97年03月31日(月曜日)

 年度の最後の日ですか。決算担当の人は大変だったでしょうね。引け際の株価の下げで。かろうじて18000円は維持。しかし、この引けでは十分な数字を出せないところも多いかもしれない。日本の「含み経営」の弱点ですな。例によって夕方からは「打ち上げ」。儀式のようで無駄に思えるかもしれないけれども、何事にも「区切り」をつけるのは良いことです。
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 ニューヨーク赴任から帰ってきた佐藤君と話をしていたら、面白いことに気が付いた。そもそも彼が、「東京の一般諸物価は、ドルに引き直しても高くはない」と言い出したことから始まった。私もニューヨークにいたことがあるので、そのころと比較しながら、ちょっと物価比較をしたんです。例えば、ニューヨークで普通のところでコーヒーを飲むと、1.5ドル取られるそうです。良いホテルのロビーだと4〜5ドル。東京のドトールとかベローチェでコーヒーを飲むと、今は150円。むろん量の問題はありますが、1ドル=123円ですから、むしろ東京の方が安い。ホテルのコーヒー代も接近してきた。

 昼飯。昨日はちょっと花見気分で青山からタクシーで西麻布の茶楼まで飯を食べに行ったのですが、立派なボリュームのある食事で1000円でした。ニューヨークで普通に食事をすると、8ドル〜10ドル。これも変わらない。ニューヨークの邦人は、結構売りに来る弁当を食べているらしいのですが、これは5〜6ドル。同じですね。東京の弁当と。

 タクシー。ニューヨークの初乗りは、2.5ドルだそうです。これは、東京の一般のタクシーより安い。しかし、メーターは直ぐに上がり始めるそうです。お目にかかったことはまだないのですが、東京でも初乗りを安くしたタクシーが走り始めた。あとスーパーに売っているようなモノの物価は東京とニューヨークではかなり似てきているらしい。

 そこで、「では何が違うか」という話になった。コーヒーにしろ、昼飯にしろ、選択次第では東京でも安いものが手に入るようになった。しかし東京は(むろん日本は)、選択できないものが高い。公共料金。例えば電気。ニューヨークでは、電力の規制緩和で消費者が電力会社を選べるらしい。彼もシステムは詳しくなかったのですが、電力に「選択の余地」があるというのは面白いですね。ニューヨークに行っている日本の電力会社やガス会社の駐在員は、このアメリカの公共エネルギーの世界で起きている「規制緩和」の動きを研究して、日本に送るのが仕事になっているらしい。戦々恐々と。あとむろん税金、これが高い。特に個人所得税。しかし、ニューヨークの間接税(sales tax)は8%で、日本の5%よりは高い。

 これが1ドル=135円くらいになったら、かなりの日本の物価はニューヨークよりは安くなるということでしょう。むろんアメリカでもニューヨークの物価は他の州の連中から「crazy」と言われるほど高かった。東京も同じ事情ですが、それでもアメリカ全体を日本全体と比べて「かなり日本の物価がアメリカに接近した」とは言えないかもしれない。しかし、1ドル=80円の時代と1ドル=135円の時代は違う。日本も選び方次第では、海外の先進国と同じような物価環境を享受できるような「選択の余地」が出来たことは、良いことです。あとニューヨークは不動産の賃貸料も高いのだそうです。ドトールやベローチェを応援しましょう。
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 ところで、花見にお奨めの場所。昨日青山墓地の直ぐそばを青山から西麻布に抜けたのですが、桜がそれはそれは綺麗でした。暖かくなれば最高でしょう。打ち上げのあと「花見でも」と思いましたが、寒くて中止。今週中に、最適の日が来るでしょう。


97年03月30日(日曜日)

 半袖が序々に目立ってきた週末でした。土曜日は、さすがに午後が雨で少なかったのですが、今日の日曜日は新宿を歩いたら(午後2時ごろ)半袖の人が、10人に一人ぐらいはいた。もっとも滑稽な景色で、半袖の人の隣にはまだ結構厚いコートを着ている人がいたりした。それでも3月だと思ったのは、夕方から夜になるとさっと冷えて、夏の半袖ではもう無理でした。といっても、あと3月は明日の1日しかない。火曜日からは4月です。
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 日経産業新聞が募集していたcyberbrainに応募して入れてもらった(^_^)(^_^)という話を書いたと思いますが、これは結構面白い。brainになった人は150人もいるのだそうです。その大部分が「自己紹介」してくるわけですから、メールが一挙に増えた。その「自己紹介」も100以上が済んだところで一休み。そして、これから何を話そうかというところです。むろん、日経産業の記者がナビゲーターをしていて、こちらはそれを眺めながらですが、つい長いレスを付けたりして、迷惑をおかけしてます。

 でも面白いですよ。日経産業を読んでいて、cyberbrainなんぞに応募してくるのは、それなりきにコンピューターを既に使っていて、かつそれの抱える問題にキーンな関心を持っていて、しかも他の人と意志疎通したい人たちでしょう。では、そういう人たちとはどんな人たちなのか、ということに先ず関心があります。どうも銀行に勤めている人間は私一人らしい。50歳代が結構いるのが意外です。むろん、学生もいる。一番多いのは20代の後半から、30代でしょうか。日経産業が、技術雑誌ではないことから、コンピューターそのもののプロではなく、その利用法をいろいろ考えている人が多い。

 どうも見ていると、cyberbrainに応募して入ったひとのうち、自分の、または自分の関連しているホームページを持っているのは2割弱といったところでしょうか。出来るだけ訪れるようにしているのですが、中には面白いのもある。また、じっくり見て良いのがあったら、紹介します。でも、まがまだ同じように関心があっても、その関心の方向はばらばらだし、発射台は相当違うようです。日経のナビゲーターの方も、全体をまとめていくのは大変だろうと思います。発言したり、レスを付ける人も徐々に固まってきつつある。まあ、今後の議論の行方が楽しみですな。
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 4月の中旬からAOLが日本での本格サービスを開始するという。テスターをやっている私としては、「え、大丈夫なの...」という感じ。まだ「これ」という売り物がないんですな。そして、「建設中」がいっぱいある。確かに、インターネットとの接続は良いのですが、providerと結んでいる身には特にAOLが便利だという感じもしない。まあ、走りながらということなんでしょう。料金は、1ヶ月980円で、あとは従量制。テスターという地位はいつまで続くのでしょうか。正式発足してもしばらく続くようだと、AOLに正式に入るかどうかはそれから考えると言うことになりそうです。


97年03月29日(土曜日)

 なにか、ゴツゴツしますね。電車の中、駅、道路。春休みで乗り慣れない奴がいっぱいいる。電車や車に。慣れている人間からすると、予想外の時に止まったりよそ見するので、歩行や運行の予測が狂う。しかも、行動予測が出来ないばかりかペースが全く違う子供達が、これもあまり外に出たことのない母親やおばあちゃんと一緒にいっぱい出ている。

 次に、荷物を背負った、または抱えた連中が多い。荷物は人間の背中や足回りを太くするから、どうしてもゴツゴツする。別に「悪い」と言っているわけではない。もしかしたら、3月中旬までの毎朝のサラリーマンとOLの整然とした歩きが、実は尋常ならざることなのかもしれない。しかし、春は何をするにも、いつもより時間がかかると考えたほうがよさそうだ。道もすごく込んでいる。

 4月に入っても、この「ゴツゴツ感」は残るんでしょうな。新入生、新入社員。彼らが電車に乗ると、車内での位置取りに慣れていないものだから、素っ頓狂な方向を向く。ぶつかる。今日は千葉までゴルフに行ったのですが、電車の中は空いていたのに、駅(新宿駅)がえらく込んでいましたね。というより、歩きにくかった。聞こえてくる声も、多様でした。夕方でしたから、特に子供の姿が多かった。
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 今週は、中島 精也(伊藤忠)、リチャード・クーの両氏に会社に来て講演をしてもらったのですが、両方とも面白かった。中島氏はつい最近までドイツのIFO研究所に出向していた。欧州統合・通貨統一の研究を今は集中的にしている。まだ決まっていないことが多いようですな。例えば、統一通貨発足後の域内短期金融市場はどうなるか。誰がどう市場オペレーションするか。FED方式か。そしたら、ニューヨークFEDの役割はどこが果たすのか。ドル・ユーロ、ユーロ・円の為替相場が不均衡になったとき、どの中央銀行が介入するのか、どこの政策担当者が日米当局者の counter-party になるのか。考えれば、難しい問題が次々に出てくる。

 クー氏とは、既に8年近く勉強会仲間ですが、最近はお互いに書いたものを交換している程度で、あまり会えない。今週も久しぶり。引き続き、豊富な情報と文脈で、財政の出動と、規制緩和の必要性を訴えていた。彼は有利ですよね。もともとは台湾の人。しかし、日本で生まれて中学からはアメリカ。ニューヨーク連銀に勤めて、今は野村総研。言葉としても、英語と日本語は不自由ない。中国語はちょっと不安だそうですが、むろん出来ないことはない。太平洋をフル・カバーです。
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 Internet Explorer の3.02は、3.01より多少は改善されている、ということで昨日は仕方がなくIEをバージョン・アップしました。Typicalをダウンするにも、ちょっと時間がかかる。ファイルは、7119kと大きい。昨日読んだ記事によれば、3.01からの改善度は大したことはなく、「気休め」程度らしい。passwordで言うと、辞書に載っているような「単語」、例えばapple、tylenol、detroitなどは、絶対避けるべきなのだそうです。今のコンピューターは賢いから、passwordが何文字か分かれば、辞書にあるような単語を瞬時に全部当てはめていける。良く知りませんが。そして見つかってしまう。意味不明な記号と数字、アルファベットの組み合わせが良いとのこと。しかも、出来るだけ長く。


97年03月28日(金曜日)

 コンピューター関連で、面白い話がけっこうあった一日でした。まず、<savapple@us.oracle.com>というメール・アドレスをご存じですか。オラクルのラリー・エリソン会長(厳密には、彼の率いる投資団)がアップルの買収を検討しているというのは今日の日経の夕刊が報じている通りですが、それにはもう一つ面白い話があって、とにかくこの買収検討に関して意見のある人はここにメール下さい、というのがこのメール・アドレス。まあ、「internet polling booth」というわけです。

 オラクルは、「この買収の関する話は、会長個人がやっていて会社としては関係ない」という立場ですが、「皆さん、どうお考えでしょうか」「我々は買うべきでしょうか」とインターネットで問いかけている。マック派の人は、いろいろと意見があるのではないでしょうか。自分が使っている機械が将来どうなるか、サポートは末永く受けられるのかと懸念しておられるのでは。意見のある人は、ここにメールを送れば良いと思います。

 ただし、オラクルの今回の「買うと決めたわけでもない」という曖昧な態度は、あまりアメリカでは評判が良くないし、アップルにしても心外でしょう。エリソン会長は1995年からアップル買収に関心があるようなことを言っている。しかし、一度として本気で買収をトライしたことはない。「買収に関心がある」と言って、その提案を引っ込めれば、対象となっている会社は打撃を受けます。曖昧なアプローチをしているということは、今度も本気ではないのでは....という意見が出ている背景です。
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 今朝の朝日にちょっと出ていましたが、internet explorer 関連で出ているマイクロソフトのバグは、ちょっと深刻な問題に発展するかもしれません。この問題に関しては、28日付けのcybertimesに「Security Holes Threaten Microsoft Game Plan」というかなり長い記事があって、これはコンピューターに関心のある人には面白いかもしれない。数日前に、「マイクロソフトは、開発コード名 Memphis (一般にはwindows97として知られていた)の発売を来年に延ばすようだ」と書きましたが、これもバグに関連しているようです。

 何が問題かというと、これは同社だけの問題ではないのですが、コンピューターをインターネットでつなぐさいに、コンピューターの password とかその他のファイルをインターネットを通じて入ってくる侵入者達からどう守るか、という話。explorerの3.01を巡る問題は何件か報告されている。Worcester Polytechinic Instituteの学生達は数週間前に、explorerを使ってインターネットに接続していたパソコンの別のプログラムを起動することに成功したという。インターネットをしていたら、誰かがどこかで操作して突然ワードが起動するシーンを想像すれば良い。

 もっと深刻なのは、インターネットをしているうちに、passwordを盗まれるという例。むろん数例しか発生していないものの、何人もの専門家がその可能性を証明したという。問題なのは、ブラウザをplatformに埋め込むマイクロソフトの次期 OS では、ちょっと脇が甘くなるとこうしたリスクが高まるという点。それはそうですよね。一体化すればするほど、ネットを通じて特定のパソコンに入り込み、passwordや重要なファイルを盗める公算は高まる。ということは、ウィルスは一発と言うことです。

 私でも、インターネットをオンにしておきながら作業をするのは非常に便利だと思っている。seamlessになった方が良い。しかし、それは前提があってsecurityがしっかりしている事です。最近見たニュースでは、ネットスケープではそういった例は挙げられていない。platformがないからでしょうか。この問題は、ちょっと注目に値します。
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 木曜日に一緒に食事をした日経出版局の田口氏からもらった「良い経済学、悪い経済学」(ポール・クルーグマン)を読み始めましたが、これは結構面白い本です。本全体で、今の経済、経済学に関する常識に果敢に挑戦している。また本人も言っているように、「経済学者らしくない文章」「わかり易い文章」に挑戦していて、全体的に読みやすくもなっている。興味のある方は、どうぞ。


97年03月27日(木曜日)

 またまた、グリーンスパンに関する話題。同議長は72才の身にして4月6日にNBCの外交担当記者アンドレア・ミッチェルさん(50才)と結婚するのですが、今日読んだ一番面白い記事は、「グリーンスパンFED議長はなんとも曖昧なしゃべり方をするため、最初の2〜3回のプロポーズでは、アンドレアさんは議長が何を言っているのか分からなかった」というロイター電。インターネットで見つけた。

 私はこの記事を読んでとっさには、おつき合いのある大蔵省の某氏が2月に作ったジョークを思い出しましたね。それを私のジョークのページの頭に掲載しておきましたが、彼の作ったジョークは今日のこのロイター電を見ていたのではないか、と思えるほどよく出来ている。もっとも、彼はこのジョークを、グリーンスパン議長とアンドレアさんとの結婚を知らないまま作った。

 この記事によれば、グリーンスパンFED議長のような「かなり曖昧なしゃべり方」を FED-speak というらしい。しかし、私なぞはグリーンスパンの言いたいことは比較的よく分かると思っていて、彼の3月20日の上下両院合同経済委員会での証言を読んだときは、「これは利上げする」と思いました。まあ、diaryではそんなことはどうでもいい。昔からの考え方として、私は5才以上年下の女性と結婚するのは「犯罪」だと思っていて、私の部下にもいるそういう連中を非難してきた(^_^)(^_^)のですが、グリーンスパン議長の結婚相手が22才も年下とはねえ。23才と1才の結婚は絶対「犯罪」でしょ。まあ、72−50なら許せるかな。
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 「気ぜわしい一日でしたな。特に夕方。「東京三菱がデリバティブで損失」という噂が出て、それが「否定される」という話になりかけたらこれが本当で、「5000万ドル」の米法人のデリバティブでの損失発表。一方、日本債券信用銀行は6時15分からの記者会見で、今日の日経の一面トップ記事をとりあえずは否定。噂が肯定され、記事が否定されるという珍しい組み合わせの一日。しかし、この日経の記事は結局のところ「特ダネ」になりそう。各紙、各局が後追いしている。

 ちょっと動き出した感じがしますね。ジャパン・プレミアムも結構な水準になってきて、出さねばならない膿は出てきそう。日本の銀行はなぜこんなに不安がられているんでしょうか。むろん、アメリカの銀行も90年代の初めには、もたれていた不安は深く強かった。しかし、そこからの立ち直りは早かった。

 一言で言えば、「鈍い動き」なんでしょうな。不良債権が生まれたのは、ある程度しかたがない。ものの価値があれだけ大きく変動したら、後遺症は残る。グリーンスパンも、株が上がりすぎた後に急激に価格が下がる危険性を感じているから、株価に警告している。しかし日本の銀行は、それを処理し、次のステップに行くのに逡巡もあったし、戦略も希薄だったこともあった。やらねばならないことを先延ばしした。今話題になっている銀行だけではない。今、そのつけが回ってきている印象がします。だから、これからは今までの遅れを取り戻すほどに動きを要請されるでしょう。市場も動くし、当事者も動いてくると見ます。これは、暗いニュースではなく、明らかにpositiveです。
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 メールが襲いかかるように来た一日でした。日経産業新聞を取っているのですが、そこに「Cyberbrain募集」というのが少し前にあって、面白そうだと申し込んだら「お願いします」と入れて頂いた。それは良いのですが、今日から「自己紹介」が始まった。mailing listになっているらしい。それが全部送られて来るんですな。もう60人くらいから来ている。どうなることやら。やはり金融機関の人間は少ない。金融機関の人間でも、システムの人はいる。一人60才の海外在住の女性がいましたな。でも、圧倒的な男社会です。これが不満。まあ、「日経産業」を読む女性は少ないか。


97年03月26日(水曜日)

 海外、特に北米で何かやってくれると、どうしても寝不足になる。今朝の場合は、日本時間の朝4時過ぎと分かっていますから、やはり気になります。目覚ましはもっと後だったんですが、ふと目覚めてポケット・ロイターを見たら、ちょうど「Fed raises......」と出てました。全く偶然に。いや、虫の知らせかな。利上げに関する分析は、News and analysisを見てもらえば良いのですが、最近は翻訳をやっていなかったので、短かったこともあって久しぶりにFEDの声明を全文訳してみました。久しぶりにやると、ちょっと楽しい。文章を作るプロセスが。

 せっかくグリーンスパン議長が活躍しましたから、今日の「フェデラルファンド金利0.25%引き上げ」の実質的決定者であるグリーンスパン連邦準備制度理事会議長が、SECのレビット理事長とゴルフをしたときに実際に言ったものだというジョークを紹介しましょう。ワシントン・ポストにも、昨日東京で配達されたインターナショナル・ヘラルド・トリビューンにも掲載されている。グリーンスパンと一番親しいと言われる「John Berry」記者が、共同執筆者の一人。「グリーンスパンは、一般の人が思っているほど退屈な人ではない」という記事の頭の方にある。(ところで、この記事は非常に面白い

 Alan Greenspan, chairman of the Federal
Reserve,and Arthur Levitt, chairman of the Securities and
Exchange Commission, were playing golf early one
morning at the Chevy Chase Club.

 Greenspan told this joke: Three patients at a
mental institution wanted to be released. The
head psychiatrist gave them a simple test, What is
two plus two? The first patient said, Five.
The second, Wednesday. The third got it right.
Four, he said. The first two patients returned
to their ward. Patient 3 was free to go.

 By the way, asked the doc as the man was
leaving, how did you know the answer?

 Easy, said the patient. I just added five plus Wednesday.

 面白いでしょう。グリーンスパンは「こんなことも言う人なんだよ」というのが記事の意図。実際のところ、グリーンスパンのあちこちでの講演、議会での証言を読んでいると、非常に興味の範囲が広い人だと分かる。完全なNew Yorkerですな。ニューヨークで生まれ、ニューヨークで大学を出て、ニューヨークで事務所を構えた。彼が4才の時、両親は離婚して、母親と祖父・祖母に育てられたらしい。
 When he does speak, everyone listens, watching for some slip.
Levitt remembers bumping into him at a Kennedy Center affair.

 "How are you?" Levitt said.
 "I'm not allowed to say," Greenspan replied.

 というヘラトリの記事の最後にある部分も面白い。ワシントン・ポストの記事はそこから更に続いていますが...。
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 フロントのアクセス数も30000を越えたので(お昼頃でしたね)、このdiaryのカウンターをほぼ一緒の数字に合わせました。2週間ちょっとでフロントとdiaryで1000アクセス以上数が離れた。カウント30000を引かれたのは、ニューヨークの藪中さんでした。ニューヨークにいらっしゃるエコノミストの方。いつも、メールでアメリカ経済に関して意見交換させてもらっていて、本当に勉強になる。私のようによりマーケットに近いところにいる人間とはまた違った見方が良い。

 「経済を見る目」という意味では、色々な角度があるんですな。私なんぞは、それが良い悪いではなくて、「今何が起きていて」「今後どうなるか」を忠実に見るのがまずは一番重要だと思っている。例えば、「市場経済に政府が介入するのは良くない」という意見を持っていたとしても、現在の政府が力関係やその基本的考え方で介入の方向を向いていれば、それは実体経済を動かす一つの力ですから、「今後」を予想する一つの力、要因として認識する。

 ここで、「政府はそうすべきではない」という議論をしてしまうと、それは議論ではあっても、「予測」にはならない。エコノミストも市場に直接参加している人間も「べき論」を言い出したら終わりです。「べき」論は、もしそれだけ言おうとしたら、たいして「調べ」「調査」をしなくても言える。極端にいえばです。日本のエコノミストの長老の中には、「財政を発動しないから景気が悪い」「財政出動せよ」と言い続けている人が居る。典型です。もうこの人は、「市場と経済を見る人」ではなくなっている。

 同じように忠実に経済、市場を見る人間であっても、エコノミストと市場参加者は違う。距離感と視座に置く期間がです。エコノミストは、まず数字から見ようとする。マクロでもミクロでも。対して、市場参加者はまず市場にかかっている圧力を見ようとする。なぜなら、自分の目を前を資金が日々移動しているからです。それには統計に表せないものもいっぱいある。しかし、理想的には「エコノミストの目」と「市場参加者の目」を、「エコノミスト」も「市場参加者」も持つべきです。それで始めて、より全体が見える視点に立てる。


97年03月25日(火曜日)


 米フェデラルファンド0.25%引き上げに関しては、News and analysis のコーナーに文章が掲載されています。
 寒い体育館で、約3時間耐えていた成果はちゃんとありました。分かったのは、我々の時代といかに「卒業式」というものが変わったか、そして子供達が将来なりたいという職業が変わったか。実は、今日の午前中は、子供の小学校の卒業式。会社から半日休みをもらって行きました。面白かった。

 まず「変わった」と思ったのは、式の進行。私たちのころは全校生徒が出たような気がしたのですが、杉並第十小学校のそれは長方形の体育館の両サイドに6年生と5年生が距離を置いて向かい合う方式。その間に、親や来賓が並ぶ。私はこれを「dialogue」方式を名付けたのですが、卒業総代なんてのはいない。両サイドで、何人かが立って一台詞ずつしゃべり、また別の何人かが立って発声し.....という形で式が進行していく。卒業証書の授与は、一人一人の思い出、将来に対する夢が担任の先生から語られる。これだけでも、相当変わったと思いました。

 もっと面白かったのは、卒業生98人(男子52−46女子)のうち60人くらいが将来の職業(希望)を明らかにしていたのですが、ちょっと記録していたら次のようになりました。

 英語           9人
 レストラン経営、調理人  7人
 ゲーム・プログラマー   6人
 マンガ家         6人
 キャラクター・デザイナー 5人
 野球の選手        3人
 パソコン技術者      2人
 医者・歯医者・獣医    2人
 先生(数学、養護)    2人
 芸能人          2人
 パン屋さん        2人

 あとは、公務員、外交官、植物学者、声優・作曲家、漁師、音楽家など。「英語」という中には、通訳、国際的に活躍する人、中学でもっとも勉強して社会での職業で役立てたい、などを含みます。あたりまえですが、「政治家」なんて答えたのは誰もいなかった。「サラリーマン」という答えもなかった。「遊びに関連したもの」「食べることに関連したもの」「そして人に尽くすことに関連したもの」が主流です。「マンガ」「キャラクター・デザイナー」には共通点がある。ま、何になってくれても良い。目を輝かせる人生を送って欲しいものです。

 今日の卒業式はあちこちで行われていたらしい。夜一緒に食事をした某信託の金上ちゃんも、「娘の卒業だった」と言っていた。彼は、式には出なかったものの、娘とのプリクラ写真を自分のノートにべたべた張っていた。あれが、娘を持つ最近の父親の典型なんですかね......????。
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 新しく出来てくるページもあれば、去っていくページもある。ニューヨーク・タイムズを読んでいたら、PoliticsNowがサービスを中止したんだそうです。アメリカの政治状況を知るのに便利で、私もリンクの中に入れていた。ABC、ナショナル・ジャーナル、ワシントン・ポストの共同運営だったが、この三者の間に運営で意見対立があったことと、広告が集まらなかったことが原因らしい。この記事によれば、アメリカでかなり有名なサイトでも、大幅な赤字サイトが大部分だという。例えば、MSNBC(マイクロソフトとNBC)も「4〜5年は黒転は無理」(ビル・ゲーツ)という。「PATHFINDER」(タイム・ワーナーの経営)も、年間1000万ドルの損を出しているという。しかし、あとの2サイトは最後は WWW がマスのマーケットになるとの見通しから、ページを維持する意向という。

 規模は違うのですが、ページを新たに作ったのは私の隣で働いていて、シンガポールに赴任したばかりの熊沢君。話を聞くと、たった一日で作ったそうです。骨格を作って、プロバイダーに送るところまで行ったという。内容は、もうちょっと詰まってから皆さんに紹介しましょう。でも、やる気になればHPの「骨格・その転送」ぐらいは一日で出来るというのが面白い。
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 昨日は、マイクロソフトの株価が急落。今年後半に出ると思われていた 通称Windows97(開発コード Memphis)の導入が、来年になりそうだとの観測を背景としている。開発の遅れは、Internet Explorer4.0を platformに直接組み込むのに難渋しているためらしい。しかし、新しい OS の導入の遅れでマイクロソフトより打撃を受けるのは、ハードメーカーでしょう。新しい OS が出たときに熱が高まって一緒に売れるのが、ハードだからです。

 使用者の立場に立つと、今のソフトのインターバルは、新車を3ヶ月置きに買わされている印象がする。「ちょっと間を開けて」欲しいというのが実体でしょう。アメリカのオフィスでは、依然としてWindows3.1がかなり残っているという。使用者の立場になれば、Windows97の発売延期は、逆にちょっとほっとするニュースです。


97年03月24日(月曜日)

 コートのポケットに出し忘れて入っていた手袋が、ひょっこり役だった一日でしたね。特に夕方は風もあって寒かった。もっとも、電車の中で手袋をはめていたのは、私だけでしたが。風邪を引くとしたら、手からひく質の私にとって、手袋は手放せないんです。でも、実験でも証明されている。へたにコートを着るより、手袋とマフラーの方が防寒にはなると。
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 「光栄」の山本むつみさんからメールで、「住所をお知らせ下さい」と。本が出来たのかなと思ったらその通りでしたが、一つがっかりしたことがある。それとは別メールで、「済みません、ライターとの意志疎通が悪くて」というもう一本のメールが来て、どうも私のホームページを紹介するに当たって、住信のページのリンク先としての紹介にとどまっているらしい。

 これははっきり言って不満ですね。別に住信のページの善し悪しを言っているわけではない。出来るのも早かったし、頑張ってもいるとも思う。しかし、http://www2.gol.com/users/ycasterに対して「光栄」から「御社のサイト...が掲載の候補...」とメールが来たとき、私のサイトは「個人のものだから」と断った。それでも良かったら、という条件だった。約束は守って欲しかったと思うわけです。まあ、見てないからどういう形になっているか知りませんが。本が来たらすぐ捨てるかもしれません....(^_^)(^_^)。どなたか欲しい方は。
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 朝日の夕刊の「経済気象台」はときどき興味深い文章が載る。どなたが書いているのか知らないが、今日のも興味深い。この文章の見方とちょっと違うのは、「人間」は最後のところではいつの時代でも「個人」を残していると私は思っていて、今の「企業社会」も「一皮剥けば....」という面があると思うのですが、それはともかく、いままではとかく「企業」が前に出過ぎていたことはこの文章の指摘するとおりである。

 「個人」より「企業」が強い点は、「継続性」である。個人は極端に言えば、明日死ぬかもしれない。何百、何千の人が働き、一人一人の働き手の巧拙、興亡にあまり左右されない企業が、契約の当事者として個人より好まれるのは理屈が通っている。ですから、「契約」が柱となる経済活動では、「法人」が主体です。しかし、企業は人間の集合体であって、一つの仮想人格にすべての人の意志を集約することはできないし、またそんな企業はしなやかさに欠ける。

 田中直樹さんが指摘されているという「21世紀は個人の世紀」というのが具体的にどういうことを指されているのかわからないが、一つ言えるのは金太郎飴ではない多様な人間、組織が時に競争し、そして時に協調しながら作るのが今後の経済社会なんだろうと言う気はする。何時までも、インターネットのホームページ紹介まで、大部分が「企業のホームページのオンパレード」というのでは、寂しい。確かに危なげはない。しかし、面白くもない。個人がもっともっと個性あふれる、独自性に富んだ、そしてクオリティーが継続するホームページを作って、それをリンクしたらどんなに楽しいだろうか。個人のページをリンクし、リレーしながら、「小説」や「non-fiction」を作り上げることも可能な気がする。


97年03月23日(日曜日)

 今日の相撲は面白かったですね。ラジオを聴いていたのですが、魁皇が武蔵丸に勝った段階で、「もしかしたら」と思って「貴乃花と曙」の千秋楽の一番はテレビで見たのですが、不利な体勢からの貴乃花の逆転勝ち。曙は不満そうでした。でも、どう見ても曙の左手が早く着いていた。4人によるトーナメントの3番のうち、一番面白かったのは「魁皇−貴乃花」。動きがあった。曙は、「曙−武蔵丸」戦で疲れ果てていましたね。汗もすごかったし、四股でも足が上がらず、貴乃花の柔軟な四股とは全く違った。顔にも疲れが見えた。最初、「作戦かな」と思いましたが、どうも違う。当然、最後の一番はあっけなかった。結局曙はまだまだ体調不十分ということでしょう。あの細い足、太った上体で一日に何番も取るのは難しい。曙は千秋楽の一番で貴乃花に勝たなければ、優勝の目はなかったと言える。
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 就職協定の廃止から、今年の就職戦線は一部で異常に早くなっているらしい。考えれば、おかしな現象です。対象は今だとまだ4年生にもならない3年生。彼らが10年後、20年後に企業の戦力になると、どうして今からわかるんでしょうかね。学生も、自分が Happy だとどうして分かるのか。自分の場合を考えても、あのころ今の人生を想像できたとは全く思わないし、これからのことも実はよく分からない。結局、何が起こるか分からないんです、人生は。実は、そこが面白い。

 どう考えても、今の4年制の大学で勉強したことだけで、来年の春に卒業してくる連中が一生を過ごせるとは思えない。多分、10年に一度くらいしっかりと何かを勉強していかないと通用しないんでしょう。これからの世の中は。まそうしたら、一応勉強もさせてくれそうな大企業に行こうという学生の気持ちは分かります。企業のサイドは、採用した学生は、それに見合うモノを返してくれると考えていることになる。でも、そうかしらんと思います。まあ、企業もリスクをとっていることになる。

 何時役に立つか分からない新兵の採用の一方で、企業は「即戦力」を必要とせざるを得なくなるのではないでしょうか。経済のスピードが速い分だけ、「社内調達」では間に合わない。在来社員では間に合わない仕事や知識、ネットワークの必要性が増えるでしょうから。社会には、「慣性の法則」が効きますから、まだしばらく従来の慣行と、新しいニーズをどう摺り合わせるかが焦点になるんでしょうな。
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 「仕事」の話題で思い出しましたが、白塚さんが「独り言」のコーナーで、「公私混合」というのを提唱している。なかなか面白い概念です。ついレスをつけちゃいましたね。

 「独り言」は新しいコーナーですな。賛成だなあ「公私混合」。私なぞ会社では、「伊藤さん、駄目ですよ”仕事を遊びにしちゃ”」とか言われている。家に帰っても、どれが仕事で、どれが趣味だか全然わかんない。

 本来人間の行いなんてのは、結構「公私混合」「遊生一体」(私の新語です=今考えつきました)だったのではないでしょうか。例えば狩猟民族の狩り。明らかに動物とのゲームの楽しみがありますよね。だから、今でもスポーツとして残っている。一方で、食料の確保(生)になっている。

 日本人のサラリーマン生活も、「公私混合」「遊生一体」になってくれると嬉しい.....。

 学生諸君にも、「公私混合」「遊生一体」を期待したいですね。でも、そのためには勉強しなくっちゃ。むろん、勉強にもいろいろありまっせ。
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 昨日の diary で「最後」(Ctrl+End)と書いたら、Ms96さんから
 祝 アクセス件数 30000件
只今、30069件です。
ところで、ページの最後(Ctrl+End)でそうですが、
IEでは、End のみでOKです。
また、インテリマウスでのホイール操作でスクロールできます。
 とのtips提供。確かに。IE(internet explorer)だと、END KEYを押すだけで最後に飛べる。色々なtipsがあるものです。


97年03月22日(土曜日)

 祝 アクセス件数 30000件

 と書くと、フロントから来た人は「伊藤さん、まだ29500にも行ってませんでしたよ」と言い、直接このdiaryに来た人は、「どれどれ」とフロントを見に行こうとするかもしれませんね。どこにも行く必要はありません。このページの最後(Ctrl+End)。バック・ナンバーの下に3万を越えた数字がちゃんと鎮座しているでしょう。

 実は特に宣伝してなかったんですが、付けていたんです。3週間くらい前かな、Fairladyさんにだったと思うんですが、メールでこう言われたんですな。「伊藤さんのフロントのカウンターの伸びがちょっと遅くて、おかしいと思うんですが.....」てな調子だったと思うんです。確かにjavaは入れてあるし、フロントを読み込むにはISDNでない人には重いと思う。もしかしたら、News and analysisや、diaryにブックマークを置いて、直接来ている人がいて、そういう人はフロントを素通りしますから、カウントできていないかも....と思ったんです。でもそのときは、別にそれならそれで来てもらってんだからいいじゃない、と。

 でも、それからしばらくして気になったんですな。それで、カウンターは月200円だからもう一カ所付けようと思ったわけです。News and analysisは難しい。なぜなら、書く度に全部入れ替えますから、カウンターを入れられない。そこで入れたのが、diaryの最後。なぜ最後かというと、頭にあるのもおかしいじゃないですか。別に宣伝するものでもない。

 それで分かったのは、フロントを訪れる人の数と、diaryを訪れる人の数を比較すると、どうも後者の数の方が前者より毎日50人くらいは多い、ということです。大体2週間前に同数でスタートして、今は700ちょっと違う。毎日50人強ですか。より多くdiaryのページに visit して頂いている。tks。

 News and analysisは住信のホームページから直接これるので、こちらの方も実は一杯色々な方に来ていただいている可能性が大です。月曜日と金曜日はフロントのカウンターの伸びも他の日に比べて全然違う。リンクも新しく依頼のある方々にはなるべく「フロントにお願いします」と言っているのですが、どうもあちこちで News and analysis や diary に直接張られているようです。(身に覚えのある奴いるな)

 diaryは、去年の7月17日に書き始めましたから、仮に8ヶ月分一日50人のアクセスをミスしていたとしたら、8*30*50=12000で、30000と足すと既に42000カウントしていたかもしれませんなあ.....(^_^)(^_^) ウーン、ちょっと虫の良い計算でしょうが。まあ、でも色々な人に見てもらっている。嬉しいじゃないですか。時々、フロントのカウンターを diary のそれに合わせますわ。フロントのカウンターはサイトの代表ですから。あまり違うのもおかしい。

 でもお断りしておきますが、多少重くてもあのフロントを変えるつもりは全くございません。ワインとパン、赤の基調。個人のページのフロンとしては秀逸だと思っているんです。大事にしたいと。またいつかフロントを作るかもしれませんが、これはずっと残して置いて、時々は引っぱり出して使っても、恥ずかしくないフロントだと思ってますので。直接 diary に来ている人も、たまには寄ってやって下さい。
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 ところで、この30000ちょうど。私が引いてしまいました。すみません。荻窪で大人8人、子供8人のボーリング大会があって、家に帰ってきた午後3時過ぎ。「メール・チェック」と思ったら、「30000」でごわした。記念に印刷してしまいましたよ。メールも来ていて、「一倉洋一」さんから。ペンネームではない。彼が日銀に勤めていた時に知り合いました。名前が同じ。もう一人の「洋一」さんと3人で飲み会をやったことがあったなあ。今は宇都宮にいるそうです。懐かしかった。
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 またまた駄洒落。これは我が家でのひとこま。

子供:      ねえねえ、任天堂64は、64ビットでしょ。やっぱり綺麗だよ...馬も本物みたいで...

小生:      そう、やはり32ビットとは違うか。スピードも違うだろう。動きも...

我が家のもう一人:なにそれ、「ビット」って。

子供:      """^_^"""

小生:      ビットってのは、情報の最小単位で、要するにこれが多いと綺麗なわけよ.....パソコンもスーファミも.....

子供:      (わかってないくせに) そうだよ、そんなの知らないの....

小生:      (ちょっと威張って) 分かった....!!!!

我が家のもう一人:ウーン、ちょビット.......

小生・子供:   (゚.゚) (゚ ゚) §^。^§ (^O^) _(._.)_

 この「我が家のもう一人」が半分翻訳した「新中国人」(新潮社)は翻訳本としては売れに売れて、今10刷りだそうです。厚い。私の回りでも、結構読んだ人がいる。私はまだ一部分です。いかん.....(^_^;)


97年03月21日(金曜日)

 グリーンスパンFED議長がしゃべった日というのは、眠い。大体中途半端なんですよね。日本時間で午前零時の証言開始というのは。夜から起きていると、この証言を読み始めるとなかなか眠れなくなる。といって、一度寝て起きるにはよほど早く家に帰らなければならない。こういう時は、藪中さんのようにニューヨーク駐在が羨ましい。日本時間の午前零時は冬時間ならニューヨーク時間の午前10時。ちょうど目が覚めて、「さあ、これから」という時ですな。ところで、今日の朝日さんの朝刊に藪中さんが登場されてますね。知っている人が出ると、結構その新聞にも親しみを覚える。

 朝日の記者の方からは、私のところには今日の午後に電話がありました。原さんという方。月曜日以降にお会いすることになったのですが、「25日のFOMCの決定は、26日の朝刊に入るのかどうか」というのが最初のご関心だったようです。ウーン、難しい。私の経験では、FOMCの決定が日本の朝刊に載る確率は「7:3」くらいでしょうか。まあ、載るとしても、都内最終版です。大体、4〜5段で一面に縦長の記事として。

 昨日のグリーンスパン議長の上下両院合同経済委員会の証言に対する私の考え方は、News and analysisに掲載してあります。全文に目を通し、ポイントを探り、キーとなる単語を見つけ、その意味するところを読み、そして文章を構成し、と短い時間でやりますから、大変なんですな。何千人という人が目を通しますから、誤訳などすると直ぐばれてしまう。ゆっくり時間をかければ、また別の表現方法もあるのでしょうが。いままで「利上げなし」と読んでいましたが、グリーンスパンはマーケットとのゲームという意味でも、今回は上げる可能性が高くなったと考えています。
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 今日も、ジョーク、いやこれは駄洒落に近いかな、をくれた方がいた。

 東京で三代続いているのは「江戸っ子」

 大阪バージョンは勿論「難波っ子」

 じゃあ名古屋は? −−− 「シャチホコ」

 ウーン、ちょっと問題がある。ジョークとしては。駄洒落だと許せる。しかし面白いのは、この駄洒落を言ったのがアメリカ人だというのです。日本人相手の講演で喋ったらしい。アメリカでもありますよ。「ニューヨークっ子」は「New Yorker」だし、「ボストンっ子」は「Bostonian」、「パリっ子」は「Parisian」。いっぱいあると思います。何か、ジョークを作りたいですね。
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 伊良部が帰ってきた。「人身売買だ」と怒りながら。新聞の見出しも、好意的なものから、どちらかというと「我が儘だ」というニュアンスのものまで。でも、彼は規格にちっともはまっていないのが良い。これだけ騒いだ選手が、実際にマウンドに立ってどのようなプレーをするかは誰もが見たいでしょう。ということは、彼にはすごい商品価値が付いた。時間はかかるかもしれないが、彼の大リーグ入りは時間の問題だと見ます。それも、望みのヤンキースで。

 ニューヨークの新聞は、「ポスト」「デーリー・ニューズ」のレベルであまり彼には好意的ではなかったようです。しかし、アメリカは力さえ示せばいくらでも受け入れてくれる国です。不合理な取り決めも、力を示す中で変わってくる、と思います。伊良部よ、対球団闘争でもだが、その後のグラウンドでも powerを見せて欲しい。


97年03月20日(木曜日)

 自分の身近なところでホームページを発見すると、楽しくなるものですね。昨日見つけたページは、結構興味を持ちました。ブローカーの上田ハーローさんが作ったページ。URLは、http://www.ueda-net.co.jp/。見つけてすぐ、「なんだ、俺も知らないなんて、ウエダも宣伝不足では...」と思ったんです。そして、アンケートに答える形で、「オーイ、宣伝不足だぞ」と言ってやった。

 そしたら、返事が帰ってきましたね。丁寧な。水曜日の夕方。

 住友信託銀行 審議役兼為替営業室長 伊藤洋一様

 始めまして。上田ハーロー株式会社企画調整室長、富田和男と申します。この度は弊社ホームページのアンケートにご協力賜りまして、誠にありがとうございました。

 このホームページはマルチメディア時代に伴い、弊社顧客の皆様方に今までとは異なった新しいサービスをお届けするための第一歩として、また一般の方々に弊社や外国為替市場についてご理解いただくきっかけとして、企画いたしました。

 しかし企画も手探りの上、制作も社員の手作りのため不都合な点が多々あると存じます。ご指摘いただきました点につきましては、貴重なご意見として今後の改善の参考にさせていただきます。

 今後とも弊社、ならびに弊社ホームページをご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。ご意見、ご質問などは info@ueda-net.co.jp までお寄せ下さい。ありがとうございました。

 とあって、さらに日頃こちらこそお世話になっている面々からの個別メッセージがありました。
◎井内  ページの紹介が遅れてすみません。伊藤さんのページ内容を見ると何も言えませんでした。(←「俺も知らなかったぞ」に対する答かな。今は「宣伝」の時代でっせ

◎Spot/Yen 山下  伊藤室長のレストランのページ、楽しみにしています(もちろん仕事の話も)。今後ともよろしくお願いいたします。(←AFTER 5しか考えてないな !!

◎Spot/DM 千野 実  また野球の試合ができる事を楽しみにしております。(←この前はここと野球の試合をしたんです。面白かった

◎Spot/DM-\ 丸山幸輝  私なんて典型的機械音痴なので、ただただ感心するばかりです。少しはやろうかなという気もあるのですが、お金が...何とか言ってもらえませんか?(←誰か余った機械があったら彼に譲ってやって下さい

◎通貨オプション 定松  いつもお世話になっております。当セクションのページ はまだ不備な点が多く、物足りないとは思いますが今後序々に整備していきます。市 況等にも触れていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。(←ウーン、どうせやるんなら、速く

 正直言って、為替ブローカーさんの世界も厳しいんです。東京市場全体の沈滞ムードの中で、全体の取引もあまり伸びない上に、電子ブローキングがドル・円について5割を越えている。ボイス・ブローカーは正念場。まあ、正念場なのは、日本の金融業全体に言えることですが。でもこのページは、「企画も手探りの上、制作も社員の手作り」と書いてある。ここが重要なんです。何かをしてみると言う気持ちが。きっと何か生まれまっせ。機械ではできない何かが。

 この上田のページに付いては、小生はnttの検索エンジンで「為替」と打って出てくるページを見つけていて発見したのですが、その後このページの存在をメールで知らせてきて下さった方もいました。服部さん、tks。3月正式運用開始とあって、まだアクセス・カウントは1300弱でした。「(今後の改善次第で)急速な伸びが期待できるかも.....(^_^)(^_^)」。ところで、「阪神タイガース」と打って出てくるページの数はどのくらいだと思います。
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 ホームページといえば、最近立ち寄った山形のホームページも以前より much betterになっている。花なぞ咲かせて。まだ文章の配置はめちゃくちゃですが。まあ、そのうち良くなるでしょう。フロントにカウンターも付いた。昨日行ったらかわいく「260」くらいでした。女性のページのカウンターの伸びは、普通は男性のそれの比ではない.....とプレッシャーをかけるのも良くないか。
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 昨日の阪神の吉田新監督の話に関連して、「寒い国から来た預言者@南洋駐在」さんから、面白いジョークをもらいました。私のジョークのページの最初に収録させてもらいました。「預言者」さん駐在の南洋の国では、「無差別にインターネットのトラフィックをチェックしている」そうで、経済は急速に発展しても、あの国には「路地裏の楽しみ」みたいな奥行きがないですな。インターネット対応を見ても、どこか無理している感じがする。「路地裏」といえば、パコちゃんの3月18日の日記によれば、nttはリンクのほんの最後に二つあった路地裏、いや「裏町」リンクを理由に、検索リンクの登録を拒否してきたという。これも目△で感心しない所業です。


97年03月19日(水曜日)

 はっきり言って、「阪神ファン」ではありません。知的ではあるものの、ちょっと偏屈で、世の中をどこか斜に見ている「阪神オタク」達を、もう一方から興味深く斜に見ているプロ野球ファンの一人です。でも、今年の阪神というチームには注目しています。日本の球界を去り、フランスで注目もあまりされずに野球を教えていた吉田義男さんが、本当に久しぶりに監督に戻ってきたからです。今季からの監督を「それでは吉田さんに...」と球団が決めた段階で、球団には吉田さんと連絡を取れる人が誰もいなかったという。小天狗と騒がれたものの、最近は既に「過去の人」と言われた人のカムバック。

 この話を書こうと思ったきっかけは、19日の日経の夕刊にあった「監督たちの戦い−小さなスキッパー」という記事です。この一連の記事は面白い。吉田さん関係では、「村山と吉田の対決」を扱ったちょっと前の記事も面白かった。実を言うと、「スポーツ・ライター」というのは、私の大学時代の希望職種の一つだったんです。ですから、上手なスポーツ記事を見ると、惹かれる。

 吉田さんが「フランスの球界に渡る」と聞いたとき、「へえ...」と興味を持ちました。大体名の売れた野球選手というのは、終われば「解説者」になる。落合も清原との戦いに破れてfreeを宣言したとき、記者団に向かって「どこも拾ってくれなければ、皆さんの世界に行くことになる」と言った。しかし、吉田さんは解説者をやっていたときもありますが、二回目には全く別の道を選んだ。今回の監督で、その成果がどう出るか楽しみなのです。野球が認知されていないフランスで、受け持った球団を結構強くした吉田さんは、普通の人にはない何かがあると思うからです。

 日経の19日の記事によれば、吉田さんの特徴は @長所を誉める Aよくコミュニケーションをとる−−ことだという。特に、「言葉のニュアンスが理解できない彼らには、機会あるごとにチームの方針、監督の意図を伝える必要があった」と書いてある。吉田さんは、日本人には珍しく合理的な考え方をする人だという。それでよくフロントとも衝突した。今回も多分結構もめるでしょう。しかし、それをフランス修行でついたオーラでどのくらいカバーできるか。楽しみですね。吉田さんは、どちらかと言えば「カリスマ」のない方の人だったと思います。それが、変わったかどうか。
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 吉田さんの話から少しずれるのですが、「普通の人にはない何か」とか「カリスマ」というのはいったい何で、どこから出てくるのでしょうかね。ヒットラーは確かに大悪人ですが、あの知的なドイツ人があれだけ傾倒せざるを得なかった本当の理由は何でしょうか。むろん複数あるのでしょうが、ヒットラーの持っていた特質がやはりあったのだと思います。だから、時代背景が全く違うのに、「人間のクローン」と言っただけで、フランス人はヒットラーを連想して、嫌がる。「The boys from Brazil」の再来かと。

 マリリン・モンローが何世代にも渡って語り継がれそうなのに、それより綺麗なカトリーヌ・ドヌーブは、どうして死んだら直ぐ忘れられそうなのでしょうか(偏見かもしれませんが(^_^;))。モンローは早く死んだからでしょうか、それともスキャンダルのせいでしょうか。エビータのエバ・ペローンは、なぜあんなにアルゼンチンや欧州で人気があったのでしょうか。もともとは娼婦のようなこともしていたという。そして、マドンナは。少し不幸の影のあった方が、最後は人々に大きく受け入れられやすいのは何故か。また、日本ではこの手の女優が出ないのはなぜか。日本では、真水のような女優がもてる。男にも一杯例がありますね。

 経済学に「複雑系」というのがありますが、人間の社会はまさに複雑系。その人間が作る社会は、「複雑系」であり、経済も「複雑系」です。経済学に関してもっとも有名なジョークは、「全く逆の事を言っている二人の学者が、ともにノーベル賞を取れる学問は経済学だけだ」というのがありますが、ほんに人間も経済も難しい。でも、難しいから面白いんでしょうね。
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 そして話は戻るのですが、「阪神」というと私は鮮烈な思い出があります。バースが活躍していたころですな。為替のカスタマーの課長で、阪神電鉄さんにお伺いしたら、財務の課長さんが、「伊藤さん、ドルを買うのですがいつごろがよろしいか...」と真剣な相談。聞いたらもの凄く興味を惹かれましたね。「パースに支払うドルの買い時」の相談。為替の相談は一杯受けましたが、結構このときは真剣になりましたね。為替のような色気のない商売をやっていても、面白いことはある。

 冗談ではなく、吉田監督には頑張って欲しいと思います。外で活躍した人に、中でも活躍してもらわなくては。阪神電鉄さんがやっているクラブでは、「ブルーノート大阪」が広くて良い。「ブルーノート大阪」のURLはhttp://www.hanshin.co.jp/bluenote/で、阪神さんの経営であることが一目瞭然ですな。東京のブルーノート経営が違います。皆さん、今年は阪神に注目ですぞ。


97年03月18日(火曜日)

 思った通り、ちょっと身動きが難しい一週間ですな。指標も出るし、グリーンスパンの議会証言もあるが、結局は来週25日の連邦公開市場委員会(FOMC)の決定待ちの面が強い。

  1. 何もしないで据え置き
  2. フェデラルファンド金利の引き上げ(例えば0.25%の)
  3. 公定歩合の引き上げ(同)
 などの可能性がある。このうち、小生がもっとも可能性が高いと考えているのは、最初の「据え置き」。この2年くらいアメリカ経済は非常に「自動調整機能」がうまく働いている。金利が少し上がれば経済活動が鈍って、「インフレ懸念」が後退する。逆に金利が下がれば、経済活動が活発化して「インフレ心理」が高まり、市場金利が上昇する。

 モルガンなど米大手金融機関のいくつかは米経済活動の強さを強調して、「今回は予防的引き締めあり」と見ている。少なくとも両社を代表するエコノミストの書いたものを見るとそう。しかし、明日の消費者物価でも明らかになると思うが、物価上昇圧力はまったく弱い。それは、先週の卸売物価でも明らか。なぜか。それには、二つの要因がある。一つは、市場経済のスパンの拡大、第二は止まることを知らないビジネス革命である。この二つを厳密に分かつことは難しい。しかし、両者とも物価に対する圧力は明らかに「下方」である。この大きな世界経済の流れが分かっているかどうかで、基本的な構図を理解できるかに大きな違いが出てくる。

 今これに関する長い文章(いずれ本になると思います)を書いているのですが、FEDとしては「利上げ観測」だけで株価が調整し、長期金利の上昇によって経済活動が巡航レベルに落ちてくれることは歓迎だろう。「hard landing」は望むところではない。そういう意味では、0.25%のフェデラルファンド金利引き上げはありうる選択肢だが、このところの議会証言で「株価と金融政策」をリンクさせすぎたが故に、今回は見送るとみたい。金利を上げ、株価を大きく下げたら議会が黙ってはいないだろう。
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 ところで、私が自分のサイトも徐々にそれにしたいと書いたことがある「Portable document format」(PDF)のサイトが、日本語でも徐々に出てきているようです。Ms96さんが最近のメールで教えてくれました。PDFによるアトランタオリンピック情報や、大日本印刷のPUBLISHING GALAXYがそれ。日本でも、急速に広まってくると思います。PDFを作るソフトに関しては今月発売になるはずで、アドビには「メールをくれ」と言ってあるのですが、まだ来ない。まあ、焦ることもない。3月中はちょっともう手一杯なので。

 最近は何かのソフトを買うと、不必要なソフトが一杯付いてくる。今回のOFFICE97にもexplorerの「3」か何かが付いてきた。まあこれは、office97自体がネットワーク機能を高めてブラウザを必要とする構造になっているので「ブラウザがなければ、機能を発揮できない」ということで付いてきたと思うのですが、もう持っている身にはじゃまなのと、「余分なものまで付けられてあの値段か」と腹の立つこともある。不必要なものは落として、その分安くしてくれと。買う方にしてみれば、子供だましに「付録」を楽しみに買う訳じゃなく、自分がしている作業が楽しく、速く出来れば良い訳で、変なものを付けられても大部分の場合は迷惑なわけです。office97のような300メガもあるソフトに何か付けられても、「ちょっと」という感じ。どうにかスリムな、かつ安いソフト製品にして欲しいですな。
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 最近メールをくれた方の中では、埼玉県の県立コロニ−嵐山郷の内科医である「池田 正行」さんは、私にしてみれば毛色の変わった方でした。経済中心ですから、その方面の方が大部分で、もう一方ではシステム関係の方が結構見ていらっしゃるらしいのですが、お医者さんとは。ナイス。池田さんはホームページをお持ちで、私も渡ってみましたが、http://square.umin.u-tokyo.ac.jp/~massie-tmd/で結構面白い。幅の広い方とお見受けしました。時間があったらどうぞ。


97年03月17日(月曜日)

  Warning !!

 自分で使い始めたのにこう言うものなんですが、「皆さん、みだりに office97 に走らないで下さい。特にシステム関係の方は」

 というのも、今朝は焦りましたね。家でoffice97で作ったワード・ファイルを、会社のoffice95しか走っていないコンピューターで開こうとしたら、開かない。□が「□□□□...」てな調子で並んでいて、字になってくれない。「やばい...」と思い、一瞬焦りそうになりました。しかし、もうかなりコンピューターとつきあっているせいか、「html file もあるし(転換しておいたんです)、internetのページから引いてきてもいいや」と思い直しました。この文章は、internetの私のページに既にアップしておいたものですから。しかし、再整形にはちょっと時間がかかりました。

 「word6からoffice95」に移行した時に、全く問題なく使えたことから安心していたんですな。だってoffice95で作ったファイルを、3.1で問題なく使えますよね。その逆も。しかし、office97は違う。多分wordだけではなく、excelやpower pointもそうだと思います。で、マイクロソフトに聞きました。「どうなっとんや」と。答えは、「いろいろ機能も追加しましたし、office97形式で保存したoffice fileはoffice95では開けません」という答え。当然word6でも無理です。

 つまり、office95 と office97 が混在しているオフィスでは、lanでも走っていない限り、FDベースで仕事をするには「相当の混乱が予想されます...」ということになる。パソコンに慣れないおじさんやOLが、焦りまくるのが目に見えるよう。
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 これとの関連で、シンガポールにいらっしゃるFKINYU「寒い国から来た預言者@南洋駐在」さんから、次のようなメール。

 話はかわりますが、Office97をご購入されて使い勝手はいかがでしょうか? 英語版発売後3月以上になり、小生も会社で導入を検討しているのですが、いかんせんユーザ教育(総職員11人の小所帯ですが)が大変な物でなかなかやる気が起きません。アメリカではWin3.1を使っているオフィスがまだかなりあるという話ですが、ユーザ教育とメインテナンスの手間をかけるとさもありなんというところですね。実際問題、新しい機能なんて知らなければ知らないなりになんとかなるものですし。
 私のreplyは次のようなものでした。
  office95が残った環境でoffice97を入れると、結構な混乱がおきると思います。これは今日のdiaryにも書きますが、97formatで保存すると、95しか走っていない環境のマシーンではワードにしろエクセルにしろ開けない。wordの「6→7」で問題なく移行してきた身にはつらいわけです。

 そこでまた、「追加と削除」に走って、「コンバーター」を入れ直し、office97でいったん保存して置いたファイルを、「名前をつけて保存」のオプションから「word6 or office95形式で保存」を選んで「保存」し直す、という作業をするわけです。私は我慢強くやりましたが、あまりコンピューターに興味のない人がこれをやるとはとても思えない。システム管理者は相当苦労すると思います。

 アメリカで3.1がまだ結構使われているというのは、二つの意味で面白い。第一は3.1でもかなりの用が足せるということ。第二は、人間は同じようなプログラムでも一回覚えたら、新しいことを覚えるのが普通はおっくうになる...ということでしょうか。

 しかし、office97は「ネットワーク」を考えるときには非常に進んだテクノロジー が入っていて、使えると思います。

 ああ、俺の頭は自動学習してくれないかな。夜寝ている間に、アプリケーション・ソフトの使い方が直ぐ分かってしまう、といった。「寒い国から来た預言者@南洋駐在」さんには、win95下におけるドライブの割り当てに関しても教えてもらいました。tks。この問題については、神戸の「工藤 子太郎」さんからもメールをもらいました。工藤さんはこの春から富士銀の北浜支店で働かれるそうです。
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 堅い話になりましたね。それでは、一つ面白いやつを。小生が cyberjokeで紹介しているjokeに関して、非常に偉い方から、「最後のには、別の落ちがあるんだよ」と聞きました。まあ、その落ちはcyberjokeに渡って見ていただければ良いのですが、皆さん !!! このジョークはみだりに使わないで下さい。


97年03月16日(日曜日)

 一日雨でしたね。雨がそぼ降る中ゴルフをやりましたが、一つラッキーだったのは、喉や鼻や目の調子が良かったこと。全体にかゆみが消えて、気持ちが良かった。午後は結構寒くて、その面では辛かったのですが、体調は良好。雨もそれほど強くはなかった。

 8組32人という大コンペは、「スタンバイ・カップ」という名称で行われたもの。TBSの朝のラジオ番組に「毅郎スタンバイ」というのがあるのですが、その番組関係者のプライベート・コンペ。昔たまに経済の解説なぞをしていたことがあった縁。むろん、森本 毅郎さんが主催者。私の組には共同主催者の「遠藤 泰子」さんがいたのですが、彼女はうまかったですね。49−51の100。女性の100点満点は良い方です。しかし、新ペリア方式というのは、誰が優勝するか全く分かりませんな。地震は、私は感じませんでしたが、キャディーさんが「カートが揺れた」といって騒いでました。
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 長野オリンピックのホームページがなかなかすっきりしていて良い。綺麗な出来です。世界中から結構アクセスがあるそうですが、これなら自慢できますね。web page も色々なところでできあがってきている。今朝の日経には、京都の芸妓さんが、ホームページを作ったとある。オリンピック関係では、アルベルト・トンバもページを作っている。

 そのsite を見るネット人口も、特に北米では大幅に増えているようです。金曜日のcybertimesには、CommerceNet/Nielsen Mediaという会社の調査として、「アメリカ、カナダの成人のほぼ四人に一人は、ネットを体験している」という記事があった。注目されるのは、北米では既に2100万人以上の女性がネットと取り組んでいるという。同社が1995年の秋に行った調査では、ネットに取り組んでいたのは成人人口の約10人に一人の割だったという。しかも、女性はあまりいなかった。

 しかし今回の調査では、北米のネット人口は現在5060万人に達するという。北米成人人口の約25%。うち、2100万人が女性だとすると、ネット人口は男性・女性で極めて接近したことになる。日本のネット(インターネット)人口は今700万人と言われています。人口の10%にも達しない。しかし、今後増えるでしょう。

 最近急に増えたのですが、サイトを持っていると、あちこちからメールが来ます。最近では、リクルートの「あちゃら」とか、「yahoo !! Japan」などから誘いとか、そた他連絡とかいろいろある。ネット人口が増えると、こういうメールも増えるんでしょうね。メールはやはり個人的メールが楽しい。
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 office97については、やっと解説書に暇なときに目を通し始めました。なかなか分厚い。しかし、今自分がやっていることを楽にしてくれることとかがありそうですね。実際に使わない技を覚えても直ぐ忘れてしまう。従って、「これは役に立つ」という使い方から覚えるようにしています。昨日も書きましたが、このソフトでは「リンク」「ハイパーリンク」関係、それと「バインダー」関係が非常に使いやすくなっているというのが印象です。


97年03月15日(土曜日)

 久しぶりの雨でした。夕べから今朝にかけて。結構強く降っていた。「助かった」と思った人もいたのではないでしょうか。今日は、なにか空気が和んでいる。ナイス。しかし、明日も雨がちだそうです。これは個人的には歓迎できない。8組32人という大きなコンペがあるので、寒くて雨が降るのはちょっと。まあ、今から夏の「渇水」が予想されるくらいですから、雨にも降っていただかないといけませんが。平日にして欲しいですね。(^_^)(^_^)
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 office 97 は一緒に付いてきた解説書を読むでもなく、興味を持ったアイコンに触ったりクリックしながら「へー」とか言って消化していますが、文句を先に言わせていただくと、とにかくでかいプログラムです。我が家には3台のコンピューターがあるのですが、そのどれにも「標準セットアップ」できなかった。いろいろ入れているせいもあるのですが、office 97 自体が非常に大きなプログラムです。これと一太郎を入れたら、大体のパソコンのハードディスクは一杯になってしまうのではないかと思うくらい。

 一太郎は atok10 を除いて全部削除し、office 97 も word と power point と outlookしかカスタム・セットアップしなかったのですが、それでもマイコンピューターで c disk の propertyを見ると青がぐっと進んでいる。ピンクが寂しい。「圧縮」でもしようかしらん。素人ながら理由は分かるような気がします。開くと、絵は充実している、ネットワーク機能は高まっている、色々な機能が付加されている.....で、どう考えてもファイルは大きくならざるをえない。一つやったのは、「季節ソフト」を削除したことです。例えば「筆まめ」。使うとしても、夏と冬。ですから、uninstall しました。

 このファイルの巨大化は、他のソフトウエアでも進むのでしょう。ますます、「どのソフトを残すか」が重要になる。今の市販のパソコンには、いろいろばかげたものが入っている。ああいうのは「初心者」向けですから、ちょっと advanced の人にはなるべく軽いのを売ったらどうですかね。聞いたところによると、windows95 では 2ギガが一つのドライブの限界だそうです。NT にはその制限はないとか。私の一番大きなハードディスクは4ギガあるのですが、残る2ギガは遊んでいるのに、使われている2ギガは通勤電車並みの混雑。可能な限り移しているのですが、やはりソフトは platformのあるディスクに行こうとする。
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 全貌は捕らえていないのですが、少し word97 を使った限りでは、ネットワーク機能がもの凄く充実した印象。例えば、word file 上で何かのurlを打って return key を押すと、それがそのままハイパーリンクになる。それをクリックすると、ダイアルアップ・ネットワークが起動し、ブラウザも起きて、インターネットに online 状態になる。ということは、 office97 というソフトは、はなからネットワークに接続していない standalone 型のマシンは相手にしていないと言うことです。(ただし、comまでのurlにしか対応していないように見える)

 興味深いのは、例えばエクセルの特定セルの数字と、ワード・ファイルの特定の数字をリンクできるらしいこと。かようにいろいろなソフトを横断的にリンクできると言うことは、明らかにイントラネット対応が非常に進むと言うことです。ある人が打鍵すると、それがすべて関連数字の変更につながる。ということは、うまく使えば事務コストが大幅に削減できる可能性がある、ということです。今は、かなりの事務は打鍵ですから、それがネットワークでつながり、数字の変更が全関連ファイルにおいてone stroke でできれば、オフィス革命が起きる。企業内で、企業間で。

 しかし、別に私も専門家ではない。また、office97をよく使い込んだわけでもない。ノーツなどでも、当然そのくらいのことは出来るんでしょう。だから、office97がことさら進んだと言うこともないと思います。しかし、この辺の変化は面白いですね。もうちょっと分かったらいいんですが。
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 昨日書いたツールバーと、htmlに関しては、ソフトの「追加と削除」で解決しました。しかし、最初からツールバーを前ソフト(具体的には、office95)から引き継いだ方が使い慣れたツールバーが残る。htmlについては「追加と削除」で「webツール」を入れると、ワードでは「ファイル」の項目の中に入ってきます。「名前を付けて保存」の下に「HTML形式で保存」と。HTMLも出世したものです。こんなに表舞台に出てきて(^_^)(^_^)。少し前までは、日陰者だったのに。(ところで、私の回りにも「HTMLってなに」という奴がいっぱいいる....)


97年03月14日(金曜日)

 今日もいろんなことがありましたな。朝は大手町の本社に寄って用を済ませ、それから青山のオフィスに行ったら、「玉山さんから電話。折り返し」というメッセージ。ご存じですか、株の世界では結構名前の売れた御仁。テレビ東京にもよく出ていたし、日経ビジネスなどでもコラムを担当していたりした。たまに電話しあって、情報を交換していたんです。飯も食ったりして。

 相場の話かと思って、「なんでっしゃろ」と電話したら、「今度、北海道の大学の先生になるんで....」という話。彼は最後はパリバだったと思います。最初はメーカーで、次が確か野村、その次が安田ブリンソン(うろ覚えです)ではなかったでしょうか。結構ユニークな見方の持ち主で、話していて面白かった。「北海道の大学の先生」というのは、面白いですね。本人も奥さんも北海道の出身なんだそうです。そうそう、彼とは全く偶然に秋葉原の「じゃんがらラーメン」で会ったこともある。

 その大学の名前は、聞きましたが忘れました。3月25日にはもう北海道に行ってしまうと。時間があったら食事でもする予定ですが、なにか寂しいですね。親しくしていた人で、相場を離れる人が出るというのは。実業をやった人が、大学の先生になるというのは、良いことだと思いますよ。なにせ、日本人の英語が使えないのは有名な話ですが、かように他の教科でも、とんでもない古い教義で教えていたりする。経済だったらマル経だったり。だから、実業を経験した人に教壇に立って欲しい。

 ついでに言うと、世界中の国で大体そうですが、22か23まで勉強して、あとは何も勉強しないでやっていけるほど、今の世の中変化に乏しいわけはない。だから、我々だって壮年で働いている途中で、2〜3年大学に行きたいですよね。そういうシステムはできないものでしょうか。それはそうと、玉山さんには「Good Luck to You !!!!」と言いたい。
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 「うろ覚え」と言えば、今朝メールをあけたらパコちゃんから、「日経225には”片倉”はもうはいっとりません」とお小言。実は私もあまり自信がなかったのですが、数年前に「そんな銘柄が入っているのかあ」と強く衝撃を受けたことがあって、印象が強かったんですな。覚えてしまった。まあ、benchmark をいじるというのは、どこでも慎重ですから古いのが残ってしまう。しかし、あまりにも前近代的なのが残っていると、笑ってしまう。[片倉」もそうでした。

 昨日の続きでニューヨークのダウをちょっと調べていたら、ダウ工業株平均のスタートは1884年11銘柄から。1928年に30になって、それからの銘柄の変遷を全部見たのですが、やはり「時代」を感じますね。大体、当時から残っているのは、GE、GM、Sears Roebuck、Union Carbideくらいしかない。これは私が調べたわけではないのですが、1884年以来入っているのは、GEだけだそうです。また、Dow industrial average なのに、今回入ったTravelers Groupなんてのは、業種でみれば「保険・金融」です。ダウ・ジョーンズ社では、「industrialsの意味を広義に捕らえて...」と苦しい説明。市場全体の「指標」であり続けるためには、多少の拡大解釈も必要と言うことでしょう。

 ところで皆さん、ぱこちゃんはめでたく14日に「福調査役」、おっとっと「副調査役」に御昇格したよし。昇格すると給料が上がる。ごちそうしてもらいましょう。
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 昨日の diary で取り上げた物価を巡る統計と実体のずれに関しては、白塚さんのホームページに自ら書いた関連論文の紹介がある。彼は、この問題のプロです。興味のある方は、渡って見たら良いと思います。

 あと今日面白かったのでは、日経産業に「インターネットは有効か=テレビで徹底生討論」という番組の予告があった。この diary でも紹介した「インターネットはからっぽの洞窟」を前面に押し立てて、「インターネットは有効か」を議論するそうです。15日の午前1時30分から午前4時30分まで。テレビ東京。ウーン、勝手にやってくれと言う感じですな。毎日、使っている身としては。なにか、新しい使い方を教えてくれるなら、見てやっても良い。インターネットでも同時に中継(?)するそうです。

 警察が作ったたまごっち関連サイトというのも、面白いですよ。http://www.web-sanin.co.jp/gov/police/tamagott/tamagori.htmですが、行ってからのお楽しみ。最後に、office97を一台のコンピューターに入れましたが、ちょっと分からないソフトですな。word95にアドオンしておいたinternet assistant(html作成用の)は消えるし、office tool barも消えるし。よく勉強してからでないと、残る二台には入れられない。よって、outlookもまだよく分かりません。とにかくでかい領域が必要です。ハードディスクに負担になるソフトです。一太郎と同じくらい。


97年03月13日(木曜日)

 最近、フランスとドイツ、それにアメリカで起きている三つの事態に関心を払っています。ルノーの労働者解雇を巡る問題、ドイツの炭坑に対する補助金削減問題、それにアメリカでの「消費者物価見直し委員会」設置を巡る問題。三番目の問題に関しては、これを書く直前に見たニューヨーク・タイムズの記事によれば、クリントン大統領はこの「消費者物価を見直すための委員会」の設置に関する決定を先送りすることを決めたという。

 最初の二つの問題は、今の欧州が抱える問題を端的に示しています。ルノーはかつては国営自動車会社でしたが、今は民間会社です。その民間会社がリストラで労働者を解雇したら、工場のあるベルギーは言うまでもなく、フランス国内からも強い反対が起こった。「利益」よりは「雇用」を守るべきだと。それでは、企業が競争力をなくしたらどうするか、という議論はあまりされない。ドイツの炭鉱労働者の起こしている騒動も、「雇用」を巡るものです。業界に対する補助金が削減されれば、かつてドイツを支えた炭坑業の苦境を際だたせ、労働者の解雇につながる。

 アメリカのマスコミはこの二つの欧州での問題を見て、「だから欧州は駄目だ」という見方をしている。3月11日のインターナショナル・ヘラルド・トリビューンに Reginald Dale は、「欧州は消えゆく職を守るのではなく、他にもっと職を創造すべきだ」と主張している。これは突き詰めれば、例えば今まで炭坑を掘っていた労働者も、コンピューターを使えるようにならなければならない、ということを意味します。しかし、欧州の労働慣行、雇用システムではこれはなかなかなじまない。この「なじまない」ところが、欧州の柔軟性の欠如と言われている。

 日本でも、「なんとか一筋」を讃える慣行がありますが、今のように社会活動、経済活動の変化が激しいときは、その変化から免れるものでなければ、「一筋」は通せそうもない時代。学校を出たときに就いた職業で一生を終わりたい、という欧州の労働者の気持ちも分からないわけではない。国別で言うと、アメリカはこの「変化」を個人も社会も受け入れている。欧州は、「受け入れたくない」というスタンスで、従って「変化」が遅れる。日本はこの中間でしょうか。善し悪しの問題は別として、今のような時代は速く変われた方が有利です。最後は抵抗できないのだから。

 しかしそのアメリカも、本来だったらもっと素早くすべきである「消費者物価の見直し」が先送りになりそう。各種社会保障支払いのbenchmarkになっていますから、これが一般的に言われているように「実際にインフレ率はもっと下」と出れば、いわゆる受給者に対する支払いは減少する。財政収支にとっては朗報ですが、政治的には大きな問題になる。では、これからも「割高に見積もられた消費者物価」で給付を続けるのか....。

 消費者物価の問題は、別にアメリカだけの問題ではないでしょう。日本にも、欧州にもある。しかし、一回「システム化」された制度は変えるのには非常に時間がかかる。これはアメリカでも同じ事です。ただし、民間企業の動きは明らかにアメリカの方が速い。これが競争力の差になっている。では、アメリカはシステムの方はどのようなペースで変えて行くでしょうか。これにちょっと興味がある。
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 「情報は自分で取りに行くもの」というのが信念で、従ってpointcast的なサービスは嫌いな私ですが、この種のサービスが便利だと思うこともある。ウォール・ストリート・ジャーナルがやっているサービスには入っているのですが、これがなかなか便利。例えば、今朝はダウ工業株の構成銘柄入れ替えが入っていた。当然日本の朝刊には載っていませんから、日本時間の朝知らせてくれると役に立つ。

 Four stocks will be added to the Dow Jones Industrial Average -- and four removed -- effective with trading on Monday. The changes will boosting the presence of technology and health-care stocks in the most-watched market indicator, while cutting back on energy stocks.
 Travelers Group will replace Westinghouse Electric; Hewlett-Packard will succeed Texaco; Johnson & Johnson will supplant Bethlehem Steel; and Wal-Mart Stores will replace Woolworth. They mark the first changes since May 1991.
といった感じ。それにしても、時代の変化を感じますね。ダウ工業株30種からは、鉄鋼株がなくなった。「30」のうち「4」を変えたのだから、結構 bold です。しかし、「1991年以来の変更」というから、それほど敏速ではない。やはり統計の「継続性」を維持することとの兼ね合いが重要なんでしょう。

 日本の物価統計、日経平均にもとんでもない構成銘柄が入っているのはご存じですよね。確か、日本の物価統計には「パソコン」が入っていないと思いました。日経平均には、「片倉」といった銘柄がまだあるんではないでしょうか。経済が変化するのに、指標は変わらない。「経済がどこにあるのか」を把握するのに苦労する時代です。
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 HPオーナー・オーナー希望者パーティー(情報交換会)には、既に8人くらいの方から、「Join」のメッセージをいただきました。TKS。参加予定の方には、追って詳細をお知らせします。


97年03月12日(水曜日)

 今スタンドで売られている「週刊朝日」に、杉並区に住む住民には聞き捨てならない見出し。「疎開まで出た杉並病」。早速買いましたね。もう30年近くになる「東京都杉並区」の住民としては気になる。しかし読んで、「本当に週刊誌の見出しには頭に来る」と思いました。いつも騙されるのことが分かっているのに、見出しに騙されてつい買ってしまい、「無駄なカネ、無駄な紙、そして無駄な屑」を使い、作ってしまったと思わされる。

 この記事によれば、杉並区の井草(だったかな)というところに不燃ゴミの圧縮所があるのだそうです。最近出来た。その圧縮所の近くに住む住民の間に、「太陽が黒く見える」とか「もう死にたいと思う」病が多発していて、本当に「疎開」した人もいる.....という話。もし本当だったら、それはそれで真相を究明する必要があるし、近所の方々には迷惑な話なのですが、問題にしたいのは「見出し」。だってそうでしょう。「杉並病」というからには、杉並区全体がその病に悩んでいるかのような印象を受ける。しかし、実際には杉並区のごく一部です。私は太陽が黒く見えたこともなければ、「死にたい」と思ったこともない。いつも「あれも、これもやりたい」と思っている。

 サラリーマンやOLが犯罪を犯す。必ず見出しに付くのは、「一流企業の」「エリートの」という枕言葉。どうも「杉並病」の見出しも、この域を出ないもののように思う。東京でも区名を出して売れる区と売れない区があるのかもしれない。「落ちこぼれサラリーマンが痴漢」というのと「エリート・サラリーマンが痴漢」というのとでは、全く「では買ってみよう」という気分が違ってくる。これを意識、ないし利用しようとしている。だから、週刊誌では(新聞でもそうでしょうが)、犯罪を起こした人にエリートがやたらに多い。

 しかし、問題ですね。見出しを見て買う。中身にがっかりする....の繰り返し。買う方も買う方(私みたいに)ですが、作る方の倫理はどうなってるんでしょうね。多分、週刊誌では見出し付けの一番うまいのが、一番出世するのでは.....。
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 先にアメリカン・オンラインにベータテスターとして参加していると書きましたが、メールは「ycaster@japan.aol.com」でお願いしたいと思います。「ycaster@aol.com」でも届くのですが、世界中を回ってくるのか、もの凄く遅くなり、しかも日本語を表示できない。もっとも、私もベータテスターとしては参加していますが、正式にAOLと契約するかどうかはまだ決めてない。今まで使った範囲では、決定的に入会を決意させる材料は出ていない。

 パソコンに「all in one」と言われる機種があるのですが、どうもAOLはパソ通業者兼プロバイダー・サービスのそれのような気がする。中に入ると、ニューヨーク・タイムズもスポーツ・ニュースもあると結構品揃えは英語版について言えば揃っている。メールの到着を音声で知らせてくれるとか、面白い機能もある。パソ通とインターネットがほぼシームレスになっているのも良い。しかし、個々のサービス(新聞社との契約)を既にしている人間にとってAOLが決定的に重要かどうかは、今後の課題のような気がします。特に日本語版については、どんな品揃えが出来るか、料金がどうなるか、が非常に重要になると思います。
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 4月に入ってから、ホームページを既に持っているか、もちたいと思っている人である程度基礎知識のある人を集めた会合(パーティー ?)を我が家で開こうと思っています。はい、杉並区です。出来上がりは同じようでも、作るプロセスは随分と違うんだと思うんです。人によって。HTMLの書き方一つにしても。結構変なところで、お互いに回り道して作っているケースもあるかもしれない。ちょっとお互いに作り方を公表しあえば、「なんだ」というのがあると思うんです。

 私としては、マック系の人たちがどうやってホームページを作っているのか知りたいんですね。どんな言語処理をしているか。手順はどうか。ウーン、日にちを決めましょう。4月12日。昼頃から夕方まで。適宜集まって、ワインでも飲んで、情報交換して解散。興味ある方はメール下さい。むろん、「informal」です。具体的に情報交換したいのは、

  1. htmlの書き方と処理の仕方(どんなソフトを使っているかを含めて、その秘策)
  2. 画像処理の手法と、軽量化について
  3. プロバイダーへのデータ転送に関わる手法について
  4. お互いのHPに対する意見交換
  5. その他もろもろの協力体制について
 などなど。我が家には windows マシーンは3台ありますが、マックは全くなし。出来れば、ラップトップを持参頂きたい。電源付きで。


97年03月11日(火曜日)

 3月12日の午前零時を過ぎた当たりでは、またまたニューヨークの株価が史上最高値を更新している。グリーンスパンFED議長の警告にもかかわらず、「天井知らず」といったところか。株を長くやっている人間にとってもっとも恐ろしい言葉は、「This time,it's different.」という four words だという。また、グリーンスパン議長も使っていた「unprecedented」という言葉も警戒心を呼ぶという。「今度は違うんだから」と誘われれば、よけい心配になるということだろう。

 しかし、皆がそうして懸念しているにも関わらず、それでも株が上がると言うことについては、やはり何らかの理由付け、背景が必要だろう。グリーンスパン議長も、株価が新時代に入った可能性を全く否定している訳ではない。(3月10日のNews and analysis参照(今週の金曜日以降でこのdiaryを読む人は、日付でリトリーブして下さい)。

 では、どんな可能性があり、理由付けがありうるのか。ちょっと自分でも頭をまとめる意味であちこちからファクターを拾ってくると、以下の通りである。

  1. 人口動態。アメリカのベビーブーマー世代は1950年から1964年までと日本よりよほど長いが、彼らが一斉に老後の蓄えを始めており、その蓄えを株式投信に入れている。その規模たるや膨大で、2月だけで240億ドルに達した。確かに、アメリカの株式市場には資金が流入している
  2. P/E ratiosも高いし、配当利回りも低いのに株が上がり続けているのは、企業や投資家が賢くなったからだ。企業は、税引後の利益から再び投資家が税金を取られる配当で支払うよりも、新たな設備投資や、そうでなければ株式買い戻しに資金を使っている。実際のところ、米企業の収益は1991年以来、配当に比して3倍のペースで増加している。としたら、「今のアナリストの収益見通しが正しいとしたら、現在のニューヨークの株のvaluationが間違っているとは言い切れない」というグリーンスパン議長の言葉にも意味がある
  3. 投資家は、実は株式投資が非常に高い利回りを生んできたことを知っている。1805年から見ると、株式投資の実質利回りは8%に達するという。名目ベースには、これにインフレ率が加わるから、現在なら名目利回りは11%近く。これは、債券の利回りよりずっと高いし、ある調査によれば、株を20年持っていることが出来れば、株は債券と同じくらい「安全」だという。投資家は、こうした株の実績を知っている可能性がある
 アメリカの市場は、確かにそういう面があるかもしれない。しかし、その上げのスピードはどうか。いくら「スピードの経済」と言っても、速すぎることはないのか。グリーンスパンもそれを心配しているように見える。またアメリカは別としても、他の市場では説明しきれない問題が残ります。ニューヨークの株高を受けて、ヨーロッパの株も、特にドイツの株も新高値を追っている。これは、ヨーロッパ企業の収益力、株に対する姿勢(株の買い戻しなどを含めた)から見て、妥当なのかどうか。ただ、アメリカから資金が流入しているだけか。相場的に言うと、まだ株価の先行きに皆が「懸念」を残し、買い切れない人がいるから上がるという説明は可能である。

 以上の説明以外にも、@市場経済のスパンが広がった(企業は世界中の消費者を相手に商売が出来る) A企業経営の効率性が上がった(技術革新の成果)−−などが、「株価新時代」の論拠か。私にも実はよく分からないのですが、ポイントとしては「企業収益が今後も高水準を続けられるかどうか」「株を買う人のレベル、動機がむしろ短期的に偏らないかどうか」のような気がします。もし、「老後の蓄え」という意味で株式市場に着実な資金が流れ込んでいるのなら、それはあまり問題ないし、P/E ratiosを急上昇させるような収益の急減がなければ、今の株価にも問題がないような気がする。短期的な資金が相場を無理な形で押し上げ始めたら、それは危険信号です。まあ、この問題はネット上にもたくさんいる株の専門家に聞きたい。
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 cyberな関係で面白い記事は、以下の二つです。ネットスケープとマイクロソフトのブラウザ戦争と、インターネットが一段とテレビに近づくという話。アメリカン・オンラインのテストは続けていますが、ブラウザとしては netscape や explorer よりかなり遅いのに気づきました。ちょっと気になる。


97年03月10日(月曜日)

 今日は初めて、全世界で700万人の会員を持つと言われる「アメリカン・オンライン」(AOL)にアクセスしました。AOLが日本に進出するというので、「テスター」を申し入れていたんです。「テスター」とは、試しに使ってみていろいろ意見を言う人です。素直に認めてもらって、出張中にテスター用の CD-ROM が送られてきていたんですね。それを今日初めて使って、オンライン接続したというわけ。

 オンラインにちょっと時間を食いました。というのは、ISDN接続しようとしたところ、つながらない。どうしてかと聞いたら、「まだISDN対応していない」とのこと。困ったなと思っていたら、いい方法がありました。AOLの方を、「TCP/IP」接続にするのです。まず、プロバイダーに ISDN でネットワーク接続しておいて、アメリカン・オンラインのブラウザ(っていうのか知りませんが)をかぶせる形。サインアップも楽で、簡単につながりました。

 使ってみたと言っても、まだほんの入り口のところだと思います。しかも、日本語版は「UNDER CONSTRUCTION」がやたらと多い。ですから、本当の良さは分からないのだと思いますが、第一印象は「絵が綺麗だ」というものです。日本のNiftyserveと比べると、そのカラフルさは突出している。インターネットとの境目も非常にスムーズで、複雑な操作なしでインターネットに入っていけます。また、インターネットの「ホーム」を自分の好きなページに設定できるのもブラウザと同じ。

 不十分だとはいえ、日本語のサービスもかなり入ってきていて、日経の「レストラン情報」などは結構充実している。私の行き付けの店もいくつか載っていて、好感が持てました。チャットも既に活発にやっていましたね。ただし、英語で。英語のチャットにはちょっと参加する気がしない。面白いのは、Niftyserveでもそうなのかもしれませんが、今チャットで喋っている特定の参加者に、短いメッセージを送れること。希望すれば、参加者は自分のプロファイルを登録しておいて、それを誰にでも公開できる点。「この人は面白い」と思ったら、チャットを抜けて個別接触ということが出来るのです。今その相手がONLINEかどうかも調べられる。

 日本語はさておき、AOLでは英語のバージョンのコンテンツはかなり揃っているのではないでしょうか。これは、もう既にアメリカやカナダで長く使っている人に教えていただきたい。どんなコンテンツが見物か。ホームを見ると、あまり変わったものはなさそうですが、アメリカのネットワークの代表格ですから、それなりきに内容は揃っているのでしょう。日本での正式オープンが何時になるかは知りませんが、それまでにテスターとして色々なことが分かりそうです。機会があれば、報告しましょう。これはAOLサイドで揃っているマシーンの性能がまだ低いからかもしれませんが、AOL JAPAN はレスポンスがちょっと遅い。それが気になりました。
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 出張中に送られてきた CD-ROM はもう一枚あって、それはMSN(マイクロソフト・ネットワーク)からのもの。これも回してみましたが、いかに MSN が面白いかの宣伝。と同時に入会を勧誘したもの。それを意識してかどうか知りませんが、やはりMSNとしてもAOLの進出は気になっているのでしょう。日本という市場で、MSNとAOLの戦争(?)が始まったというわけ。これを迎え打つ日本勢はいかに。AOLからは早速メールアドレスを取得しました。「Ycaster@aol.com」と従来のインターネットメール・アドレス「ycaster@gol.com」と極めて似ている。今日実験してみましたが、「Ycaster@japan.aol.com」でも、「Ycaster@aol.com」でもどっちでもメールは届くみたいですな。
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 マイクロソフトの製品では、MSNよりもexplorer 4.0に注目しています。今週火曜日に発表される。これに関する記事は、今日のニューヨーク・タイムズのcybertimesに載っていましたが、今回発表されるのは test copy。ネットスケープがナビゲーターのbeta版を公表して、広く意見を求めるようなものです。マイクロソフトのサイトにも説明がある。

 今回の IE4.0はブラウザというよりPLATFORMに、つまりOSに近い物になりそうだという。つまり、ネットとPCの限りない接近を画策した結果、ブラウザの機能の中に、PCのソフトウエアを動かす機能まで埋め込んだ形のもの。この結果、使い勝手がかなり難しくなったという説も流れている。まあ、どんなものが出てくるかのお楽しみと言うことでしょう。
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 今見たnandoのビジネス・ニュースには面白い話が載っていますね。シュピーゲルの特ダネらしい。ドイツが密かに高度技術情報をスパイしていたアメリカの外交官を追放した、というもの。それによるとこのスパイは、ドイツ経済省の高官(複数)を高度技術プロジェクトに関して、情報を流すよう働きかけたという。冷戦の最中には、ドイツは東側に対するアメリカの諜報活動の最前線だった。冷戦が終わり、軍事に関する活動が下火になるにつれてアメリカの諜報活動の対象はかつての友邦国のハイテク情報に移っていた。フランスなどは、アメリカのスパイ活動に極めて神経質。日本でも、アメリカさんは活躍していそうですな。


97年03月09日(日曜日)

 私も忘れていたのですが、Ms96さんのメールではっと思い出しました。6日に正式オープンとなった英国王室のオフィシャル・サイト「The British Monarchy」のURLは http://www.royal.gov.ukです。しかし、何か調子が悪いのですね。今日一日見に行ってもまともに見れたためしがない。オープン間もなくて、ヒットが重なりサーバーがおかしくなっているのか、レスポンスは遅いし、GIFやJPEGがうまく出ない。ちょっと期待はずれですな。

 さんざんじらされたURLは、「http://www.royal.gov.uk」という予想の範囲を出ないもの。やはり、「royal」を使ってきましたか。あまり予想外じゃないですね。気をもたせた割には。この「女王様の web site」に関しては、今日のcybertimesに面白い記事が載っていました。「公式サイド」については、まだ中身もよく見れていないのであまり先入観でものを言うのは危険ですが、多分それほど面白くはないでしょうな。例えば、ダイアナについては殆ど載っていないでしょうし、チャールズとかの有名な女性に関しても文章があるとは思えない。そういう方は、別のサイトを、とニューヨーク・タイムズは述べている。
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 Netscape Communicatorのpreview2は、「1」と同じで、メール機能がどうも気にくわないですね。文字がばけてしまう。まあ、英語版を使っていますから、日本語の処理に多少の問題があるのでしょうが、preview2はドイツ語やフランス語ではもう出ているように思えました。「3」では日本語を出して欲しいものです。

 しかし、今のブラウザで十分日常の仕事が出来ると、「何を今更新しいものを」と思うことも確かですね。例えば一太郎の「8」(でしたっけ)が出て、atokが「11」になったと言っても、何か素晴らしい前進がなければあえてソフトを入れ替えようとは思わない(でも新しもの好きですから、結局時間をおかず試すのですが)。ソフトを売る方も、何が便利になって、何が出来て、どんなに楽しめるかを宣伝しなければならない時期に来ているように思います。賢いやり方は、必要がなければone versionくらい飛ばして、奇数のversionだけ買うとかというのでしょうな。
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 先週だったと思いますが、職場の若手が「伊藤さん、面白いテレビを見ました」と報告に来てくれました。それによると、アメリカでもう絶望と言われた難病の患者が奇跡的に直ったのだそうです。どうやって直ったか。ベッドサイドで、ひたすらジョーク、お笑いの類を聞かせたのだそうです。

 冗談を聞くと、一瞬頭の働きが良くなって、体の血行が良くなるのを体感したことはありません。あれが起きるんですな。で、ジョークを聞かし続けるとどうなるか。これが健康に良いんだそうですね。体を活性化して、ついには病気が直ってしまったらしい。安い直し方ですね。

 考えてみれば、当たり前でしょうか。どんな良い薬を患者に飲ませても、その患者の体が回復に必要な力、気力をみなぎらせていなかったら、薬など効くわけがない。だから、頭にも、体にも効くジョークは良いのです。「笑うかどには福来る」。どうも日本の新聞記事を読んでいても、笑える場面がない。テレビには、ばからしいのでも笑いがありますよね。というわけで、ジョークを集めいてます。何かあったら、連絡下さい。最近どなたかが教えて下さったサイトは、http://www.etla.fi/pkm/joke.htmlで、ここには結構面白い経済ジョークが入っている。ただし、英語です。


97年03月08日(土曜日)

 久しぶりに、草の上を7キロくらい歩きましたが、一日良い天気で気持ちがよかったですね。中には半袖でやっている人もしました。6ホール連続 one putt という局面もあって予想外の好調。まあ、私のスコアなどどうなるかやってみなければ分かりません。夜7時30分には、これまた「予想外の夕立」みたいな雨。一時は結構強かったが、直ぐやんだ。
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 Netscape Communicator のpreview2をダウンロードしました。「1」が3月15日までの使用期限で、最近使う度に「3月15日までが期限です」という警告が出るので、そろそろ「2」が出ているだろうと見に行ったら案の定。ちょっと時間がかかりましたが、ダウンしました。今度のベータ版は今までのネットスケープのそれと違った立ち上がりをする。まだ日本語版が出来ていなくて、米語版をダウンしました。一橋大学がダウンロード・サイトの一つに入っていました。北海道大学も。日本国内のネットスケープ製品のダウンロード・サイトは着実に増えている。

 「2」はまだ使い込んでありませんから、「1」とどう違うかはよく分かりませんが、まず違うのは立ち上がりの色調です。今までのネットスケープ特有の青緑ではなく、白基調の赤文字からなっている。あと、「何%取得完了」のところが、動画的になっていて、結構面白い。まあ、使いながら何が新しいかチェックします。
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 出張から帰ってきたら、日本銀行の長崎支店から本が送られてきていました。「アジア効果で活気づく長崎」というちょっと長い題名の本。田邊・長崎支店長とは、かねてからの勉強会仲間。本を裏を見たら、

 謹呈

  最西端から日本を眺めてみました。
  評価に値すれば、宣伝方よろしく。

 とのこと。「なんだ宣伝してほしいのか....(^_^)(^_^)」って言ってしまったら、身も蓋もない。読んでみました。経済は、マクロから見て、ミクロから見て、やっと分かる面がある。この本は、「長崎」という一地点から日本経済、アジアを見、新しい経済環境のなかで地域経済が発展できるかをわかりやすく、かつ実証的に検証している。お世辞ではなく、結構面白い。東洋経済新報社から出ています。


97年03月07日(金曜日)

 2年ぶりの神戸でしたが、「かなり復興したな」という印象でした。特に目抜き通りの店は傷跡が分からない状態になっている。店もそれぞれしっかり開いていましたし、活気も戻っている。街を歩く人も、なんとなく落ち着いているし、日中だったからでしょうが、おなかの大きい女性も多くて、ほほえましかった。

 考えてみれば、よくここまで復興したものです。2年前に来たときには地震の直後で、家々の半分は壊れ、ビルは傾いていた。道にひび割れがあり、看板は壊れていたり、傾いでいた。人通りはまばらでした。一番素早く立ち直ったのはパチンコ屋さんのように見えましたが、その他は水商売を含めて全滅していましたから、神戸の方々のご努力たるや大変なものだったのではないかと思います。

 私が行った2年前のこの時期は、電車も大阪から三ノ宮までは通じておらず、何という駅か忘れましたが、そこで降りて結構歩いて、待ってバスに乗り換えた。その時の歩いている人々の肩の力のなさ、呆然とした雰囲気、視線の下向きなこと、街全体が寡黙だったことを今でも覚えています。それに比べれば、今の状態は much betterです。

 しかし、元町商店街にしろまだ工事中のところが多く、完全に復興したとは言えない状況でした。何よりも、街の「つや」というか本当の意味の華やかさが戻っていない。神戸らしい。人も多くなったと言っても、当時よりは少ないし、街にもう一つまとまりというのが欠けている印象。街の表はともかく、一歩裏に入ると、まだ修復ならないビルなどが多く見られる。まだ、これからでしょうね。4日に関西に行く前に乗った神戸出身のタクシーの運転手の話を思い出しました。
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 さすがに映画好きの方が覚えてらっしゃいましたね。私は、3月03日のNews and analysisに書いた通り曖昧で、「Boy from Brazil」と覚えていたのですが、大阪の山本さんによればこれは「The boys from Brazil」のようです。引用しますと、

 ご無沙汰しております。ひさかたぶりにメールさせていただきます。3月3日のニュースで、クローンの話題を書かれてましたが、クローンの話で今ならさしずめ「ジュラシック・パーク」辺りが言われるところなのに、「The Boys From Brazil(邦題:ブラジルから来た少年)」が出てくるなんて、伊藤さんもやはりかなりの映画通ですね。

 1978年制作のこの映画、主演のローレンス・オリビエや音楽のジェリー・ゴールドスミスがアカデミー賞にもノミネートされたにもかかわらず、日本では劇場未公開で、全国ネットのテレビ放映も1回だけだから、日本ではどちらかというと無名の映画です。おまけにビデオ版とテレビ版では結末が違う。しかし、クローンの技術で、生物学的に全く同じコピーでも人格など生活環境に影響される後天的な要素はコピーできないと思っていたら、この映画ではヒトラーと同じ家族環境を作って養子縁組するというアイデアがクローン技術の悪用以上に恐かった。悪役をグレゴリー・ペックの演技がこれを増幅してました。

 これからは、技術だけでなく、いかに活用するかのビジョンも要求されてくるでしょう。羊や猿程度に留めてもらいたい気もします。科学者はその知的探求が第一でえてして倫理が忘れがちです。まあ、政治家や官僚の態度を見たら、世の中次第に倫理感が失われていくようで、映画以上に怖さを感じますが。

 TKS、山本さん。私がなぜ知っていたかというと、たまたまアメリカ駐在だったのですね。このころ。そして、映画のイントロか何かで今まで名前も知らなかったブラジルの国営航空会社(多分VARIG)の飛行機が着陸する場面が出てきて、そのシーンを非常に鮮明に覚えていたわけです。そう、グレゴリー・ペックの名演技は今でも思い出します。この映画が、日本で公開されなかったとは知りませんでした。でもこういう、自分が知らないことを教えてくれるメールというのは、本当にありがたい。
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 時候の話はあまり好きではないですが、今日は本当に大阪・神戸もそうでしたし、夕刻に着いた東京もあつかった。汗ばむほどでした。しかし、東京の人たちは皆結構厚いコートを来ている人が多かった。朝は寒かったのかな。このまま一直線ではいかないでしょうが、さすがに家に帰り着いたら、「まずシャワー」が欲しかった一日でした。


97年03月06日(木曜日)

 東京はどうだったか知りませんが、大阪はものすごく暖かい一日でした。午前中は車で移動している時間が長かったのですが、車の中は汗が出るくらいだった。それはそれで良かったのですが、まだオフィスは冷房が入っていない。外の暑さがそのままオフィスの中の蒸し暑さになって、空調が中途半端に行き渡るのは考え物と、思いました。

 出張に来ると良いのは、いつもは会えない人に久しぶりに会えたりすることですね。今日も5年ぶりくらいで会えた人がいて、懐かしかったですね。何でも、しばらくつきあった人に久しぶりに会えるのは良いもので、仕事を離れても「懐かしい」と思いながら会える人が出きれば、それは成功ではないでしょうか。
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 大阪の本店も、コンピューターにつながるプロジェクターがつい最近手には入ったと言うことで、ここでも完璧な形でプレゼンテーションができました。「こうしよう」と思ったら、結構その通りになるものですね。最初から要求しなければ、何も起きない。たまたま、姫路も大阪も「橋本君」というのが今回の担当をしてくれたのですが、二人とも「初めて見た」と言っていましたから、また来たお客さんも「我が社でも使おうと思っているのですが.....」という人が多かったから、POWER POINTはまだ日本では出始めということでしょうな。
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 今日のTBSテレビの「ニューズ23」には、ほぼ一時間くらい大和銀行事件の井口受刑者が出ていました。筑紫さんがアメリカに行って刑務所で取材したもの。偶然に見たのですが、いくつかの点に気が付きました。

 第一は、ニック・リーソンがBBCのインタビュー番組に出て答えていた時にも感じたのですが、マスコミはやはり「でかいことをした人間」という扱い方にどうしてもなってしまう。一種の英雄扱いですな。あえて、「取材対象」としてその人物を取り上げているわけですから、その人には何かの価値がなければならない。とすると、「1000億円も損を出した」という「普通の人にはできないことをした人間」という位置づけになって、それは結果的にその人を「犯罪者」の範疇から引き出してしまうことになる。これは、実際には自分の判断で悪事を働いたその人本人の責任を曖昧化します。

 第二に、やはり「ディーリングはおっかない」「怖い」「わけが分からない」という位置づけしかしてない。つまり、市場取引の意味が全く分かっていない。これで、日本を本当に「市場経済の国」にしようという力がマスコミから生まれるだろうかと思うわけです。マスコミは一方では、日本を規制のない「市場経済の国」にしようと主張している。しかし、これは今年初めのNHKの番組に対する意見(12月13日のDIARY参照)の中でも言ったのですが、一方では「市場は本当に信頼できるのだろうか」「日本人は市場経済にあっているのだろうか」と自問自答しているように見える。

 第三に、経済行為というのは基本的には「一種の賭」だということが分かっていない。むろん種類は違います。しかし、例えば自動車メーカーが新しい車の仕様を決めてその車を生産することにしたとする。しかし、その車が確実に売れるという保証はあるわけではない。やはりこれは商行為としては「賭」です。車種の選択を間違えば、メーカーにはやはり多額の損失が生まれる。それは、相場予想を間違ったディーラーの損とどう違うのか。皆で結論を出しているから、全く問題にされないのか。ゲームソフトもそうです。作るときは、売れるかどうか、子供に受けるかどうかはかなりの部分不明です。タマごっちを作った人が、これだけ人気が出ると予想していたということはなかったでしょう。

 「わたしがベアリングズ銀行をつぶした」(新潮社)の最後の解説の部分にも書いたのですが、「市場経済」の持つ意味、それに参加する人間の責任、そしてあるべき管理の姿については、もうちょっとバランスのとれた見方が一般的になってほしいものです。今は、どう見てもバランスがとれていない。あちこちでアイデアが一貫せずに、つぎっこはぎっこになっている。


97年03月05日(水曜日)

 姫路から大阪に移りましたが、姫路は静かな街でしたね。夜8時頃になると、商店が次々に閉まる。パチンコ屋も10時で終わりだという。東京は大体11時までやっているから、1時間は早い。しかし、地方の中核都市というのは良い事もあります。一応のモノは揃っている、そして静かです。こういうタイプの街が好きな人もいるでしょう。それに姫路について言えば、神戸、大阪などには近い。物価は全般に安い。姫路は大体高校も神戸に行く人が多いとのことでした。

 姫路から大阪に移るのには、新幹線を避けて「快速」で移動しました。新幹線で45分、快速で60分ですから、ほとんど変わらない。神戸や三ノ宮を通って、2年前に見た神戸がどう変わっているか見たかったのですが、講演をしてパーティーをしていたら、暗くなってあまり分からなかった。しかし、色々な人の話を総合すると、ちょっと目には「普通」に戻ったそうです。しかし、地面そのものがゆがんでいますから、一見普通に戻っていても、中は結構大変ではないでしょうか。まだ完全復調には、時間がかかりそうです。

 姫路の講演会は、若手数人が手配を完璧にしてくれて、大きなプロジェクターに私が作ったPPTファイルを写すことによって、うまく行きました。驚いたのは、プロジェクターというのは専門の設置会社(リース会社)があるのだそうです。いろいろ商売がある。
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 大阪は、今回は難波にホテルを取りました。南海サウス・タワー・ホテル。難波の真ん中にある。大阪では、難波が一番好きですね。ちょっと街は猥雑な感じがしますが、その分活気がある。活気が一番ですよね。帝国ホテルも、ホテル・ニューオータニもちょっと出かけるにも不便なところにある。その点、サウス・タワーは便利です。

 大阪に来ると、必ず行ってします「お好み焼き屋」があって、それも難波にあるんですが、何と言っても大阪の味はお好み焼きですな。お好み焼きというと、広島方式もあるのですが、どちらかと言えば大阪スタイルが良い。これは好みの問題ですが。大阪では、まだ鯨の肉が食べられる。これも、結構うまい。
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 今日のWBSによれば、NTTが32kでつながるPHSを発売したそうですね。私は出張するときは、普段使っている移動電話をターミナルアダプターにつないで通信をしているのですが、9.6Kですから遅い。お金もかかる。32Kが出てくれば、それは使えると思います。ただし、NTTの移動電話は日本のほぼどこでも使えますが、PHSはどうでしょうか。まだ、カバーエリアに疑問が残る。この点だけですね。

 ホテルも、徐々に体制が整ってきました。私のバッグを持ったホテルマンが直ちに中にパソコンが入っていることを感じ取って、「通信はしますか....」と聞いてきた。このホテルは机の隣に┥゙ャックが特別に用意されている。移動電話で通信をする前は、┥゙ャックを探したものです。しかし、「O」発信になっているところは、トラブルが多くて使えない。ですから、┥゙ャック対応の通信機器をもって移動するのは止めてしまった。PHSが使えることが分かれば、回線電話と料金が接近しますから、ますますホテルの電話ジャックを使う顧客は少なくなるでしょう。商売は難しい。


97年03月04日(火曜日)

 姫路に向かう新幹線の中でこれを書いていますが、世の中狭いと思いますね。というのも、今朝乗ったタクシーの運転手と話をしていたら、出身が神戸だと言うんです。神戸と姫路は目と鼻の先。話を聞いたら、本当にそんなことがあるのかと言うほど、珍しい体験をなさっている。

 神戸で鉄工所をやっていたらしいのです。鉄材の加工。しかし、バブルの最中は資金がいくらでも手当できたことから、設備投資に走ったそうなんです。でも、走ったのはその方ばかりではなかった。バブルがはじけてみると、残ったのは過剰設備。そして、結末としての倒産。財産をすべて失ったそうです。家計を立て直すために、タクシー会社に就職し、借家をし、家財を揃え。3ヶ月半が経過。そこで、今度は地震。またまたすべてを失って、神戸をあきらめ、東京でタクシーの運転手をし始めたとのこと。あるんですねえ、こんな話が。

 でも、神戸で3ヶ月半タクシーの運転手をしていたことが、「経験者」ということで、東京での就職に大いに役立ったのだそうです。「私らの歳では、タクシーの運転手くらいしかないですから」とその方。息子さんは二人いて、東京の大学を出てサラリーマンをしていて、その二方は大丈夫。娘さんと奥さんは、旦那について東京に来ているそうです。神戸には、一昨年の2月末だったと思いますが、伺いました。本当に生々しかった。なにせ、地面がゆがんでいるのだから、中途半端ではない。今回も、時間があったらちょっと寄りたいと思います。とにかく、神戸の方にはがんばって欲しい。
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 姫路、大阪では正式な講演会は二度やります。二度とも、「今回はpower pointを使うんで、手配よろしく」とこちらから要求しました。そうすると、支店の担当者が走り回るんですね。まず、power pointを知らない人は、「それは何か ?」から勉強しなければならない。次にパソコンの手配、プロジェクターの用意。そして、使い方。姫路の場合は、ホテルが貸してくれることで決着が付いたらしい。大阪でも、ntが走るパソコンをどこかから見つけてきたという。「これでやりたい」と言って、向こうが「ちょっと」といって引っ込んでいたのでは話にならない。こっちが妥協したら、ちっとも前進しない。

 だって支店の若い連中にも、良い勉強になると思いますよ。(^_^)(^_^)。「あの時難しいことを言われて走り回ったのが、あとで役立ちました」と将来言ってもらえればokです。power pointが抜群のプレゼンテーション・ツールかどうかは分からないところがある。しかし、新しいものを取り入れるという気風だけは残しておきたい。こうやって裾野を広げていかないと......と思っています。power pointで作ったファイルは、あとでいかようにも再利用できる。使い方にとっては、便利です。小生の講演会の幹事をやった若手は、将来きっとpower pointが使いこなせるようになるのではないでしょうか。"(^_^;)"
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 ところで、私が新幹線に東京駅で乗ったのが12時35分。それから10数分後に車内放送があって、熱海で地震で熱海と伊東の間が「不通」になっているという。ただし、新幹線がどうなるかは言わなかった。焦ってましたね。ツアー・コンダクターが。車掌さんのところに走ってきていた。どうなるのか、と。

 一つ発見があって、面白かった。新幹線の中では大体イアホンで音楽を聞いているのですが、今回は地震だというのでNHKのラジオを聞いた。少なくとも鉄道の運行状況に関する放送は、新幹線の車内放送の方が、NHKの放送より早い。多分JRは、まず社内に情報を流し、その次に外に向けて発信しているのでしょう。

 結局、新幹線は一分の遅れもなく名古屋に着いて、姫路も時刻通り。これだけ新幹線に乗っているのに、閉じこめられたこともなければ、時間遅延にあったこともない。今回は「1時間遅れか」と覚悟したのですが。
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 昨日紹介した長銀の館林さんのページには何人かの方が訪れて下さったようですね。ついでにメールも。アメリカの情報は、英語情報もそうですが結構揃っている。最近「ないな」と思うのは、例えば欧州の債券などに関する情報が少ない。カナダ、オーストラリアなどもありそうで、結構痒いところに手が届かないケースがある。つまり、情報が少ない。色々な方がホームページを開くことを期待したいと思います。色々なテーマで。


97年03月03日(月曜日)

 何かこう目がしばしばして、鼻がルーズな感じがしますね。目も赤いような気がする。街を歩いても、オフィスの中にも、ウサギさんがいっぱい。外を歩くと、でかいマスクをして歩いている人もけっこういる。目にも見えないような花粉に人間がやられるんだから、自然界の力は恐ろしい。肝炎もウィルスが原因という。そのウィルスが、逆に次々に抗体を作って新種に変化しているというのも不気味ですね。一方では、クローンの話も出てきているし。一言で言ってしまえば、やはり人間のクローンはやめるべきでしょう。全く同じ人間が何人もできるのは、やはり許せない。

 ところで、大蔵省が新しく作った税関ホームページのurlは、今日の午前中に判明しました。http://www.mof.go.jp/~customs/です。同省の知り合いに電話して聞いたり、聞いた後はチルダ(~)がうまく打てなかったりで、結構大変でした。良く知っている筈なのに、どこか一つおかしくなると、面倒なことになるのが~です。読み方を知らない人が多くて、「あのにょろにょろとしているやつ」というのが多い。
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 私のホームページのフロントを設計してくれたCielのデザインがまた変わりました。ここの和田ちゃんは、毎月新しいデザインをアップしていて、楽しめます。今月のは、2月までのウェディングの雰囲気のものとまた違って、遊園地感覚。インターネットがデザインの分野でどの辺までの事が出来るようになったかを知るのに非常に便利なページです。

 ページといえば、昨日ですかカナダのトロントから以下のメール。

 カナダのトロントに駐在しています、舘林(日本長期信用銀行トロント駐在員事務所)と申します。いつもページを拝読させていただいております。本当に貴重で、鋭い分析を公開していただき、ありがとうございます。

 さてこの度、「Oh Canada !! 〜 国、暮らし、ビジネス」というWWWページを開設しました。URLは、http://www3.sympatico.ca/makoto.tatebayashiです。ここの、トロント駐在員向けリンク集に、伊藤様のページをリンクさせていただきました。ご承認いただければ、幸いです。"Oh Canada !!" は、私個人のページですが、カナダと関係するビジネスをされている方、カナダに投資をされている方、カナダの政治や経済、社会に関心を持っている方が、カナダに関する様々な情報にアクセスするのに便利なページをめざしています。 今後、トロントからのレポート等、ここで公開していきたいと思います。よろしければ、一度、ご覧くださいませ。

 カナダと日本という、あらゆる意味で対照的な二つの国の関わり合いを考えていただくきっかけとなれば、幸いと思っております。

 私も渡ってみましたが、綺麗なページです。私もそうだから「これが正しい態度ではないか」と思うのですが、「個人のページ」であることを前面に出せば、ホームページをもっている人間は、自分が誰であるかを明確にし、当然ながら今その人が働いている職場の事を書いていいんじゃないですかね。だって、仕事は人生の重要な一部で、自己実現の場だから、そこを曖昧にして自分のホームページを持つというのは難しいと思うんですね。「某証券会社勤務」とか、「某銀行」というのは、どうも好きじゃない。最近公開されるホームページには、職場を明記したのが多くなっている。これは、良い傾向だと思います。
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 ところでこれを書いているのは、4日の午前1時前ですが、テレビの地震速報が結構頻繁に鳴っている。伊豆の群発地震の関係でしょうが、0時45分くらいに東京も揺れる地震がありました。地震はやはり不気味ですね。大事にならなければ良いのですが。明日は、新幹線に乗って姫路まで行きますが、新幹線が止まったら一大事です。  


97年03月02日(日曜日)

 空気が「ぬくい」感じになってきましたね。わかりますかね、「ぬくい」というのが。なま暖かいという意味ですが、風が強くても暖かさが感じられるものになってきた。梅が咲き、花もいろいろ出てきた。特にこの一両日は、お雛様の直前と言うこともあって。お見舞いの果物を買いに入ったスーパーも、華やかでした。鼻をマスクなどで押さえている人の数も増えてきましたけど。

 日中は、先週末風邪を悪化させて行けなかった弟のお見舞いに行きました。調布まで。駅の直ぐ近くの病院に入っている。元気でしたな。本人も嫁さんも。本人が「おいしい病気」と言っているから、そうなんでしょう。何が悪かったかって、やはり赴任先のインドネシアで生牡蠣を食べたのがいけなかったらしい。しばらくして疲れやすくなって、食欲がなくなり、その他いろいろなところに明確な変化が出たという。

 たまたまその直後に帰国できたのが、ラッキーでした。向こうで入院する人も多いらしい。言葉がよく通じない入院は本人も大変だし、家族も不安です。要するに、安静にして寝ていれば良いらしい。おいしいものを食べて。もっとも、色々な数値が下がってきたから、「良かった」と言っていられるだけで、数値が上がり続けたら劇症肝炎になっていた可能性もあるという。慢性にさえならなければ抗体が出来て、万事okとなるらしい。綺麗な病院でした。自分がつとめている建設会社が作った直後の。
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 行きは新宿から京王線の「特急」で行きましたが、帰りは調布駅の北口に出て、三鷹通りを通ってJRの三鷹駅に抜けました。まず「調布」は変わりましたな。パルコなんぞができて、その上にCrestonとかいうホテルも出来ていた。乗ったタクシーの運転手に、「変わったね」と言ったら、「パルコが出来た4〜5年前から変わりました」と言ってましたな。この駅は、25年前くらいから知っていますが、最近は10年くらい行ってなかった。

 「三鷹通り」というのは、都内でも好きな道路に入りますね。調布から言うと、まず深大寺があって、その次に神代植物園があって、その次には科学技術庁の航空宇宙技術研究所がある。二本左の道に行くと、ICUがあって、要するに春もの凄く綺麗な道、地域なんですな。タクシーの運転手が、「まだ田舎ですから...」と言ってましたが、蕎麦も美味しいし、弟の結婚式は嫁さんがICUで、その構内でやったのですが、桜が満開の時期でそれはもう綺麗だったのを覚えています。科学技術庁の航空宇宙研究所も桜に囲まれている。もうしばらくすると、あの辺は綺麗になります。そういえば、内藤君は調布だった。
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 土曜日の夜久しぶりに中学の友達から電話があって、「商品先物取引で困っている」という話。長野県の諏訪で会社をやっているのですが、薦められて去年から「もろこし」の先物をやっているらしい。買いから入ったらやられますわな。どかんと下がっているんだから。聞いたら結構つぎ込んでいる。彼の言い分によれば、「やめたくても、やめさせてくれない」と。

 彼の場合はよく調べないといけないのですが、オレンジもそうだし、KKCもそうですが、どうして「自己責任」にほど遠いような投資をする人が多いんでしょうかね。言い寄る方もうまいんでしょう。でも、「うまい話には注意しろ」とあれほど聞いている筈なのに、人間は「知識」で分かっていても、「知」がやはり働かないんでしょうかね。中学の友人のケースは、双方の言い分を聞いてみなければ分かりません。商品先物会社といっても、いっぱいある。株まで上場して、近代的な会社への脱皮をトライしているところもある。どの業界も一概には言えない。個人投資家も一概には言えないのですが、同じような事件が繰り返されると、「人間は合理的な存在である」という経済学の前提までが「やはりおかしいのではないか」と思えてきます。


97年03月01日(土曜日)

 今日から、3月ですか。暖かい一日でした。暖房は夜まで必要なし。しかし、風が強かったですな。暖房しなくても、部屋の温度は20度近くあった。これでは、暖房はいらない。3月はもう結構予定が入っている。来週は火曜日から出張で、姫路、大阪に行きます。ちょっと長い。火曜日に出て、金曜日まで。ゴルフも何かしら知らないうちに3回も入っている。今年はまだ一回しかやってませんから、どんなプレーになるやら。楽しいゴルフをしたいですな。
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 今日金曜日のヘラトリを読んでいたら、ついにイギリスの女王様がインターネットにホームページを持つと書いたありました。一面の右下の記事。スタートは、3月6日。王政、王室構成メンバーの履歴、各種王室所蔵品などについての文章、旅行者案内、記者発表などがその内容になるという。ただし、e-mail機能は持たせず、今でも一日に200〜300通のメールをもらう女王が、e-mailに答えることはないという。

 でも興味があるのは、そのURLですよね。「http://www.royal.co.uk」、ウーン「co」はないな。それとも「http://www.royal.com」とか。これは、賭が成立しそうですな。「It will be a surprise !」ですと。日本の皇室がホームページを持ったら、結構アクセスがあるのではないでしょうか。「アメリカ人がカネで買えないものはなにか....?」という質問に対して、一番皆が納得する答えは、「王室」だそうですから、イギリス王室、日本の皇室がホームページを持ったら、それはアメリカが持ちたくても絶対持てないものになる。

 料理の歴史もそうですが、またマナーもそうですが、伝搬のもとは結構かつての最高権力者にある。18世紀まで手で食事をしていたヨーロッパの連中がナイフ、フォークを使うようになったのは、フランス王室がそうしたからだというのがもっぱらの定説です。だとしたら、イギリス王室がインターネットを取り入れたということは、他のヨーロッパの王室、マスコミに伝搬して、ヨーロッパにおけるインターネット普及の一大拠点になるかもしれない。面白そう。もっとも北欧は今でも、インターネットの一大拠点ですが。
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 ところで、今日また新しいホームページが一つスタートしました。私のFriendsのコーナーに論文を載せいている「しら」さんがついに自分のホームページを。FKINYUの方は彼をご存じだと思います。冷静沈着。物価のプロですな。ページのトーンにもよくそれが表れている。おめでとう。\(^o^)/

 あと残る homeless は、彼と彼と彼女と彼女か。ウーン。「作る」と言った奴で「作ってない」奴は実行力不足かな。

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