちーと誇らしげな気持ちで興味を持ちました(^_^)(^_^)。直ぐ近くに住んでいるフリーターのような人が、凄く売れるソフトを作っているかもしれない....と(^_^;)。

 この記事、日経の11面のスクープ欄にあるのですが、こうした実体が分かったのは三鷹市が「将来の当市の税収はどうなる」と危機感から調べたのがきっかけだそうな。20uくらいのマンションで結構面白いソフトを作る会社がいくつも出来ているらしい。いいじゃないですか、ソフト産業は規模ではなく発想ですから。そして、大きな工場はむろんいらない。良いモノを造れば、一挙に「複製→販売」と行ける。流通はインターネットかなにかで販促してやればよい。「leveling of playing field」(大も小も同じグランドで)というわけです。シリコンバレーを見てもそうですが、「場」が技術を育てる面がある。人の集まりが「場」の持つ魅力を一段と高める。中央線の沿線には、そうした環境が確かに揃っている。

 もう一つは、「NEC、インターネットで資材受発注」という一面の記事。主要取引先400社と年2兆円(年間資材調達額の9割)を目標に、来年3月から順次移行するという。使うのはこれら400社とNECを結ぶ「エクストラネット」。いよいよ、インターネット技術が企業の取引にまで入り込んでくると言うことです。企業が使うのですから、securityは相当気を使ってやるのでしょう。しかし、おそらくその経費節減効果たるや相当なものになるで。「空っぽの洞窟」とか言われながら、か細い状態で始まった「デジタルの道」は、確実に経済社会を変えつつある。うーん、将来は資金決済もするそうな。おや、銀行はどうなるんだ.....。
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 一つ申込書を提出しました。オーストラリアのウィロビー市から7月の初めから中旬にかけて、13人の親善訪問団(中学生中心)が来るのだそうです。そのホストファミリーを募集していたので、当たるかどうか知りませんが。10日くらいつきあうらしい。まあ、当たったら日頃と同じようにつきあえばいいでしょう。あの独特のオーストラリア英語が聞けたら結構好きになるかもしれない。
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 今週は結構忙しい週になりそうです。月曜日にまず第一弾で一つ大手生保の投資顧問会社の方々が5人くらい来られて、この方々に為替の話をする。為替の話は確か水曜日か木曜日に郵便関係の官庁にもお伺いしてやる予定です。週末(日曜日)から来週初めにかけては、札幌出張が入っている。これは結構楽しみです。


97年05月24日(土曜日)

 インターネットに定期的にアップされる文章(その多くは diary のような形式のものですが)を読んでいて、「やはり gender gap はある」というのが私の印象です。女性の文章は読んでいてあまり「断定」がない。何かに対して「おかしい」とまでは言うのですが、「だからこうあらねばならない」という部分はあまり前面に出ていない。そして全体的に非常に関心の幅が広くて、文章のスタイルもしなやかです。

 これに対して男性の文章というのは、これがまたいくつにも分かれるのですが、「常に怒っている」タイプの一群の連中がいる。「怒る」ということは、「こうである筈なのに」という部分が実現できていないから起こるわけで、自分に対しても社会に対しても強い「べき論」をもっていることになります。もう一方では、忠実に身の回りで起きたことを報告するタイプのものがある。しかし全体的に言えば、興味の幅は女性のそれに比べれば狭く、どこか危なっかしい。しなやかでないのです。

 どちらが良い悪いということを言っているわけではなく、また「個人差」ももの凄く大きいから、一概には言えません。しかし街を歩いている人々を見ていても感じるある種の「gender gap」、具体的には「女性の方が着ているものからしてカラフルで、顔の表情もある」とか、「男性はどちらかと言えば着ているものもモノトーンで、喋るときに顔の表情が少ない」とかは、インターネットにアップされている文章でも感じることが出来る。実はインターネットというのは圧倒的な「男性社会」で、女性の進出が進んだアメリカでも参加比率は「女性3.5 対 男性6.5」くらいです。日本ではこの差はもっと大きいでしょう。だから「比較」はまだ正確さを欠くきらいがあるのですが、今の世の中で置かれているそれぞれの「性」の状況がよく文章に表れていて面白いと思うわけです。むろん、こうした状況は変化する可能性が高い。NORIKOさんの23日の文章によれば、女性の間でも「オヤジ化」現象は進行中とか。この問題はもうすこし観察の要ありですな。
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 「転勤になってしまった( ~_~メ)」というメールが、M信託のK君から。S信託もM信託もディーリング・ルームは青山で、M信託は最近青山に引っ越してきて、交歓会をつい先日やったばかり。もともと仲がいいんです。ロンドンから帰って2年2ヶ月でのニューヨーク赴任という。小生などニューヨークと聞けば、思い出もいっぱいありますから喜んで行くのですが、彼はどうも違うらしい。「攻撃的で知性も文化の香りもないアメリカ人と一緒に仕事をし、ひとり侘びしくニュ−ヨークで暮らすのかと思うと、流石に憂鬱になります」という文章も。おやおや。そうでもないのに。アメリカは多様な国でっせ。「一人侘びしく」というのは確かに問題だな。いろんな人を紹介しちゃおうかしら。ウーン、6月にはもう「送別会」か。忙しいやっちゃ。
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 5月の初め以来ニューヨーク・タイムズが飼育していた「たまごっち」(複数)が、ついに臨終の時を迎えたらしい。「それは突然やってきた」との書き出しで、ついに「DAY X」も終わり。むろん、読んだのは「DAY 1」の最初の方で、あとは読みもしなかったのですが、まあアメリカ人の対応の仕方としては面白かった。デジタル墓標があって、それがちょと面白いので掲載します。空に撒いたり、海に撒いたりといろいろ新しい方法は出てきているが、永遠にデジタルで墓標を残して欲しいなんてやつもこれから出てきそうですな。後世の人が、「容易に検索できるように.......」(爆)と。海や空では.....。

A402
CASPER
05/11/97 - 05/17/97
We are very sad that you had
to leave us so soon.

EGGIE
04/26/97 - 05/12/96
my very first chicken and
the very special one
hope you have fun at whichever

I selected a grave in the Water section of the site, filled out Tommy's form, requesting that his inscription read:

TOMMY
05/01/97 - 05/16/97
Thanks for
The Memories


97年05月23日(金曜日)

 一昨日だと思いますが、「diary のカウンターで4の並び数字を拾った方はご一報を、メシでも」と書きましたら、  

 diaryのカウンター「44444」は、私が頂きました。ただ、(中略)リロードを繰り返してしまった訳です。(中略)これではメシのゴチ頂くのは無理でしょうね。私の方がゴチしないといけないかな?
 とFAIRLADYさんからメール。そうだったんですか。リロードまでしていただいて。最初から条件付きではなかったので、もちろん問題なしとします。東京に来た折りには、必ず連絡下さい。楽しみにしてます。「44444」のファイルもいただきました。「44444」のファイルは、「44453」を引いた木村さんからもいただきました。ご両人には、TKS。
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 ネットスケープの株価が最近冴えないのはマイクロソフトにブラウザで追い上げられているからとの見方が多いのですが、そのインターネット・エクスプローラーは、また欠陥が報じられている。朝日新聞にマイクロソフト日本法人会長の釈明会見も載っているのですが、まあネットワークの一角を占めるようになった重要なソフトウエアですから、被害があまり表面化していなくてもこれだけ大きく取り上げられるのは仕方がないかもしれません。

 小生がちょっと怖いと思うのは、誰かが怪我をしたとか、何かが壊れたというとすぐ分かるのに、ソフトの場合は何がどうなっているのかその面に詳しい人でないと被害が発生したことも分からない点。私も素人ですが、コンピューターを使い始めた人は、ソフトウエアがそうとうひどくなっていても気が付いていない。身の回りに大きなブラックボックスがあるのは問題です。やはり「コンピューター教育」が必要なのではないでしょうか。高度化、複雑化していますから「どこまで素人がわかるのか」という気はしますが、しかし基本的な機能を理解し、データの管理くらいきちんと出来るようになっていないと。
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 ある方から今日、「エアラインの略称」についてのジョークを入手しました。結構笑える。

JAL   Just Arrived Later
KLM   Keep Loving Me
SAS   Service After Sex Then Sex After Service
SABENA  Such A Better Experience Never Again
ANA   And Nobody Arrived
BOAC   Better On A Camel
 この人は、「KLMのコから聞いた」と。だからです、「KLMだけ可愛らしい」。BOACは、英国海外航空会社(British Overseas Airways Corporation)。SASは、ご存じの通りスカンジナビア航空(Scandinavia Airlines System)。あとはおわかりだと思います。最後が最高かな。


97年05月22日(木曜日)

 雨がちの日が多いのですが、先日靴磨きのオジさんから面白い話を聞きました。雨の日に革靴を履くと白いこを吹きますよね。靴が。あれは何だろうと思っていたら、皮を鞣すために使っている薬品なんだそうです。水を含むと必ず出てくると。だから本当は雨の日には革靴を履いてはいけないと。

 確かに、会社に革靴を置いて置いて、行き帰りにはもどきを履いている人はいる。行き帰りは人に会いませんから、何を履いていても良いと言えば確かに良い。会社に置いておけば革靴は濡れない。雨の日は、クラリーノというのが一番だそうです。これから梅雨に向かう。一考の必要ありか。(でも面倒だから革靴のままだな)
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 面白いパロディー・ページがあります。http://www.microcult.com/は、むろんマイクロソフトのサイトをパロディーに仕上げたもの。このdiaryでホワイトハウスのパロディーサイトを取り上げたこともあるのですが、まあ一瞬「にや」と笑うのには良い。あとはパロディーを作る人のセンス。ホワイトハウスのパロディーページは、reloadする度に新しいのが出てきて、全部で7種類あったと思いました。
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 今日はロンドンから一時帰国している武井(以前のドル・円チーフ)歓迎で、高樹町の開化亭で6人ほどでメシ会。買ったばかりの富士通のノートパソコンを英国に持ち込むそうで、「関税」が話題になりました。何でも17%以上とられるらしい。ただし6ヶ月以上使っていると、税免除とか。開化亭は久しぶりでしたが、込んでいた。

 ところで今日の午後、「栗原一博」さんという方からメール。わたしゃこれを読んで示されたサイトをチェックして「しまった」と思いましたね。昨日のお代金、一割安くできたのに。

 DIARY等、毎日拝見しておりますが、初めてお便りさせていただきます。山形さんとは1、2度メール交換したことがあります。また伊藤さんのページを神経内科医の池田さんに紹介した者ですと言えば、多少の見当をつけていただけるかも知れません。

 私はHPを持っておりませんで、普段は他人様の居候あるいは寄生虫でモノグサを決 め込んでいますが、昨日の日記を読ませていただいてお便りする気になりました。 昨日は上智大学に居て夜は恵比寿のサッポロビール跡地のホテルに泊ったのですが、 四谷から恵比寿へ行く時、赤坂のジョーズの近くを通りました。 実は私、商売がダスキンの加盟店でして、もう父の代からのことですから30余年に なります。いつも東京ジョーズを御贔屓にして下さいましてありがとうございます。 このレストランは本部直営ですが、初めに大阪、次に東京と初期に担当したのは芝原 と申しまして現在常務をしております。またミスタードーナツやその他のフードビジ ネスの現責任者は森澤といいますが、伊藤さんがこのようにPRして下さっている事 、早速に伝えておきます。 おかゆの名前ですが別に大した名がある訳ではなくhttp://www.duskin.co.jp/http://www.duskin.co.jp/joes/j_index.html辺りをご覧いただくとお分かりになるかと思います。

 これからも益々のご活躍お祈り申し上げます。とりあえずご来店のお礼まで。

 池田さんとは、私が4月に主催した「ホームページ・オーナー・パーティー」に出席意向ながら予定ありで来れなかった方です。中を見たら、予約ページがあって、そこから予約したら10%オフだった。実は行く前に探したのです。ネット上で。この手のサービスをしている有名レストランは結構ある。でもNTTの検索エンジンでは出てこなかった。この次は二回分安くしてもらえるかな....(^_^)(^_^)..。とまれ、栗原さんにはメールTKS。


97年05月21日(水曜日)

 暴れ馬も、疲れてきたんでしょうね。今日当たりから、少し動きが鈍くなった。振り落とされる人も少なくなってきたというわけです。しかし、馬が今度はゆっくりとでも「どちらを向いて歩くか」が問題な時期。相場はいつでも難しく、ですからいつでも misterious です。今日当たりからしばらくはレンジ取引に移行するのでしょう。上も下もやって、ちょっと動けなくなっている。ただし、まだ突然大きく動く蓋然性は普段よりは大きく残っている。

 「為替」と言えば、今日は一週間強の出張の間に数円の為替変動に見舞われた「しら」さんらと夜飯会をしたのですが、「あの時替えた円は.....」とまたぼやきが出てました。確かに大きい。5月の初め125円前後、今114円。軽く1割は動いている。1割動く相場というのは大相場です。今なら、同じ円貨で5月初めに比べて1割以上多いドルを手にすることが出来る。個人的にも大きい。

 食事は赤坂の「東京ジョーズ」でしたが、この店は何時行っても安定したおいしさを誇る。我々以外に、central bankのお嬢様二人、大塚さんと津村さんが一緒でしたが、4人ともようしゃべって賑やかでした。ちなみに何を食べたかというと、クラムチャウダー(NEW ENGLAND)で入って、シザーサラダに移行し、ソフトシェル、オニオンフライ(この店の名物です)、あとメインでシーフード・プラター(ナイスなコンビネーションでした)、そしてかにおかゆ(正式名は失念)、最後にデザート(特製ケーキ)+コーヒー。ワインも飲んで一人1万円はしませんから、reasonableでもあります。

 「4人ともようしゃべった」と言っても、二人のお姫様には負けますわな。男二人は負け気味(^_^;)。オフィスでも「しゃべる」ことにかけては、「超」有名な二人らしい。でも「しゃべる」というのは、活力のある証拠ですから、悪いことではない。キッシンジャーの兄弟はキッシンジャーについて、「とにかく昔からよくしゃべった」と言っていたのを思い出します(~_~メ)。まあ、大塚さんがようしゃべるのは以前から存じ上げてますけど。でもcuteな二人でしたな。津村さんは最近、ばぶちゃんとも食事したそうです。ばぶちゃんもおしゃべりで、ナイス・ペアリングだったのでは.....と想像。その場では、ちょっと「しら」ちゃんが陰が薄かったかも。
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 テレビというのは、誰か見ている。「見やしたぜ」とメール。石川さんからでした。テレ朝の夕方のニュースを見たのだそうです。まあ、私も日常的には出てませんからもう大丈夫(^_^;)でしょうが、一年間やっているときは経済番組ですから視聴率は低いのに、それでもタクシーに乗ったら「伊藤さんでしょ」とか突然言われた(株をやっている運転手)こととか、赤坂を4〜5人で歩いていたら、おばちゃんに声をかけられた(若い女性からはありませんでした、ハイ)ことがあって、ウーン、「普段通りの品行方正」と思ったりもしました。(もうとっくに忘れましたけど)
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 世界経済フォーラムのサイトを発見しました。「発見」というと大げさですね。URLは、http://www.weforum.org/enhanced/home_f.htmです。イギリスの新聞を読んでいると、この国は「順位」が上がるのがよほど嬉しいらしく、また「順序が上がった」と必ず記事にしている。国ごとの「競争力」順位調査では、IIMDも有名でこの機関もサイトを持っている。http://www.imd.ch/だったと思います。

 ところで、この diary のカウンターが「44444」になりそう。拾った方、プリンとしていただければ幸甚。メシでもごちします。


97年05月20日(火曜日)

 「予想」はやはり一つのポジションで、自分の洞察力やある意味では名誉も掛けますから、スリリングですねえ。連邦公開市場委員会(FOMC)はフェデラルファンド金利や公定歩合の変更を発表することなく、米東部時間の午後2時過ぎ閉会。「今回のFOMCでは利上げなし」と言い続けた私の予想も当たったわけです。ホッ。

 私が「利上げなし」と判断したのはグリーンスパンFED議長が5月8日にニューヨークのプラザホテルで行った講演を読んで以来で、この間の理由は5月11日のdiaryや、5月12日5月16日のNews and analysisに掲載しました。「確信」のようなものです。でもまあ、いろんな人が直前まで「あると思うんです」とか、「6:4であり」とか言っていて、実際にメシとか何かを結構賭けましたが全部いただき。TKS。

 「利上げなし」とした理由はいくつかの文章に書いた通りですが、最後のところは5月8日のグリーンスパンの講演を全体的に眺め、感じ、グリーンスパン議長の気持ちを察し、かつFEDが置かれた立場や周囲の環境を考えた上での「感」「観」のようなもの。これは最後のところは理屈ではなく、なかなか説明が難しい。毎回毎回、色々な事に予想を立てて、その一つ一つを点検し、間違ったらどのファクターを入れ忘れたか考えるということです。

 利上げ見送りで、株や債券は値を上げましたが、ドルは対マルクでも下げ始めている。しっかりしていた対マルクが落ちだしたことで、ドル全体が少し不安定になってきました。また21日も、市場は荒れそう。次回のFOMCは7月の1、2の2日間。次回はどうなるか、ですって。これはわかりまへん。「5月になかったら、7月は確実」などという輩がいる。どうしてそんなことが言えるんだろう....と思います。
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 それにしても、What a day !!!

 20日の東京市場のサスペンド(一日にドル・円相場が仲値から2円動くこと)は久しぶりではないでしょうか。予想はしていたものの、「two-way market」の喪失には著しいものがある。まだまだ当分荒れそうです。今回の相場は、全体の構図はあまりにも明確で、ちょっと相場「らしさ」に欠ける。あまり感心しないマーケットです。金利についても「上げるべきだ」論が跳梁跋扈しだした。市場を効率化すれば、自ずから妥当な相場、金利水準は示される。それをいじると、市場の効率性が犯され、市場がゆがむ。為替、金利に強すぎる当局の踏み入れは避けるべきです。「政府も市場の一部」ですが、政府は時に大きな影響力を及ぼす。哲学としてまず「市場ありき」の考え方をしないと、経済運営に無駄ばかりが積み重なる結果と生む。

 忙しかったり、何かがたがたしていて3回連続断っていたのですが、広報部から電話で「伊藤さん、今回は是非」と言われて、午後4時30分過ぎにテレビ朝日のニュース番組用に30秒の絵をとった。向こうが来てのディーリング・ルームでの撮影。本番は2分くらいです。しかし、前後が数十分拘束されるので、あまり好きではない。しかも、ニュースで本当に使われるのは、30秒くらい。夕方6時のニュースに流すと言っていました。ニュース・ステーションも可能性があると言ってましたが、どちらも見てないので不明。徐々に下の人間を出していく予定です。今後活躍するのは、彼等ですから。
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 それよりサイビズからちょっと楽しみな誘い。何月号かの巻頭特集で「ノートパソコン」を取り上げるのだそうです。その座談会への誘い。弁護士さんとか、マルチメディア企業の社長さんとか、コクヨ(の予告)の通信事業部長さんなどが出るらしい。これは積極的に出よっと。サイビズさんには、メールを返信する前にここで「参加」を表明しちゃいます。


97年05月19日(月曜日)

 今日はかなり面白いサイトを発見しました。マイクロソフトが今後全米の主要都市について整備を進める「タウンガイド」のニューヨーク版。シアトルに続く第二弾だそうですが、ニューヨークに居たことのある小生としては、やはり今のニューヨークがどうなっているか気になる。「ニューヨーク・サイドウォーク」はその意味で、役に立ち、かつなかなか楽しめるサイトです。

 こうした「タウンガイド」はマイクロソフトのコンテンツ・ビジネスの一環をなすもの。なかなかやるじゃないですか。ほんのちょっと使ってみただけですが実によく出来ている。セクションは「映画」「レストランと」「イベント」「芸術∩音楽」「訪れどころ」「スポーツ」など分けられていて、ハイパーリンクしながら前に進んでいける。そればかりでなく、「fast finder」というのが右上にあって、興味のある分野などを入れれば一発で応えてくれる。試しに「opera」と打ってみたら、ずらっと出てきました。

 何でもマイクロソフトはこのサイトを立ち上げるに、ニューヨーカー1000人にインタビューしたのだそうです。何を知りたいか、今までのタウンガイドに何が足りないか。今まででも、例えばCitysearchなどあった。しかし、それをコンテンツで上回る努力を人もカネも使ってやったようです。確かに使いこなせば便利そう。「映画」に行ってみました。タイトルがずらっと出てきて、見たい映画をクリックすると、その映画をやっている映画館が示されて、その映画館をクリックするとその映画館がある地域の地図や、その映画館のある地域にあるレストランなどが示される。むろん、料金と上映時間も。至れり尽くせりなのです。明らかにアナログ情報の限界を越えている。今ニューヨークに住んでいる人に便利なのは言うまでもない。旅行者にも便利です。

 マイクロソフトは、このサイトの運営費を広告でまかなっているよし。日本レストランがいくつも出てますね。ここや、あそこが。ただし、私がニューヨークの日本レストランの中で一番好きで、最近もニューヨーク在住の藪中さんに教えた「喜楽」(751-1088)は出ていなかった。あたらしもの好きの「かっちゃん」(ご主人)じゃないからな。どなたか、東京に関してこれに匹敵するサイトがあったら、教えて下さい。
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 昨日の今日で恐縮ですが、ニューヨーク・タイムズで見つけたちょっと面白いジョークを英語のままで。でも、私のこの文章を読んでいらっしゃる方は、大丈夫でしょう。何せ、上で取り上げたマイクロソフトのビル・ゲーツが交通事故で死ぬところからこのジョークは始まる。

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 月曜日は、ちょっとグルーミー。体も気分も。ジョークが一番の薬です。


97年05月18日(日曜日)

 ちょっと虚を突かれた話。昼に一人暮らしのお年寄りのいる親戚の家に行ったのです。88才で今年米寿の祝いをするので、その打ち合わせに。話が一応終わって、何を言い出すかと思ったら、「最近は新聞を取っているが、全く分からない」「これは何 ?」というわけ。毎日新聞の昨日かなにかの一面トップに「新世紀のトライアングル」という見出しがあって、この「トライアングル」が分からない、「これはどういう意味か....」というわけです。

 88才のおばあちゃんで、新聞の一面トップの記事を見て分からなくて質問する....というだけで「座布団一枚」あげてもいいくらいなのですが、思ったのは「我々が何気なく使っている用語でも、分からない人は一杯居るんだろうな.....」ということ。だから実は、現代の文章というのはどの分野であれ、気を付けないと非常にわかりにくくなっている可能性がある。特に小生のように平気で文章の中に英語を入れてしまうような輩は、問題視されても仕方がないかもしれません。

 コンピューターの雑誌を何歳くらいまでの人間なら読めるか、またどの種類の人間が読めるかを考えてみると、かなり狭い世界です。逆に最近の日本の芸能界の話題に付いていこうと思ったら、これはこれで一定年齢以上の人は、努力がいる。そういう時代なんでしょう。では、「共通語」はどこにあるのか。これが問題です。コアとしての日本語は、言葉のディメンションに多少の差はあっても、これはこれで残っているように思う。だから新聞の記事は大部分が分かる。

 しかし、専門用語を普通の言葉にすべて置き換えるというのも、これは難しい。英語のニュアンスを伝えるのに、何時間も日本語訳を考えるのもちょっとやりすぎな感じがする。ですから

  1. それを読む対象が明らかに限られている、その道の人と思えるときは遠慮なく専門用語を使う
  2. しかし読者が不特定多数で、必ずしもその道に通じているとはいえない人が多い場合は、なるべくわかりやすい言葉に置き換える
ということが必要に思います。しかし、<2>の場合は、読者がポピュラーになりつつある専門用語を覚えられない、というデメリットがあります。それを避けようとすると、専門用語を使った上で、それに注釈を付ける、ということになる。しかし、それだと文章が長くなる.....。確かに難しい。

 一面トップの新聞記事に「トライアングル」を使った毎日新聞の姿勢は、正しいかどうか。ウーン、迷うけどあの場合は、使わなくて処理できたように思います。何せ、毎日新聞をとっている所帯は、全国でまだ400万はあるでしょう。そのうち何人が「トライアングル」を分からなかったかを考えると「努力不足」と言えるような気がする。
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 清原もつらいですねえ。自分が去ったチームがトップで、自分が入ったチームが最下位では。しかも、打率は2割3分台。4番の責任である打点は、松井の半分程度でしょう。よく出さしてもらっている、という印象。柔軟に打順を変えれば良いのだと思います。彼も気分転換ができる。

 それにしても「巨人−中日」を見ましたが、ひどい試合。「こんなの放送する価値があるのか」と思いました。プロの試合には思えない。エラーが二つ続いた。開いた口がふさがらない....とはこのこと。視聴者の要望の裏返しなんでしょうが、日本のテレビももうちょっと中継する試合をバラエティーに富んだものにしないと、相撲駄目、サッカー落ち目で野球が良いように見えますが、海外のスポーツに視聴者を取られてしまうような気がします。スポーツの醍醐味は、「どきどきできる」ことです。スリルがなければ、スポーツじゃない。


97年05月17日(土曜日)

 確率としては降られる危険性の方が高く、事実17日の早朝まで、そして17日にプレーを終わってから凄い雨でした。しかし、やっている間は薄日も射してみんな陽に焼けるほど。ウーン、日頃からの行いが良いと....(^_^)(^_^)。行ったのは、栃木県氏家の近くにあるユーアイ・ゴルフクラブ。レギュラー・ティーからでも6500ヤード近くある長く、そして広いコースです。

 相場が荒れていましたから、分散出発。車の最終組がゴルフ場に到着したのが殆ど早朝。やっぱり気になりますね。一端寝ていたのですが、彼らが来たときには目が醒めた。全員着いて、安全にプレーして、そして全員(12人)が家に帰り着いてやっと安心です。ゴルフ中の事故というのは結構多い。ボールに当たるのが一番多いのですが、やはり責任者としては心配になります。

 凄いスコアが出て、「41-42」の83。私ではない。外貨の佐藤博明。距離が長いだけでなく、昨夜の雨でランがないところでのこのスコアは立派です。コーヒー一族の上島は、相変わらずティー・ショットの飛距離は凄いが、グリーンの近くでチョロチョロ。今西は、新しいクラブでちょっと調子が悪かった。佐藤が良かったのは、アイアン。私は「46-46」でかなり不満。

 自分がメンバーになっているから言うのではないですが、ユーアイは「日本ゴルフ協会指定コース」で、プロ試験をやるほどですから推薦です。この直ぐ近くには、「ジュン・クラシック」「那須小川」「烏山城」などプロの試合をする有名なコースが結構ある。しかし、このユーアイのメンバーシップは、私にハードシップ(hardship)を与えてくれている(^_^;)。
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 金曜日に新幹線に乗る直前に東京駅の本屋で「孫 正義が、吹く」(東洋経済新報)を買って、東京に帰ってくるまでに一冊読んだのですが、面白かった。まず書いているのが「石川 好」さん。ちょっと珍しい組み合わせでしょう。まあ、橘さんが電脳化してますから、石川さんだってしていておかしくない。文章のうまさを誉めるのは石川さんに失礼でしょうからさて置くとして、「孫」という人を理解するのに非常に役立ちました。かなりの部分を石川さんが想像(孫さんのinner worldを”クリック”して)をして書いているのですが、むろん幾多のインタビューを経て書いていて、的を射ていると思う。孫さんを突き動かしているものに関する考察は鋭い。

 私がほぼ書き終えて日本経済新聞社から7月の下旬に出す本は、デジタル・ネットワークが経済・金融に与える影響を取り扱っていて、既に書き終え、何人かの友人にproof readをお願いしている段階ですが、私としても最後は「人間」が一番面白いと思っていて、そういう意味では「孫 正義が、吹く」は電脳社会を人間の側から見ていて良い。推薦です。教えられることも多いし、ウーン同じ発想だと思うものも多かった。
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 帰ってきてニュースを見ていたらギングリッチ(米下院議長)が、「今アメリカで進んでいる財政予算均衡に関するドキュメントをすべて、インターネットのサイトに掲載する」と発表しているのを発見しました。私も知らなくて「孫 正義が、吹く」で知ったのですが、ギングリッチはゴアと並ぶアメリカでのデジタル・ネットワーク社会推進論者の一人なんだそうです。日本では、ゴアばかりが有名ですが。

 もうこれははっきりしてきたのですが、アメリカは与党野党、政府を問わず、インターネットをofficialな情報開示ツールとして認識し始めている。アメリカの成人の少なくとも五人に一人はインターネットにアクセスできるそうですから、もうその地位を占めておかしくない。新聞だって、アメリカの成人の三人に二人くらいしかまともなところは読んでいないのでしょうから。ということは、アメリカで民主、共和のどちらの政党の候補者が21世紀初の大統領になっても、「デジタル推進派」である可能性が高く、年初の一般教書演説では97年のクリントンのそれに近いものが聞けると言うことです。
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 一日アクセスしてないと、メールが溜まっている。日経産業のメーリング・リストにも入ってますから。ドイツからは、うめちゃんから。「休暇中に何しているかくらい書いておいたら」(書かなかったかな)....という忠告と、ドイツの金・外貨準備の中の金のポーションについての「再評価」について。これはFTに書いてあったのですが、野党3党はワイゲルの辞任を求めている。歳入欠陥が1180億マルク出る。そのうちの600億マルクを手持ち金の再評価で生み出そうというのが政府計画らしい。歳入欠陥が出たままでは、「財政の赤字はGDPの3%以内」というユーロ参加基準を満たせないのが背景。ドイツも苦労している。

 ここの意見のうち、「ソロス社の東京代表」には小生も賛成。それにしても、ここに登場している人の納税額は凄い。


97年05月15日(木曜日)

 連休前が嘘のような荒れる相場。5月12日の News and analysis で今週のドルの大幅な下げを予想しましたから、まあしかたないとして、でもあまりにも続くと下の連中も疲れるし、大変です。明日は「TGIF」ってわけです。相場のセクションの上に立つ人間として一番のポジションは、「優秀な部下」ですが、それが疲弊しないようにしないと。もう少しの間続いて、来週の後半くらいからは落ち着きそうです。ドル・円は一時114円台。5月12日に予想したレンジに入ってきた。

 それにしても、暑くなってきましたね。冬の間は風呂のお湯を見るとほっとしたのに、最近は見ると気持ちが悪くなる。シャワーが最高。まだ水シャワーはちょっと冷たいのですが、半分くらいのやつが良い。今週から久しぶりにまたあちこち出かけてますから、帰ってシャワーを浴びて、とっと寝るというのが最高ですな。
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 誰に言われたのかな、「最近はまじめな調子で...」とこのdiaryについてのコメント。ウーン、地が出て"(^_^;)"。でも本当は fun-loving な人間ですから、何か面白いことがないかと思っていて、そうですなジョークももうちょっと集めたいと思っているのです。いろいろな方がメールで送って下さったのですが、勝手には載せられませんよね。また今週末からは、面白いのを考えようと思っています。

 fun-lovingに恥じない出来事と言えば、やはり13日は考えれば考えるほどナイスな会合でしたな。何よりも、初夏の夕暮れにばかっぱなしをするのが良い。ばぶちゃんパコちゃんのっこがいろいろ書いているけど、またやりたい会合。

 そういえば、ニューヨーク・タイムズの記事に一つ面白いジョークがありました。出所を明らかにすれば、新聞ならよいでしょう。コンピューターは、男か女か ? というやつで、その答えは「女」。理由は以下の通り。

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 ところで、金曜日の午前零時から土曜日の午前6時くらいまで、小生のホームページのフロントがdiaryになっていました。これは、フロントのページの日付を変えるために送ったファイルが、diaryのそれだったからで、まあこういう間違いはよくします。どちらも「index.html」ですので。今朝直しておきました。お知らせいただいた内藤さん、ありがとうございました。

 金曜日の夜から栃木県に移動しますから、多分明日のこのdiaryはないと思います。ゴルフ場に3キロもするコンパックをもっていく気はさすがにしない。


97年05月14日(水曜日)

 市場というのは、本当にいろいろの噂が飛び交うもの。レーガンは在任中に私が記憶している限りでは、5回は殺された。最近は、日本に関する噂が多い。大体がばかばかしくて、2時間もすると消える。今日もそうでしたな。普段はインターバンクが主な守備範囲ですから話してないお客さんとも今日は結構話せて、面白かった。セールスまでしちゃいましたよ。夕方からは、東京マーケット・フォーカス時代の田中、中山、槙ちゃんらとお食事会でしたが、皆変わっていなかった。最近の番組の変貌ぶりが話題になりました。三原さんが、頑張っておられる。
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 旧スター     vs     ニュー・スター
 80年代のスター vs    90年代のスター
 保守派      vs    革新派
 今回のデジタル・イクイップメント(DEC)のインテル提訴の図式は、いろいろな表現ができると思います。しかし、このニュースがいかに衝撃的だったかはニューヨークの株式市場の反応を見てもわかる。インテルは6.75ドルの大幅な下げを記録した(13日の引け値は、152ドル強)。それはそうでしょう。DECはペンティアムを使ってかなりの自社パソコンを作っている。自社開発のMPU「ALPHA」版より多い。そのほかでも両社は緊密な取引関係にある。しかも、提訴した後もDECはペンティアム・パソコンを作り続けるという。インテル、業界アナリスト、ウォール・ストリートが首をひねったのは当然です。

 どうやら問題の根っこは1991年にありそう。MPUの性能アップを検討していたインテルに、DECが「ALPHA TIPS」をライセンス供与しようとした。インテルはさんざん検討(むろんALPHAの実物を見た)した上に、丁重にお断りしたのだそうです。しかしその後DECはインテルのMPUのスピードが著しく速くなっているのに気が付いた。今でも[ALPHA TIPS」の方が処理速度はペンティアムよりよほど速いのだそうです。なぜ今まで提訴を遅らしていたのか、についてDECのパルマー会長は、「慎重には慎重を期し、確証をつかみたかったから」と言っているらしい。DECには今回の提訴に関して自信がある、ということです。DECはインテルが同社の10の特許を侵害したと主張している。おそらく、チップの高速化に関する技術でしょう。

 世界のパソコンの85%はペンティアムをMPUとしている。私の3台のパソコンのうち、2台はペンティアムです。DECが勝つと、ペンティアムの処理速度は落ちる。業界全体に対する影響は大きい。DECは直前までインテルに知らせなかったという。DEC側がインテルに知らせたのは13日の朝。パルマー会長がインテルのグローブ会長にe-mailを打ったのだそうです。「彼を電話で起こしたくはなかったから....」ということで。
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 今週は忙しい。明日は勉強会で、ヨーロッパの統一通貨に関する議論、金曜日からは泊まりのゴルフ。ゴルフは、私のセクション全体のもので、3組みと結構大人数で栃木県まで移動します。


97年05月13日(火曜日)

 5月12日に書いたNews and analysisに関して少し誤解されている方がいらっしゃるようなので、CLARIFYしておきます。いつも私が相場をやる上で頭に置いているのは、「政府は市場の一部だ」というものです。それ以上のものでも、それ以下のものでもない。市場関係者は、しばしば市場の常識(市場関係者が合理的判断と信ずる)とは相反することをするし、思考のタームが違う政府の行動や政府当局者の発言を馬鹿にしたがります。日本の大臣の場合は特に「市場に詳しいとは思えない人」ですから、余計そうなる。しかも、政府の論理はしばしば市場の論理とは相入れない「べき論」です。市場関係者にとって「べき論」ほど、とろく、目障りに見えるものはない。しかも、政府は常に市場にポジションを持っているわけではなく、時々しか入ってきませんから、市場参加者にしてみればその時は、「自分の芝生を荒らされた」印象になる。

 これはエコノミストと市場関係者の関係に似ていなくもない。大体が、エコノミスト、特に古いエコノミストは「べき論」をぶちます。政府の役人上がりが多いからですが、市場関係者から見ればこれはとろく見える。これは、視点のタームが違う若いエコノミストの書いたものを見るときにも、市場参加者がしばしば感じるものです。逆に、エコノミストのタームの違う視点にあまりにも影響される人は、市場ではしばしば動きについていけない。むろん、エコノミストはそれで良いのです。タスクが違う。タームの長い見通しを出すわけですから。しかし、相場を著しく動かすエコノミスト(かつてだったらカウフマン、数年前だったらバーグステン)だったらちょっと事情が違います。市場参加者は、それを理由に相場に乗ろうとする。しかし、全体的に言えることは、瞬時瞬時の相場変動に身を削っている市場参加者から見て、政府やエコノミストの説教は「dull」なものです。

 しかし、実際に市場でポジションをとれる政府と、エコノミストとはやはり違う。政府が市場に出てきた場合には、彼らは立派な「市場参加者」です。市場の一つの力だと考える必要がある。市場参加者と大きく違っているのは、彼らの「損益分岐点」が市場参加者とはまったく違うと言うことです。ないわけではない。しかし、許されるロスの規模は政府の方が格段に大きい。例えば、92年の秋にポンド防衛でイギリス政府が被ったロスを吸収できる民間の投資家は多くはないでしょう。損切りのレベルが違うのです。イギリス政府は非常に遠いロスカットレベルを持ちながら、それでも市場に負けた。誰も支援者がおらず、孤立無援で戦った結果でした。あの時は、背後にある論理が悪かった。イギリスがポンド防衛で続けられる高金利政策には、どうみても限界があった。ヘッジファンドなどから集中攻撃を受けた。いくら政府でも、抗しようがない。ですから、政府も一市場参加者としてむろん、負けることがある。

 そこで今回の場合です。92年のイギリス政府のケースほど、日本やアメリカ政府の立場が無茶だったわけではない。金利差には縮小の兆しがあったし、日本の対米黒字も増加していた。一説によれば、市場参加者の中にはヘッジファンドのような比較的当局的な考え方をする勢力もいた。だから、central bankersが今回は勝ったし、しばらくはそれが続く可能性が高いと見ているわけです。政府が市場に参加する時には、必ず理由がある。それが一番重要です。その理由の中にどれほどの正当性があり、どれほどの味方がおり、どのくらいの継続性があるか。それがより多く正当性を持ち、味方が多く、継続性が見えれば見えるほど、政府は単なる一市場参加者のレベルを越える影響力を発揮する。

 政府のスタンスを、くだらない、どうせ実現できない、と考えるのは自由です。しかし、政府も市場参加者の一人なら、彼らに正当な市場の場所を与えてやる必要があると思います。政府というのは、国際公約だとか、財政事情だとか、財界・政界との関係など色々なリスクを引きずっている。そのリスクは、しばしば市場関係者には分からない。しかし、それを読み政府の打つ手を読むのも市場参加者の仕事です。読んだ上で、ほかの市場ファクターと突き合わせる。そして冷静に力関係を考えるわけです。
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 ところで、今日は何とはなしにお互いに励まし(^_^;)あうということで、NORIKO さんPaco Chino さんばぶるばすたー さんと西麻布のkitchen fiveで食事した後、その近くのちょっとしたバーで酒を飲み、さらに新宿でカラオケ。フルコースでちょい酒が回りましたが、面白かった。皆さんの元気の良さには、脱帽です(^_^)(^_^)。

 そのバーで、静かにアストラッド・ジルベルトの歌がかかっていたのは、嬉しかったな。なつかしい。LPにはあるけれども、CDがなかったんです。早速買わなくては。


97年05月12日(月曜日)

 為替市場はちょっと落ち着きましたね。大相場が起きたときは、まず誰もが「これはおかしい」と思う。ファンダメンタルズが変わっていないケースが多いからです。ファンダメンタルズが変わらないのなら、この相場はおかしいから元の水準に戻るはずだと。しかし、そのファンダメンタルズでその相場水準であったときに、それが妥当かどうかのチェックはしていないケースが多いわけで、同じファンダメンタルズ下で相場が変動するのをおかしいと言い出すと、相場の動きはすべておかしくなってしまう。

 相場は、経済の大きな河のような動きに時に先行し、時に市場参加者のプリントされた行為(投資行動)によって遅行する。原則は「先行」ですが、遅行する事もある。もし「遅行」していた相場が、一気に「先行」しようとするとその相場変動は激しくなります。だから、相場はしばしばファンダメンタルズを理解するより、相場が動き出すタイミングを計るのが仕事になる。まあ、それのために皆チャートを付けたりして苦労しているようなものです。私の当面の為替市場の動きに関しては、土曜日の深夜からここにずっと掲載してあります。
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 当たらしサイトを二つ見つけました。ABC NEWSのホームページ。正式には今週の木曜日のスタートです。左上にあるABC NEWSの地球のマークが懐かしい。もう一つは、雑誌FORBESのページ。どちらもまだ実は余りよく見ていないので、興味のある方はご自分でチェックすれば良いと思います。

 ところで、DEEP BLUEと人間のチェス・チャンピオンの戦いは、ようやく日本でも各紙に掲載されましたね。6戦目でヒトが負けて決着。コンピューターが人間に勝ったのは最初だという。まあ、カスパロフの方はかなりプレッシャーがあったのでしょう。一つ面白かったのは、DEEP BLUEを作ったIBMは、「今まではビル・ゲーツ」を見る度に一種の劣等感を抱いていたが、今回の勝負で「DEEP BLUE」が一躍IBMのヒーローになったと指摘している点。
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 今日はついに拿捕されました。といっても、拿捕されたのは私のチャリ。数日前、新高円寺の駅の近くに乗って行って、用があって一晩取りにいかなかったのです。翌朝行ってびっくり。ない。やられたと思って、それでも周囲にないか探したのですが、それでもない。それで、いやあ買ってしまったのです。一番安い奴を。しゃくだから、ちょっとタイプの違うのを。しかし、買ってから駅の周辺の自転車がちょっと普段より少ないのに気が付きました。もしかしたら大掃除.......

 交番のお巡りさんに聞いて、「集積場」に行ってみました。杉並区成田東1−14。5月9日集積分の中にありやした。かごの中に残していたゴミも一緒に。ウー(^_^;)。悲しい。しかも、預かり量として2000両も取られた。しかし、持ち主が現れるケースはあまり多くないのだそうです。ずっと以前の「大掃除」の時の自転車が一杯残っていた。

 皆さん、自転車がなくなったら盗難と同時に、「拿捕」された可能性を考えてみましょう。多くなった一台は、タイプが違うからどうにか使い分けますわ。


97年05月11日(日曜日)

 良い天気。スポーツも面白かった。女子のゴルフは、岡田さんに優勝させてあげたかったですね。最年長優勝なんて凄いじゃないですか。18番のグリーンは難しそうでした。相手に二度も素晴らしい寄せパットを見せられたら、腕が動かなくなったのかもしれない。彼女は二回とも、プロサイドでない方に外していた。男子ゴルフの久保谷は25才だそうで、なかなか金子や尾崎を従えて優勝するなんて凄いじゃないですか。タイガー・ウッヅ並に家族(お父さんとお母さん)が来ていて、抱き合ってましたな。日本もそういう感じの国になってきて、なかなかいいですね。最近は、フィアンセとか奥さんと子供が一緒に優勝インタビューに出たりする。

 川奈は何回かやったことがありますが、「富士」ともう一つ「大島」と言ったと思ったのですが、36ホールあってなかなかタフなコースです。トーナメントで18番で使われているあのバンカーにびっしり囲まれたホールは普通は富士の9番で、プロは皆第二打を9番とかピッチで打ってましたが、アマではそれは無理で第二打は6番くらいになる。と乗らずにバンカーに落ちる。最初から3オンで狙えば良いのですが、それでは面白くない...という難しいホールです。「大島」は海越えのコースなどがあって面白い。短いので、調子がよいといいスコアがでる。ハーフ40というのが昔ありました。
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 日曜日の日経新聞などによると、8日にグリーンスパン連邦準備制度理事会(FED)議長がニューヨークのHaskins Partners Dinnerで行った講演については、アメリカのマスコミの間でも解釈が完全に割れているらしい。まあ彼の講演内容が実際の金融政策では「どちらを指すのか」は常に意見が割れるわけで、別に目新しいことではないのですが、私が読んだ印象は「5月はない可能性が高い」というものでした。

 その理由は、

  1. 利上げを強く正当化する発言をしているが、それは3月25日の措置に関してであって、5月20日に言及しているわけではない
  2. 3月25日以降に出た強い経済指標にも関わらず、グリーンスパン議長は米経済に対する見方そのものは変えていないと言っている
  3. 金融政策がいまはやりの「冷や酒効果」を持つものであるとしたら、3月の一杯の効き目が少し分かってから手を打つのが妥当である
 というものです。<1>については、議長は一応の挨拶をして直ぐに
A central bank's raising interest rates is rarely popular. But the Federal Reserve's action on March 25, to tighten the stance of monetary policy, seems to have attracted more than the usual share of attention and criticism. I believe the critics of our action deserve a response. So tonight, I would like to take a few minutes to put this action in the broad context of the Fed's mandate to promote the stable financial environment that will encourage economic growth.
 と述べ、今回の講演が3月25日の利上げの正当性を改めて主張するものであることを明確にしている。読んで直ぐ印象として残るのは、「グリーンスパンは直球を投げている」というもので、それは使われている単語から来るものではなく、文章の構成によるもの。以上にクウォートした文章などは、「えらい強い調子だ」という印象を読む人に与え「また利上げか」と思いがちですが、これらはすべて3月25日に関してのものである。

 <2>について気になった文章は

I wish it were otherwise, but there is no alternative to basing policy on what are, unavoidably, uncertain forecasts. As I have indicated to the Congress, we do not base policy on a single best-estimate forecast, but rather on a series of potential outcomes and the possible effects of alternative policies, including judgments of the consequences of taking a policy action that might, in the end, have turned out to be less than optimal.

I viewed our small increase in the federal funds rate on March 25 as taken not so much as a consequence of a change in the most probable forecast of moderate growth and low inflation for later this year and next, but rather to address the probability that being wrong had materially increased.

 という部分。これはつまり3月の利上げ時も米経済が彼の言うところの「transitory growth」であったのか、それとも「sustainable growth」であったのかは実際にはよく分からなかったが、「利上げは、行動しなかった時に生ずるかもしれないリスクに対する保険だった」と言っているわけです。だとしたら、「第一・四半期の高い成長は季節要因や天候に基づくもの。これから景気は鈍化する」という見方がむしろ強くなっているこの時期には見送って、また7月に考えれば良い。<3>の冷や酒効果も同じことです。通常、通貨当局が一度政策決定をして、次の理事会でまた同じことをすると言うのは前回の判断が間違っていたことを示すようなもの。だってそうでしょう、なぜその時2回分をやる決定が下せなかったのかと。だから、小生は今の状態では、5月20日の利上げはないと思います。


97年05月10日(土曜日)

 円相場変動の極め付きは、やはり金曜日のニューヨークの市場でしたね。海外の市況を読んでいたら、「panic selling」という言葉が何回も出てきた。ドルがいかに激しい動きだったかについては、

It was the biggest one-day tumble since Sept. 21, 1995, when the dollar fell from 102.96 yen to 97.10 yen, according to data compiled by I.D.E.A., a New York financial advisory service. It also marked the dollar's biggest weekly decline since the third week of September 1995, when it fell 7.6 yen.
 で見ても明らかです。このドルの急落については、News and analysisのコーナーに分析を載せました。金曜日に私のサイトを見に来てくれた人は、「どう見ているのだろう」という事だったと思います。お待たせしました。私の休暇は12日までありますから、まだofficial versionではないのですが、一つの見方ですから参考にして下さい。
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 今日の日経の夕刊にも載っているのですが、インテルはペンティアムUについて
Intel Corp. said Friday that an internal investigation found that its much-hyped Pentium II chip, which was unveiled this week, does indeed have a math bug. But all indications were that the problem was very minor, and the company made no plans to recall the chips.
 と発表。「math bug」はあるが回収するほどではない、というのもちょっと不思議ですね。自動車だったら、修理スタンドに立ち寄った時に.....と言えるがパソコンはそうもいかない。と言うことは、この bug は許容の範囲と言うことになる。でも買った人は、「最初から bug がある」と分かっているMPUを買うわけですから、気分は良くないでしょう。
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 良い天気でしたね。家を朝5時40分に出て大月まで行き、そこでゴルフだったのですが、日中は全プレーヤーが半袖でした。まあ当然ですか。陽にも焼けました。これから6月の中旬までが、ゴルフにとってベストの季節です。しかし、冬のコースとはずいぶんと違ってきている。斜面にボールが止まってしまう。冬は落ちてくるケースが多い。スコアは前半の47はまあこんなもの。後半はちょっと自慢できて41。途中まで30台かと思いました。ただしノーダボ。でもバーディが出たのは、前半でした。帰りに知り合いの乗ってきたベンツを少し運転しましたが、あの車は確かに乗りごこちは良い。重量感と操作性のバランスが良いのです。後は、加速。でも、普段車を運転する気はさらさらありません。

 夕べから今朝にこのサイトに来た人は、「今日はないのか」と思われたかもしれません。作成はしていたのに、サーバーが動かなかったのです。原因は知りません。mailとftp の両方が駄目だった。二つくらいのサイトにページを持つべきだと言うことですか。しかし思ったのは、aolがラインダウンしたときもそうですが、オンライン業者というのは民間業者とはいえ強い公共性を持っているということです。今の日本だったら、Niftyserveが平日二日くらいダウンしたら、相当大事になるでしょう。「民間だけど、半ば公共」という業者を今後どうしていくかは、電話にしろいろいろな参入が起きると思われるだけに、今から思案しておく必要があるかもしれない。


97年05月09日(金曜日)

 珍しくサーバーはダウン(特に mail server と ftp server は10日の早朝もまだだめでした)するし、一度書きかけた文章は間違って保存し忘れるしで、ちょっと面倒なことがいろいろあった一日。多分、9日の夜グローバル・オンライン(私が使っているプロバイダー)にアクセスした方の一部にはご迷惑をおかけしたと思います。きつく文句を言っておきます。また、日中は映画を見ましたが、これも良くなかった。「The Long Kiss Goodnight」というやつで、ジーナ・デービスにちょっとは期待していたのに、駄目。「Cut Throat Island」(でしたっけ)はなかなか良かったのに。これは楽しめた。今度彼女は、女性メジャーリーガーの薬、おっと「役」をやるらしい。
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 最近電子メールばっかしであちこちの人とやり取りしていて反省しているのです。これでは駄目だ、と。ウーン感触としては4〜5回メールをやり取りしたら、一度はメシでも食った方が良い気がする。根拠なんてありません。そう思うんですな。以前、「あたしゃ”肉”を大事にする人間....」てな事を書きましたが、その気持ちは全く変わっていない。”肉”とは、「肉声」「肉筆」それに、「肉体」。

 今日の日経の夕刊に面白い記事がある。長銀の人が書いていて、テレビ電話会議の最後に、「じゃ今度ゆっくり会って....」という話になるのだという。まあ、テレビ電話会議だと会社のお金を使って大勢でやるのでしょうから、やはり最後はそういう話になるのでしょうが、それでも「今度ゆっくり」という気分は分かる。ウーン、ちょっと一段落したから、来週はあちこち出没しよう.....。
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 最近良くなったサイトを二つ。あゆちゃんのフロントページが変わりました。夜中にテレビを消し忘れると「・・・・・・」と音を出してなりそな画面がフロントに二つある。あれをどうやって止めるか発見しました。彼女も知らないかも。ばぶるばすたーさんの「泰の言いたい放題」も良くなった。「おそるべしIBJ」と「内部告発とインターネット」は面白かった。前者に登場する本は、小生も二日前に読みました。ちょっと引用が多いけど、確かに書いている人が凄い。
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 ニューヨーク・タイムズのたまごっち日記「day x」はまだ続いている。驚きました。チェスは、また引き分けで「一勝一敗 二分け」。第5戦は今日かな。IBMは会長が視察に訪れたりと結構力を入れているようです。昨日から今日にかけて、アクセス件数が急増したのですが、知らないところで商会でもされたのでしょうかね。


97年05月08日(木曜日)

 ドル・円相場が円株の高値追いや円債の大幅な下げの後を追う形で、大きく円高に動きました。日経のサイトには、榊原英資・大蔵省国際金融局長が参院大蔵委員会で「過去の経緯からいくと1年で平均23円程度為替は変動している。これから考えると1ドル=103円までは円高になる可能性がある」と述べたことが要因だとある。この論理にも市場の反応にも首を傾げたくなることがあるのですが、まあ「pale bull」が多くなっていたということでしょう。こわごわとドル・ロングを持っていた人たちです。

 「平均23円動く」と言っても上もあるわけですが、市場は当然下を計算した。100円を割っていないのがみそですが、やはり円金利が上がりだした環境では、ドルのロングはなかなか維持できなかったということでしょう。過去の例で言うと、世界のアンカー役の国の金利が大きく動いた時には、世界中の相場は大きく動く。その低い金利を発射台に世界の資金の流れが形成されているからで、その逆流が起きるわけです。しかし、94年のアメリカの例を見るまでもなく、一番金利が低い国の金利がかなり大きく動いたあとで世界的な upheaval は発生する。94年のアメリカもそうです。ですから、今急速に上がっている円金利の上昇がどのくらい続くのか、それともヘッジファンドの仕掛け程度で終わるのかが分かれ目でしょう。円の長期債について言えば、2.5%を上回ったら買いたい人は一杯いる。
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 インテルの次期 MPU である「ペンティアムU」が発表になりましたね。日経産業新聞の最後に載っていた記事の写真で見ると、やはり「U」は相当に小さい。「プロ」の二分の一以下です。それでいて当然性能は高い(300メガヘルツまである)わけですから、またまたハードの小型化が可能になる。高速で小型のコンピューターが出来るというわけです。システムとしてのハードが十分な性能を発揮するためには、通信環境から使う人間の能力まで変わらないといけないわけですから、時間はかかるでしょうが、電脳社会は一歩一歩前進していることになる。。

 今回の「U」については、発売以前から「バグ」の情報がインターネット上に流れた。バグ情報が掲載されているホームページはすっかり有名ページになったらしい。アクセス件数を見ると凄い数になっている。その中の、この記事が具体的なバグ情報とされているものですが、最初の方に「math bug」と出て来るとおり、数学的なバグらしい。私も途中まで読んで止めました。関心のある人は読めば面白いかもしれない。この文を書いた筆者も、専門家ではないと最初の方に書いてある。よく分からないから、インテルも「調査して9日までには発表する」としか言っていない。既に「U」を搭載したパソコンは一部で売りに出されていますから、「あり」となったらちょっと混乱するかもしれない。

 しかし、面白いと思ったのは「プロ」の欠陥騒動の時には数ヶ月もこれを隠していたインテルが、今回はインターネット上のホームページに必ずしも確かでない「浮動小数点のバグ」に関する文章が載っただけで、「直ちに調査」「結果公表方針」を余儀なくされたこと。情報が隠されているうちは、決断を先延ばしに出来る。なぜなら、他の人は問題の所在さえ知らないからです。しかし、公表されたら直ちに動かざるを得ない。ネット社会では、情報は瞬時に駆けめぐる。多分、このインテルの「U」の欠陥に関する文章は、ニューズ・グループなどで地球を一周するかしないかの間に実に多くの人の目に触れたのでしょう。正しくても、そうでなくてもインテルは対応を迫られた。

 ところで、私がどうやってこのページを見つけたかって。日経産業の「インテル・シークレッツと呼ばれるホームページ....」という記述が手がかりでした。アメリカのyahooで「intel secrets」と検索したら一発でした。インターネットは本当に便利に出来ている。
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 便利と言えば、ホワイトハウスにある「ESBR」(ECONOMIC STATISTICS BRRIFING ROOM)はアメリカの経済統計が集まっていて非常に便利なサイトですが、ずっと探していたんですな。日本政府のこれに相当するページはないのか....と。政府のはまだ見つかってないのですが(多分ないのでしょう)、それに近いページを発見しました。電猫君。個人の方がやっているようで、まだそれほどよく調べたわけではないのですが、結構まとまっていそう。使えるかもしれない。私のリンク集の中に入れました。ESBRと並んで。

 「ストックオプション全面解禁、衆院通過――来週中にも成立へ」「大蔵省、証券本体の兼業規制撤廃――商品先物、保険販売など解禁 」と面白いニュースが並んでいる。日本は結構動き出したら速い。明治維新の時の改革の速さなど、今でも驚異です。


97年05月07日(水曜日)

 面白いニュースがいくつかありました。まず、カリフォルニア州に住む約1000万人の住民や同州にある企業に、「来年から電力を電力会社以外から買う権利」が授与された、というもの。「電力会社以外に、電力を供給できるのは誰」と聞かれると、多分日本では「?」となるんでしょうね。ちょっと思い浮かばない。しかし、記事によると発電器を持っている個人から買っても良いそうなのです。新たな起業のチャンス。発電器でも持って、カリフォルニアに出かけますか。

 発想が面白いですね。何にでも競争原理を導入しようと言う。まあ、常識的に考えれば自家発電能力のある工場などが、夜間発電タービンだけ回してその電力を売る、というような事が考えられます。カリフォルニアの電気料金が高いのかどうか知りませんが、こういう形で公共料金も押さえられるという典型のような話です。いつも議論になるのは、「信頼性」。しかし、安定供給できなければ消費者(需要家)から見捨てられて商売にならない、という意味では新たな供給業者もそのつもりでやりますから、そんなに無責任なことはしないでしょう。日本でだって、宅急便が郵便より問題が多いとは聞いたことがない。郵便は、しばしばアルバイトさんによって正月に大量に投棄される。オプション(選択肢)を付与していく、という発想が面白い。むろん、実際に電力会社以外から買電する人は多くはないし、電力の供給業者が急に増えるとも思いませんが。
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 Newsweekが過去に前例のない大規模な雑誌回収を行うという。回収されるのは、「Your Child」というspecial issue。毎週の奴ではない。何故か。記事の中に、赤ん坊(5ヶ月)ににんじんを自分で食べさせる事を親に推奨する記事があるのだそうですが、それを実際にやらせると喉に詰まって赤ちゃんが死ぬ危険性がある、というのが理由。しかし、実際に事故例はゼロだという。このspecial issueは既に4月の末からスタンドに並んでいるらしい。特別号ですから、6月いっぱいまで店頭に並ぶ予定だった。

 それを全部回収して、別に刷り直して再び店頭に並べるという。Newsweekがこのような大規模なリコールをするのは初めてだという。リコールと言えば、自動車会社のそれは頻繁に聞きますが、雑誌では聞いたことがない。Newsweekだからやるのでしょう。一般の雑誌には、またインターネット上もそうですが、危険な事を書いてある文章はいくらでもある。赤ん坊には「自己責任」はないですから。まあ、親には有力な雑誌に書いてあれば、それを信じる向きもあるかもしれない。この「Your Child」号は、将来値が付くかもしれませんね。
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 「ネアンデルタール」を読み終えました。あまり爽快な印象は残りませんでした。なかなか発想は面白い小説でしたが。「陰謀は知恵の始まり」という部分は、確かにそういう面はある、という感じ。しかし、もっとうまい小説になったし、読んだ後に爽快感の残るものにできたような気がします。来年にはスピルバーグが映画にするそうで、どのような仕上げになるか仕上げが楽しみ。

 ところで日本でも小さくは扱われているようですが、「人間 対 コンピューター」のチェスの試合は、結構盛り上がっているようです。第2戦で「1 対 1」になったことはお伝えしたとおりですが、第3戦はドロー(引き分け)だったようです。IBMのページに将棋なら棋譜というんでしょうが、チェスの場合は何て言うか知りませんが、Javaで駒の動きが分かるページがある。なかなか面白い。アメリカの新聞は結構どれも大きく扱っているのですが、無料のワシントン・ポストのそれが面白いかもしれない。
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 今朝の日経の「テクノ依存症」の記事を読みながら、「いるかもしれない、この手の人たちは」と思いました。忘れてはいけないのは、コンピューターはツールだと言うことです。「コンピューターが作るネットワーク社会」とか言うけど、ネットワークのインフラを作っているのはコンピューター(とその通信機能)かもしれないけれども、ネットワークを形成しているのは人間です。別にコンピューターが作っているわけではない。いろいろ言われているけれども、日本の会社組織だってうまく起動させれば、立派なネットワークに変わりうる。


97年05月06日(火曜日)

 暑い一日でしたね。夕方にはついに家で冷房を入れました。今年初めて。ついでに、株式市場も熱かった。今年1月1日の日本経済新聞の「日本が沈む」という副見出しの特集記事から始まった超悲観論(あたしゃこの見方に反対でした)もやっと一巡ですな。実際には東京に上場している銘柄の一部は国際的にどこから見ても優良銘柄で、もう一方には国際的に見ればどう見ても買えない銘柄があるという「二極分化」していたのを、「日本」という国全体に対する「悲観論」で煽り立てたところに間違いがあったように思います。「日本売り」とか「日本悲観論」というのも、訳の分からない、定義の曖昧な言葉です。なぜそう「国家集団的」に考えねばならないのか不明です。

 客観情勢から見れば、今の世界ほど企業にとって希望に満ちた時期はないはずです。市場経済は10億人から、40億人に拡大しつつある。インドにも、中国にも「豊かな消費者」が生まれて、彼らの購買力はすさまじい。市場経済の拡大による労働供給量の増加や、コンピューターが生産性を上げていることからインフレはない。金利は世界的には依然として超安定です。企業活動にとってこれほど素晴らしい環境はない。こうした環境を生かせないとしたら、国の桎梏はあるにせよ、かなりの部分それは企業サイドの責任でしょう。
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 これは昨日の記事だったと思うのですが、IBM のチェス・コンピューター DEEP BLUE が初戦に負けた後、第二戦(5月5日)には KASPAROV に勝ったというので、かなり大きな話題になっていた。今回はコンピューターが先攻だったものの、「また KASPAROV の勝ち」との見方が大方だったそうで、「専門家は驚いている」との内容。

 チェスは駒を並べて動かせる程度で詳しくないし、その試合を見てもいないのですが、徐々にコンピューターが出来る範囲が広がっている印象がします。でも、何よりも偉いのは、そのコンピューターをプログラミングした人でしょうな。将棋はどうでしょうか。多分チェスより遙かに難しいのではないかと思います。コンピューターにとって。なぜなら、駒が将棋では生き返ることが出来る。チェスは一度死んだ駒は使えない。
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 私の3台目のコンピューターを作ってくれた「ビジネス・ソフトランド」がホームページを立ち上げました。URLは、http://www.jah.or.jp/~bsland/で、中身はちょっと物足りない。「写真を入れたら」と言ってあります。最近見たciscoのホームページなどは、写真から仕様から全部載っていて、そのままネット販売するのだそうです。このネット販売が急激に伸びているという。いいですね、コストがかからなくて。店舗もいらなければ、販売担当者もいらない。その分安くなるというわけです。


97年05月05日(月曜日)

 「こどもの日」の話題にはふさわしくないかもしれませんが、笑っちゃいましたね。サダム・フセインがホームページを作ったという。URLは、http://196.27.0.22/iraq/というちょっと奇妙なものです。これを報じているのは、Cybertimesなのですが、その記事にはもっと笑えることが書いてある。

 But well-wishers hoping for replies to their E-mail will have to be patient. Even though Mr. Hussein is now on the information highway, messages to him will still have to travel part of the way to Baghdad via old-fashioned roads.
 このホームページを作っている会社がアンマン(ヨルダン)にあって、そこで E-mailを出力して、それを紙で「通常の道路」を使って輸送し、それでフセインに渡すというのです。イラクにはポイントがない。今日の新聞には、「連休中、あなたの会社のコンピューターは大丈夫 ?」とかいう記事がありましたが、アタックを彼のページに集中するというのはどうでしょうか。写真の顔になにか塗るとか。小生は出来ませんが、そのくらいの技がある人はいるのでは。
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 新聞記事で言うと、日本経済新聞の「金融 ザ・ランキング 人員削減率」という記事も異彩(^_^;)を放っていましたね。小生、今の日本の金融機関が直面している一番の問題は、「ビッグ・バンの最中もそうですが、その後も最後はどうやってビジネスするかの”戦略”」だと思っていて、何人人員を削減したかなど全く本質的な問題ではないと思っているわけです。だってそうでしょう。人員を削減したと自慢したって、有能な人が辞めたら、何の意味もない。働かないで高給をはんでいる人が残って、若い給料の安い有能な人が辞めたら企業にとって打撃になるだけなのです。
 どうしてそんなことが「ザ・ランキング」なのか。ビッグ・バンとその後の金融市場のあり方、自分の会社のあり方について「これしかない」と思って、人員を大量に採用したとしたら、それはそれで凄い、そして素晴らしい戦略だと思うわけです。ただ減らせば光明が見えてくると思うのは、間違い。何も解決しない。どこの会社が何人減らしたとかくだらない情報に踊らされないで、それぞれの企業は今後自社の戦略をどこに置き、何をし、そのためにはどんな人材が何人いるかを立案するのが必要なのでしょう。

 確かにアメリカの会社はリストラで人員を削減したことろが多い。しかし、それは株式市場でそれ自体が評価されるから、発表するだけの話です。ディスクロージャー上もそれは必要ですから。しかし、一方で何をし、誰を雇い、市場のどこに注力するかの戦略がなかったら、辞めさせられた人も浮かばれないでしょう。残った人にだって、何をするのかが示されなかったら、方向が摘めない。記事に文句を言っているわけではなく、ポイントは「人員削減率」ではない、他のところにあると思うわけです。
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 コンパックがいよいよ「注文生産」の方向を明確に打ち出し始めた。英語で、「made-to-order PCs」というらしいのですが、生産、在庫と中間流通経費の削減にねらいを絞り、この結果一部のデスクトップ・コンピューターについては15%の価格ダウンが可能になると言う。同社はこのためにGateway2000や、Micron Electronicsなどの注文生産業者の買収を検討するという。

 なかなか、野心的な計画ですね。なぜなら1994年に同社がIBMを抜いてパソコン生産高第一位の企業になるのに手を貸した世界中の大手、中小のディーラー各社の存在を危うくする危険性を持つからです。あるダラスの大手ディーラーは今回のコンパックの方針(今月実施)に対して、「マグニチュード7.1だ」と述べている。背景は、デル、Gateway2000、Micron Electronicsなどに対して生じてきたコンパックの製造コスト面での不利。デルの伸びに関しては4月29日に掲載した表でも示されていたとおり、伸びが凄い。コンパックとして「在庫削減」「流通コスト削減」で対抗しようと言うわけです。

 生産と流通の各段階での「在庫をより少なくする」という動きは、今後の経済を考える上で重要です。コンピューターと通信の革命がそれを可能にしている。コンビニもそうです。在庫を持てば、それだけ場所代もかかるし、流通経費もいる。ですから、コンピューターのメーカーだけでなく、コンピューターをどのように使って個々の消費者向けの製品をいかに中間コストなしで作るかは大きな課題になるでしょう。製品のベース部分は大量生産し、最後の消費者のこだわりの部分で、少量多様製品に仕上げるということは既に可能なはずです。コンピューターに詳しい人だったら、仕様を最後は自分で仕上げて、メーカーに送るということも夢ではない。もうその兆しは出ている。在庫が少なくなれば、景気変動を起こす一つの大きなファクターが弱まる。景気の自動調節機能は高まると言うことになる。
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 海外での通信環境や、たまごっちに関してばぶるばすたーさんや、寒い国から来た預言者さんからメールをもらいました。TKS。役立ちます。たまごっちは、アジアでも売り出されたようです。面白いのは、NY TIMESがニューヨークで売り出された日を「DAY 1」として今日で「DAY 3」なのですが、「たまごっち」飼育日記を書いている点。記事がないんだ....。ばからしいので、読んでませんが.....。
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 みなさん、明日から会社の人が多いんでしょう。あたしゃ、12日まで休みです。ラッキー。


97年05月04日(日曜日)

 昨日ニューヨークで売り出された「たまごっち」について、同地在住の太田さんからメールをいただきました。何でも二回も並んだそうですが、ゴールデン・ウィークでニューヨークに旅行をしていた日本人も多かったようで、列の約半分は「日本人観光客でした」とのこと。一般のアメリカ人の反応は、「たかだか$18のゲームにそこまでしなくても良いのにという、否定的な感想がほとんどでした」という。ただし、マスコミは飛びついて、CBSニュースでもかなり大規模に報道されていたという。ニューヨークでもたまごっちは「いまのところ、販路がかぎられていて、MACY’SとFAOシュワルツだけのようです」という。
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 ところで、「しら」さんが連休中にアメリカに出張し、彼の地からホームページを更新していて、それを読むと私も入っているグローバル・オンライン(GOL)には、800番サービスという便利なものがあるらしい。テレビがあったりして去年一年間海外はどこにも行ってありませんので、「仮に出張した場合はホームページの更新に関しては機器をどう使うのか」というのは興味の一つの対象だったのです。そこで「しら」さんが私の代わりに出張してくれて(^_^)(^_^)事情を偵察してくれて、こちらはそれをメールで逆取材したわけ。

 私の一番の関心は、電話はつなげてしまえば問題ないわけで、パソコンと電話をどうつなぐかにあったわけです。しかし彼によると、「米国の電話とは勿論モデムで接続しますが、PCカードのものを使っているので、持ち運びは簡単です。また、米国の電話のモジュラージャックは、日本のものと同一ですから、これも全く問題はありません。米国からの接続はごく簡単です」とのこと。問題なさそうですな。世界中と同一環境で通信できたら、楽でっせ。まあでも、3キロのこのコンパックのラップトップとおつきあいする気持ちはございません。せいぜい1.5キロまでですな。早く軽いのを買いたい。
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 諏訪での日中は、白樺湖の湖畔に出来たテディー・ベア(teddy bear)博物館なるところに行ってきました。そう、かなり大きな館全体がテディー・ベアで飾られている。あらゆる種類のベアがいましたな。大きいの小さいの。展示では「テディー・ベア国際会議」というのが面白かった。世界10カ国語か何かで、熊達が国際会議をしているわけです。同時通訳付きで。結構かわいくて、子供連れで賑わっていました。蓼科や白樺湖の周りにもいくつか面白い美術館やこうした特徴のある博物館が出来ている。
 相場をやっていると、「ベア」というのは「弱気」。なぜ怖い熊が「弱気」か。私も相場をやり始めたときには知らなかった。なぜ「ブル」(雄牛)が「強気」なのか。しかし、しばらくして本で知りましたな。熊は攻撃を上から下に手を振り下ろして行う。逆にブルは下から上に頭を突き上げて攻撃する....というのが一般的解説。後一つ、何で「テディー」なのか。つまり、テディー・ベアの名前の由来です。うろ覚えで、「セオドア・ルーズベルトから来ている」と思っていたのですが、今回は辞書を調べました。載ってましたね。「狩猟好きのセオドア・ルーズベルト大統領が仔熊を見逃してやるところを描いた漫画から」とある。セオドア・ルーズベルトは第26代の大統領(1858〜1919)。フランクリン・ルーズベルトは確か親戚だったと思います。
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 今夜のNHKのスポーツ番組で特集で取り上げられた小錦のホームページは、http://www.ibm.park.org/Japan/Konishiki/index.htmlで、IBMのページの中にある。この手でページを持っている運動選手はいっぱいいます。IBMの戦略かもしれない。まあ、なかなか面白いページです。


97年05月03日(土曜日)

 親孝行シリーズで朝諏訪に移動しましたが、朝の電車はさすがに込んでいた。指定席をとっていましたから、大丈夫でしたが。久しぶりに一族郎党が集まったという感じで、お袋の具合も良いし、弟も肝炎から立ち直ったし、まずは良かったという週末。弟には直ったと思ったらサウジアラビア出張とかいう話が出ているらしい。建設会社は人使いが荒い。男どもでボーリングをして、一人4ゲームやったのですが、私は最初こそ198とか最近にないスコアが出たのですが、後半二ゲームは全快した弟には負けましたな。でも1ピン差のゲームが二つあって(一勝一敗)、結構白熱して面白かった。ゲームを楽しめるくらいに健康第一ですか。諏訪は午後から軽い雨でした。各地はどうだったのか。神宮も、横浜球場も雨の中を試合をしていた。
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 金曜日に私の隣に座っている後藤君(国際金融情報センター帰り)から彼がセンター時代に教わった面白いページとして、「方言研究所」のURLを教えてもらいました。REAL AUDIOで音まで出てなかなか面白い(^_^;)。まあ、徐々に言葉でも何でも de facto standard が主流になる社会では、「方言」のようなものは大切にしなければならないし、方言は事実再び人気が出てくると思っていて、これは面白いページのように思います。

 諏訪にもいろいろな方言がありますね。まずいまでもつい出るのは、「ごしたい」。「疲れた」という意味です。あと面白いのは、「こちらに走ってこい」というのを「とんでこい」という。語尾が「ずら」になるのは伊豆地方もそうですが、どうも調べると天竜川にそって「ずら」圏がある。伊豆の有名な旅館を舞台にしたテレビ番組が昔あったのですが、そこで「ずら」「ずら」と出てきたのを今でも思い出します。一口で「英語」といってもそれこそパターンはヤマほどある。コックニーの英語など、私ごときには聞き取れません。文字に書くと分かりますが。インターネットのような情報ツールが普及しても、アクセントは伝わりませんから、これは残るのでしょう。残せるところでは、「変化」や「多様性」をなるべく残しておきたいものです。
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 ニューヨーク・タイムズにニューヨークに上陸したたまごっちの話が載っていて、その中でなかなか粋な表現を見つけました。昨日のメージャーのもそうですが、その手の表現を集めるのも私の趣味の一つです。

Indeed, Tamagotchi, which roughly translates as "cute little egg," has become a virtual game in another sense as well: it is virtually always sold out at virtually every store.
 virtually funnyな表現ですね。ただし、たまごっちがアメリカで爆発するかは不明。日本で人気があってもアメリカではダメな商品もあるし、逆に日本であまりよくなくても、アメリカでは爆発するモノもある。


97年05月02日(金曜日)

 「Major Comeback As A Minor」

 という見出しの記事があったそうです。為替カスタマーの斉藤君によれば。なかなかうまいじゃないですか。まあ今回だけでなく、Major前首相はこの名前で随分からかわれた。それにしても、Majorさんは小さくなってしまった。有力な閣僚は次々と落ち、議席は選挙前の半分になって。「新しい党首を選んで....私は引退します」と演説しているのを見て、「選挙民はつめたい」と思いました。だってそうでしょう。今のイギリスの繁栄をもたらしたのは、保守党です。確かにサッチャー、メジャーで18年やったのはやり過ぎかもしれないけれども。

 英国民のテレビとのインタビューを聞いていたら、「変化」「変化」「変化」という答え。政策が限りなく似てきているというのが、簡単に「change」と言える背景でしょう。しかし、43才ですから彼も楽に10年くらいはできる。そのときはまた、「change」となりそう。まあ、サッチャー、メジャーの18年間に日本の首相は11人代わっているそうですから、日本人の方がよほど「change」好きなのかもしれない。本当は。有力紙のある記者が、「労働党政権にとって最大の問題は、過大評価されているポンドだ」と書いたから、東京の午後からポンド売りが出た。また、ブレア新首相は単一通貨への参加の是非は「国民投票で」と言っていますから、イギリスにおける新しい政権誕生は、為替の変動要因ということです。
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 いやあ、嬉しいですね。明日から12日まで、お休みです。半年に一度の「5連続休暇」制度による連続休暇。連休の5日分がありますから、通常より一日長い10日間。結構予定が入っていて忙しくなりそうですが、「この時間はここにいなければならない」というのがないだけでも、万々歳です。やはり、長い休みの直前が一番ですな。

 休みの前だからというわけではないのですが、N 証券から DMG に移った水野ちゃんに電話したり、あれこれ忙しかった。元気そうでしたね。彼のレポートは毎週楽しみにしていて、人気投票一位の貫禄十分。今一番乗ってきているのではないでしょうか。いつも同じ事を言って「動かない時計」(一日二度は時間があう)のエコノミストが多い中で、彼は柔軟だし、取材している。経済の変化が激しい時代。人から素直に話を聞ける人しか、動きについていけない。
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 北海道の大学教授になった玉山氏(もとパリバ)からは転職通知。「札幌国際大学」という大学らしい。6月上旬に札幌出張がありますから、会うつもりです。札幌には遠縁でやはり北海道大学の先生をしている人がいるのですが、大学のキャンパスが広かったことを覚えています。北海道は、千歳から市内に向かう道すがら、必ず「広いな」と思う。一回くらい住んでも面白い場所のような気がする。


97年05月01日(木曜日)

 今日の日経の夕刊を見て、「へえそうだったのか」と思いました。4月18日分で「WEB 新潮」を紹介し、そこに「四畳半襖の下張」があることはお伝えしたとおりですが、そのときは自分でかってに「世の中の常識も変わったから、例の判決はもう問題ないんだ」と思って、これを表示する「EXPANDEDBOOK BROWSER」の方に話を移したのですが、実は警視庁は「再摘発」を検討していたのだそうです。ウーン、しまった。記者にその時に教えていれば、結構なネタになっていたんだ。それとも書いた記者は、このdiaryの読者かな(^_^)(^_^)。

 最高裁が「四畳半襖の下張」を「わいせつ文書」と認定したのは17年前だったそうです。1980年。当時はむろん、週刊誌に登場するおけけも認められていなかった。これが黙認されたのは、1984年くらいだったと思います。私の素直な感想を言えば、「この小説は必ずしも名作とは呼べない。しかし、描写はなかなかリアルだしよく書けている」というものである。むろん、読んで新潮社に苦情など寄せなかった。子供に対しては配慮せざるを得ないものの、表現の自由は認めるべきだと思います。まあ、「四畳半襖の下張」について言えば、この文体(擬古文体)を読める、楽しめる子供はよほど知能の進んだ子供でしょう。害は全くないと思います。新潮社は、5月20日までしかweb siteにこの文章を掲載しないそうです。印刷して於いた方が良いかもしれない。
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 今日は一つ悲しい事がありましたね。明日の朝刊に載るでしょうが、「マーティン・ブローカーズが今月16日をもって営業を停止するという。今日社長の大和さんと話して判明。「コバヤシ」という名前の方が知られているかもしれない。日本の外為ブローカー業界でユニークな地位を占めてきた会社ですが、金融取引の減少(為替を含む取引の減少)や電子化の波(東京外国為替市場のドル・円取引の6割はコンピューター・ブローキング)に洗われた形。社長の大和さんを初め、知っている方がいっぱいいますから気がかり。金融市場のコンピューター化は、今後も東京の市場の形を変えそうです。
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 新しいホームページを紹介しましょう。第一投資顧問のホームページ。まだ工事中ですが、社長の下村さんとは親しい仲だけに、今後の展開が気になる。個人投資家を相手にした日本では珍しい投資顧問です。今後どう展開するかが楽しみ。

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